見出し画像

自分は「経営者」ではなかった。コーチングを学んだ、44歳の劇的ビフォーアフター。

こんにちは!深石 圭と申します。
私は現在、Mindset Coaching Academy(MCA)第10期生として、プロコーチになるためのコーチングプログラムを受講しています。

このプログラムでは、前半と後半の2部構成になっており、前半3ヶ月は、まず自分自身がコーチング理論を実践して人生やキャリアを前進・進歩させていく【自己適用】の期間となります。そして、後半3ヶ月は自己適用で劇的に変化した自分の実体験も踏まえて、クライアントにコーチングセッションを実践していく期間となります。

実際、このコーチング理論を【自己適用】したら、自分の想像をはるかに超える劇的な変化が起こったので、その過程を赤裸々に書いていきたいと思います。

(赤裸々に書きすぎたら少し長くなってしまいました。。最後までお読みいただけたら嬉しい限りです。)

体験セッションのモニター募集中です!お申込はこちらから!


1.コーチング理論の自己適用で起きた劇的な変化とは?

①MCAに入る前の状況とは?

まず、そもそも「なぜMCAを受講しようと思ったのか」という理由をお伝えすると、2024年の「新たな挑戦」として何か新しい世界や知見に触れることをしたかった。これが1つ目の理由で「プロコーチになる」ことを2024年の目標の一つに設定していました。

そして、2つ目の理由は、現在、私自身は組織コンサルティング会社の代表を務めており、そして、現役のコンサルタントとしても活動していますが、過去~現在に至るまで100社以上のクライアント企業様を担当してきた中で、組織課題を本質的に解決するためには、「コンサルティング」というアプローチに加え、「コーチング」というアプローチも掛け合わせることが本物の組織づくりを実現するために必須だと強く思い、コーチングプログラムを受講することにしました。

コンサルティングとコーチングの掛け合わせ=本質的な組織開発

②コーチとの1on1セッションで起きた衝撃の出来事。

そして、いよいよコーチングプログラムがスタート。先述の通り、まず前半3ヶ月は【自己適用】の期間となり、メンター(コーチ)との1on1を通じて、自分自身のマインドやビリーフ(信念)と向き合っていきます。

特に、これまでの人生44年間、そして、社会人になって20年間で、知らず知らずの内に私のマインドやビリーフは凝り固まっていました。(ちなみに、セッション前の私は、下記のようなビリーフがこびりついていました)

■自分を認めてしまったら、成長が止まる。
■他の人を頼ることは、甘え(悪)である。
■自分ができることは、他者でもできる。
■自分を認めず、否定した方が、成長できる。
■苦しさ、辛さ、しんどさの先に成長がある。
■苦しいことでも、辛いことでも、やらねばならないことで成果を出すことが、ビジネスパーソンの使命であり美学。
■経営者は、完全無欠な存在でなければならない。
■経営者は、弱みを見せたり誰かに頼ったら負けである。
■何か偉業を成し遂げたわけでもない自分は何者でもない。 etc

そして、このマインドや認知エラーになっている部分を、コーチがロジカルに「謎解き」や「紐解き」をしてくれたおかげで、自分自身の本来の姿やアイデンティティが明確になりました。上記にも書いた通り、「自分とは何者なのか?」という問いに自分でも明確な答えを出せないまま44年間生きてきましたが、それがコーチとのセッションで明確になった瞬間の衝撃や喜びは今でも鮮明に覚えていますし、一生忘れることはありません。

具体的には、まず下記の2つをコーチと共に特定しました。

①自分が本当にやりたいこと(好きなこと)や本来持っている欲求。
(これを「want to」と言います※1)

②過去から現在にかけて社会や組織に提供している自分独自の機能。
(好きで得意で役に立って報酬を得ている独自機能を「職業機能」と言います※2)

