WBC ダルビッシュに見る自信と謙虚
今回は、敬語クイズの2回目を、と思っていたのですが、、、。
ちょっと脇道に逸れてみたいと思います。
世はWBC、WBCと大騒ぎで、なんと視聴率は40%を超え、経済ニュースを見ていても流れてくる。しかし私はスポーツ音痴で、やるのも苦手なら観戦もしない。
そんな私がニュースでダルビッシュのインタビューを見て感動した。
録画していなかったのでうろ覚えで恐縮だが、こんなことを言っていた。
謙虚に学ぶ
ダルビッシュは今回の侍ジャパンで最年長と聞く。大谷といえば、ダルビッシュからみれば、自分がトップスターになった頃にデビューした若輩者のはずだ。その大谷から、引退も視野に入ってきたダルビッシュが学ぼうというのだ。
「後生畏るべし」という言葉を地で行くその姿勢に、身の引き締まる思いがした。
そして、少し検索をしてみれば、実は21歳の頃の大谷に、自身の知識を伝えていたことも分かった。そして、自身が苦労してつかみ取った知識を惜しげもなく伝えていくのにはダルビッシュの考え方があるようだ。
それが、以下の記事に載っていたので引用したい。
全体に奉仕する
言っておくが(いや、私が偉そうに言うことではないが)、ダルビッシュは、個人成績を上げるために大谷の食事からも学ぼうとしているのだ。そこまで勉強し、恐らくは一般人には想像もつかない努力したうえで、個人成績など大したことではないと言っているのだ。
自分個人の成功を目標に置いていないからこそ、いくら勝利を上げようとも謙虚でいられるのだろうか。
事実をありのままに見つめる姿勢
自信家というと、傲慢な鼻持ちならない人というイメージがあるかもしれないが、自信と傲慢は全く違う。
自信の裏返しは謙虚であり、この二つはコインの裏表にすぎない。
どちらも、自分の目で物事を見て、見えた事実をありのままに受け入れる。
傲慢な人や卑屈な人は、見たくないものを認めない。
謙虚というのは、自分を成長するもの未熟なものとして捉える姿勢や、全体の中で存在させてもらっている自分という認識を持つことであり、自信とは、そんな自分を実際以上のものとしても実際以下のものとしても見ないことだ。
本当にプロというものはすごい。
そう思った。
世界一奪還、やってくれましたね!
それでは、また。
世界や自分自身をどのような言葉で認識するかで生き方が変わるなら、敬意を込めた敬語をお互いに使えば働きやすい職場ぐらい簡単にできるんじゃないか。そんな夢を追いかけています。