人に勧められて『国語入試問題必勝法』を読んだ。もちろん受験生にも役立つが(嘘!)、大人が読んでも十分面白い。パスティーシュ文学を確立した清水義範は、この本に収録された『人間の風景』の中で4人の文体を想像(創造?)して真似る。自身の客観視と柔軟さがなせる技に、惚れ惚れしながら笑う。
国語入試問題必勝法

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世界や自分自身をどのような言葉で認識するかで生き方が変わるなら、敬意を込めた敬語をお互いに使えば働きやすい職場ぐらい簡単にできるんじゃないか。そんな夢を追いかけています。