※1 want toとは?
誰かに止められても(権威に逆らってでも)やってしまうこと。時間を忘れて夢中で没入してしまうこと。好きでやりたいこと。本来の欲求。

※2 職業機能とは?
自分自身が社会に対して提供している機能。課長とか部長という役職ではなく、課題解決に導くコンサルタント、全体を指揮・監督するディレクター、などという機能のこと。

セッション前は、とにかく自分を認めることができなかった(認めたら成長が止まると思っていたので)し、世の中には優秀な経営者がゴロゴロいる中で、自分なんてまだまだ大した実績も出せていないし何者でもないという意識がすごく強くありました。だからこそ、その差分を埋めるために、苦しいけど、しんどいけど、自分がやるべきことや求められていること(have to)を全うすることがビジネスにおいて何よりも重要であると思っていました。

しかし、コーチとのセッションでは、「自分が当たり前にできることは他者の当たり前ではない」「自分が本来持っている欲求や、それに基づいて社会に既に提供している強い機能がある」ということに気づかせてもらってからは、自分の特性や強みを素直に受け入れることができ、何より自分を認めることができるようになりました。これは私の中ではすごく大きな変化でしたし、自分を信じれるようになった瞬間でもありました。

want toと職業機能の特定

ちなみに、誤解されたくないので予めお伝えしておくと、スピリチュアルな要素は一切ありません。苦笑 

むしろ、感情などなく超ロジカルに、過去~現在の事実に基づいて、want toや職業機能を特定していきます。だからこそ、素直に自分を受け入れることができました。(もしスピリチュアル系なら疑念や猜疑心が勝って途中で離脱してます。汗)

ちなみに、私の「want to」と「職業機能」は下記でした(私の宝物です)。この特定をコーチが正しく導いてくれました。

want to:
課題解決、本質の体現、可能性の追求、表現したい、創り出したい。

職業機能:
本質的な課題解決へ導くための、変化の起点を創出できるコンサルティングサービスや研修プログラム、研修コンテンツの開発。(プロダクト開発者)


今現在は、経営者という役割や、現役のコンサルタント・研修講師という役割も担っていますが、私の何よりもコアな機能は、弊社が提供している全てのコンサルティングサービスや研修コンテンツを、私が全責任を持って開発しているということです。
50名や100名の壁を突破し事業成長を実現したい経営者に対して、コンサル依存にならずに自走化した組織開発をするための本質的なコンサルティングサービス及び研修コンテンツを私が開発し、弊社のコンサルタント(私も含む)がそれを提供しています。

そして、このwant toや職業機能は、新卒1社目のパナソニックでも、2社目の識学でも、キャリアを通してずっと提供してきた私独自の非常に強い機能や特性でした。なので、私の本来の機能は「プロダクト開発者」であり、その人間が経営者やコンサルタントを担っている、という表現こそが、私の本来の姿を正しく表わしています。これをしっかりと自己認識できたことが、私自身が劇的な変化を遂げる大きな起点になりました。

③セッション終盤の「ゴール設定」について。

そして、セッション終盤には、上記で明確化した職業機能に基づいた「ゴール設定」をして終わります。私の職業機能は「プロダクト開発者」であり、want toもしっかりここに内包されています。それを踏まえて、

「圭さん、ご自身の職業機能を踏まえ、これから何がしたいですか?」

とコーチが問いを立てます。私は、半年ほど前に策定した中長期計画の数字(売上や利益)をコーチに伝え、

「まずはこの中計を必達させます!」

と答えました。するとコーチからは、

「それ(中計)は、特段ゴール設定しなくても、圭さん普通に実行しますよね?」
「つまり、それは現状の延長線上であって、現状の中ですよね。」
「圭さんの職業機能を最大限に発揮して何がしたいか、です。」
「プロセスは見えなくてもいいです。現状の外のゴールを決断しましょう。」

と言われました。そうです。この「現状の外にゴール設定をする」ことが、自分自身の凝り固まったビリーフを大きく変え、そして、今まで見えていなかった(盲点になっていた)ことが見えることで、新しい価値の創造やイノベーションが自分自身に起きていくわけです。これこそがコーチングの威力であり、コーチングの本質的な価値です。

