見出し画像

買ってきた古本:寺山修司著『さよならの城』

いつも通りかかると閉まっていることの多い高知の古本屋『ぶっくいん高知 古書部( https://bookinkochikoshobu.com )にはじめて入った。
いい意味でヤバい品揃えなのがわかった。美術系が充実していて他で見たよりかなり安い印象だった。そこで見つけた一冊が寺山修司著『さよならの城』

表紙をめくるとたまらないイラストが。

表紙から今の時代には存在しない雰囲気であったが、本の中もすごかった。

本だが、本を越えた存在を感じる。
目次を見てるだけで躍動する。
横書きであって縦書きでもある。
左はカードが貼り付けてある。手作りなのか。
2023年現在で57年前の本。

イラストは宇野亜喜良さん。
ページをめくると発見があるような、読むだけでなく感じる本。
文字のハンコをひとつひとつ並べて、原盤から印刷してた時代の本であろう。一冊一冊念が入っているような感じがして痺れます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?