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連載#1. なぜ脳科学で起業したのか?6つの理由 / 株式会社Synayaka(しなやか)

この連載をまとめたnoteがこちらになります↓
(まとめた後にリンクを貼る予定)

①脳科学の可能性と信頼

1つ目の理由は、自分の原体験として脳科学を活用したことがあり、脳科学の可能性と信頼を感じていることです。

自分は受験生時代、高3の夏まで東大模試でD判定でした。

そこで、普通の科目の勉強に加えて、勝負強さや日々のコンディションを高めるための学習も同時に行う事にしました。

そんな中、脳・神経科学を活用したいくつかの本に出会いました。

本に書かれていた、緊張に強いアスリートの脳波を参考にした呼吸法や生活習慣、メラトニンリズムを参考にした睡眠改善策などを自分も実践していきました。(noteの最後にリンク貼ってます)

その結果、上質な睡眠や集中力・プレッシャーへの強さを手に入れて、多くの受験生を追い抜き、余裕を持って東大に合格することができました。

これは個人的な経験ですが、将来さらに多くの人が、脳神経科学などの科学的な知見や将来の技術を取り入れることで、人生を豊かに出来る可能性を感じています。そして自分自身もそれを実践した経験から、脳科学の活用効果に対しての信頼感を持っています。

例えば将来的には、脳活動のデータ取得がより簡単かつ一般的になり、健康で理想的な脳状態を実現するための取り組みが、人々の中で当たり前になるのではないかと予想しています。

そして脳神経科学の活用を通じて、個人個人が自分のコンディションを整えて、自分のポテンシャルを最大限発揮して、イキイキと生きられるようになったら、本当に素敵だなと思う。

もっと脳科学の活用可能性を知りたい方は、こちらをご覧ください↓


②資本主義の方向性へのアンチテーゼ

2つ目の理由は、資本主義の歪みを是正する一つの手段として、脳科学を活用できると考えていることです。

今の社会、物質的にとても豊かになった一方で、深く幸福を感じながら生きている人は少ないように感じます。

競争社会の中、一つの尺度の中で成績や評価が測られ、キャリアの中では年収がいくらなのかが重要視される。(もちろんそれが重要な場面もあります。)

一方で、周りの人にどんな人生が一番幸せかを聞いてみると、多くの人から同じ答えが返ってきます。
ありのままで生きて良いんだと思える人生。
やりたいことをイキイキと出来る人生。
人と繋がり、感謝される人生。

多くの人が生きずらさを感じているのは、14世紀のルネサンスから始まる資本主義の枠組みの中に巻き込まれているからではないかと思います。

(もちろん、人間の欲望を上手く利用し、競争を促す資本主義社会は、生産性を高めるには持っていこいです。今後も資本主義の良い部分は上手く取り入れていくべきでしょう。)

一方で、物質的に豊かになった今の社会では、長期持続的な幸福を得られるための新しい指標が必要とされていると思います。

脳科学は、そこに新しい選択肢を提示する手段になり得ます。
例えば人と繋がることで分泌されるオキシトシンという神経伝達物質・ホルモン。お金じゃなくて、「オキシトシンがどれくらい出ているか」を尺度に人生を考えた方が良くないか?と皆が思うようになる世界もあり得ると思う。

近い将来、脳や神経伝達物質がどんな状態になっていると、その人がより幸せに感じながら過ごせているのかという指標が明らかになってくると思う。脳科学を活用すれば、幸福の形を定義し、資本主義の次の形を示せる可能性がある。もっとこんなことをするとより幸せになれるかもっていうヒントを得られる可能性がある。

脳科学やAIが発達しすぎるとディストピアになってしまうという予測もあるが。テクノロジーは人間の活用の仕方次第だ。自分はそれを人の長期持続的幸福のために活用したい。


受験時代に活用した睡眠の本↓


続き↓(明日に続き執筆予定)

③根性論だけに頼ることへの反発・科学やデータとの両用

④ビジネス戦略;まだ小さい市場を選ぶ

⑤ビッグイシューに挑戦する。国家戦略でもある脳科学

⑥AIの次のブルーオーシャン / BrainTech


コラム#そもそも、養田峻介はなぜ起業したのか?

coming soon…

Wantedlyの運用代行と脳科学はどう関係しているのか?

coming soon…

コラム#Youtube:本気の大人チャンネルをやる理由


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