そして、私も自分の職業機能に基づく、現状の外のゴール設定をしました。それが下記となります。

ゴール設定:
50名や100名の壁を突破して事業成長したい経営者が、コンサル依存にならない自走型組織を創造・開発したいと思った時に、プリファレンスで第一想起される状態を実現し、事業や組織のバリューチェーンに則した“本質的な組織開発・組織変革”を支援するコンサルティング会社になる。(5年以内)

上記を言語化できた時は、自分の限りある命(=時間)をかけて、何としても実現したい的を遂に見つけられた!という感覚でした(want toや職業機能に裏付けされたゴールなので所有感がとてつもなく大きいです)。正直、怖さもリスクも感じています。がしかし、毎日それを考え続けて、そのプロセスに思い切り没入できる、夢中になれる、そんなゴールを手にすることができたので、今後のキャリアの大きな基軸や指針(どの山に登るのか)が明確になりました。

上記のゴールを実現することができれば、事業成長したい経営者が、本質的ではないコンサル会社を選んで、無駄な時間、無駄な投資をしてしまわないようにすることができます。私自身が目指すゴールが定まり、そのために最初に越えなければいけない峠と、そのためのファーストアクションまで明確にした段階でコーチとのセッションは終了しました。

ゴール達成に向けた、最初の峠とファーストアクション

2.職業機能に基づいたゴール設定の威力。

実際、最初の峠とそのためのファーストアクションを明確にする際、私はその期限を少し先(今から1年後)に設定しました。するとコーチから、

「最初の峠を越えるのが遅くなれば、ゴール達成も遅れます。」
「その遅れた時間、圭さんが守りたいと思っている人を守れなくなりますけど、それでいいですか?」

という問いが投げかけられます。

「そうか、、守りたい人(守れる人)が、守れなくなる。。」
「それは、自分の価値観や哲学から大きく反する。」
「であれば、もっと期限を早めてゴール実現を加速させよう!」

と、最初の峠を越える期限を1年後から半年後へと前倒しして再設定しました。これも、認知科学をベースとしたコーチング理論の一つですが、まず「決断を先にする」ことで、その後にプロセスが見えてくるようになります。(コーチング用語では、RASが発火(起動)し、スコトーマが外れる、と言います)

ですので、半ば気合い混じりだとしても、まず決断をすることが人生においてもキャリアにおいても非常に重要です。現状のプロセスを最適化することが先で、決断はその後にすればいい、という順番で決断をしている限り、新しい価値やイノベーションは生まれませんので、人生やキャリアも豊かになっていきません。

ちなみに、私が設定した最初の峠は下記です。

ゴール達成に必要な最初の峠:
「2024年12月1日(第3期の1日目)に、COOを設置する。」

まだまだ10名程度のコンサル会社で、COOを設置するなんて時期尚早だと多くの人が思うはずです。しかし、それは現状を起点とした場合の発想。そうではなく、私が設定したゴールを起点として逆算した場合、早期にCOOを設置して、組織体制の基盤固めをすることが何よりも重要になります。この最初の峠に関しても、現状のプロセスから考えていたら絶対に行き着かなかった決断でした。

なので、ゴールが明確になった途端に、そのゴール達成に必要なプロセスが私の中で次から次に見え始めました。そして、そのゴールから逆算したプロセスをとにかく一つ一つ実行する日々がそこから始まります。

