自走する人財

指示を出すことは難しい事だ。指示を出す方はゴールを明確にし、それまでの過程を把握し、滞りなく進むように準備と根回しを・・・
と思っていたら、指示を出すのが間に合わなくなった。メンバーはやる事ないですか?という。うん。やりたいことはあるが、準備が整わない。
ここで指示を雑にすると、明確な指示がないから進められない。と言ってみたり、最悪怪我をしたりする。
待っていてくれ、簡単な掃除だけしていてくれ。というとあからさまに態度が悪くなったり、ひどい時は過小な要求でパワハラになる案件もあるそうだ。

指示を出す側と出される側。考える側と実行する側。それが分かれすぎていると思う。この状況はよくない。一人ひとり考えて動く事ができるのが健全な状態。大きな目標だったり、ゴールを明確にした状態があれば、それに向けどうしていくか、自分には何ができるのか、過去にはどんなアクションがあったのか、ネット上にヒントが落ちていないか、社内で似たようなことをしていないか、現状の把握を進める、必要となるものを揃える、まずやってみれる事がないか等。できることはたくさんある。

自走できる人が育つ組織に必要なことは時間を与える事。そして、与えられた方が意味を理解している事。考える時間の余裕を持った計画にしたり、できる人とペアにして横に居させる。経験を積めばある程度の事ができるようになり、合わせ技でほとんどの事はどうにかなるものである。自分の為にも、大まかな指示で自分なりの仕事ができる人財を量産していこうと思う。

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