例えば、

  • グループ全体の方針発表にて設定したゴールを発表。

  • 会社メンバーやパートナーに、ゴールとその意図意味を説明。

  • COO候補者と1on1を実施し、具体的なオファーを提示。

  • ゴール達成に必要な人財2名の採用(当初設定した期限の1/2で採用完了)。

  • 単独で初の資金調達に向けて金融機関の担当者と面談を実施。

  • ベンチマーク企業のIRや事業計画など直近の動向を調査。

  • 自社のYouTubeチャンネルで、本質的な組織開発と表面的な組織開発の違いをアップ。

  • 自社の認知度強化に向け、著名人とのYouTubeコラボを決断。

  • 自社ホームページの「コンサルタント紹介ページ」を刷新。

  • 経営者交流会や各種イベントへの積極参加。

  • 重点パートナー企業の精査(誰と組むか選択と集中)を決断。

  • 私自身の今後の方針や意向について、グループ代表へ伝達。

  • 当該四半期の目標(売上・利益)も稼働日を半月以上残して達成。

などなど。これらはほんの一部ですが、大きく変化したポイントは、「職業機能やゴールが明確になる前の自分だったら、決断していないし行動にも移していないことばかり」ということ。

自分でも、「ここまで劇的に変わるか」と思うくらい、日々の全ての行動がゴールからの逆算で動いていますし、ゴールに生きる自分がここにいます。新たなメンバーの採用は固定費が増えます。また、ホームページの改修や大規模なプロモーションへの投資も変動費が大きく膨らみます。しかし、それは自分自身の職業機能や、自社メンバー(仲間)の存在があれば、後からいくらでも帳尻を合わせられる、という思考に大きく変わりました。

弊社のメンバーからも、

「深石さん、ゴールが定まってからめちゃくちゃ攻めた決断してますよね!」
「ゴールに関する話をする時、目線や表情がいつもと別人です。汗」
「僕たちのゴールを達成するために、深石さん、〇〇をしましょう!」

などと言われることが増えました。私自身の言動や決断も本当に大きく変わったと思いますが、それがメンバーにも伝播し、メンバーからもゴール達成に向けた提案や提言が増えたことも、自分の変化以上にとても嬉しく思っています。今後も日々、ゴールに生きていきます!

3.体験セッションについて

最後に「体験セッション」のご案内となりますが、私自身がここまで劇的な変化を遂げられたコーチングの「体験セッション」を現在実施しています。

もし、この記事を読んで、「自分自身をもっともっと理解したい」「自分の強みや職業機能を特定したい」「そして、それに基づくゴール設定も興味がある」という方がいらっしゃいましたら、ぜひご連絡ください。私としては、下記のような役職やポジションの方で、自分のキャリアや人生をもっと前進させていきたいけれども、悩みや困りや葛藤を抱えられている方に対して、起点づくりのサポートができればと思います。

・中小企業やベンチャー企業において、事業責任者やマネジメントポジションにいる方
・プレイヤーとしては結果を出してきたが、人を動かして成果を出すことが求められるマネジャーとして苦戦している方
・成長や挑戦をしていきたい気持ちが強くあるが、現状のビジネス環境や自分自身のキャリアを踏まえ、今度どのようなキャリアを磨いていけばいいか迷っている方

私自身の人生が大きく動いた(現在も前進している真っ最中です)ように、コーチングセッションは間違いなく、あなたの人生を大きく前進させる起点になります。あなたのwant toや職業機能に基づく、心の底から成し遂げたいと思えるゴールを一緒に設定し、人生をさらに前進させていきましょう!

モニター価格(5,000円)での体験セッションは期間限定となりますが、下記が概要となりますので、ご確認ください!

【セッション概要】
 時間:60~90分
 形式:zoom(オンライン)
 費用:5,000円(左記のモニター価格は2024年9月27日まで)
 内容:
 ①職業機能の特定
 ②want toの特定
 ③ゴール設定(現状の外)
 ④ファーストステップの明確化
※対応可能な人数に限りがありますので、先着順とさせていただきます。m(__)m

体験セッションの申込はこちらからお願いいたします!

上記でお伝えした通り、私の人生やキャリアは大きく動きました(今現在も進行形で動き続けています)。次は、あなたの番です!私があなたの職業機能やwant toを明確化し、心から手にしたい未来(ゴール)を決断を、誠心誠意サポートいたします。
ぜひ一緒に、人生、そして、キャリアを、劇的に変化・前進させていきましょう!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?