見出し画像

少年ジャンプ43号感想

43号表紙

  • 表紙:ツーオンアイス

  • 巻頭カラー:ツーオンアイス

  • センターカラー:カグラバチ

  • センターカラー:鵺の陰陽師

  • センターカラー:夜桜さんちの大作戦

  • 新連載:ツーオンアイス

  • 連載終了:なし

  • 読み切り:なし

ツーオンアイス

第1話 再会地点

新連載のトリになる第3弾目。

男女ペアのスケートもので、絵の雰囲気がジャンプ作品の中では柔らかめの雰囲気。主人公の立ち位置は「競技として習うのは遅かったけど、個人では練習を重ねていたため潜在能力が高い」というスポーツマンガとしてはベタな感じ(弱虫ペダル、メダリストなど)。ベタなのが悪いわけではないので、ここからどういう風に他の作品と差別化されていくのかな?という期待があります。

また、幼少期に出会った運命の人に1話で再会、仮にとはいえペアを組むところまで話が進んで1話が終了、最後のページにはデカデカと「序幕 ペア結成編」の文字。堂々とした第1話でした。このシーンが主人公の印象に残っている記憶と重なっている演出もとてもきれいでいい感じ。

余談ですが、男女ペアものって言うと 背すじをピン!と〜鹿高競技ダンス部へようこそ を思い出します。

SAKAMOTO DAYS

DAYS 136 上終②

掲載順位が高いな……と思って8週前を調べてみたら「収束」回でした。あの引き(晶がスラーと対面するところ)すごかったもんな……としみじみ思います。

スナイパー同士の対決って地味になりそうだけどどうするんだろうと思っていたんですが、スピード感を誌面に描くことができる作者の超技術となぜか跳弾を自在に操ることができる狙撃手の超技術のおかげで想像の50倍くらい派手になっていて最高でした。

上終が女の子なのを諦めたくない!!!って言っていましたが、そろそろ諦めておかないと姿を見せたときにショックを受けそうなくらい喋る上終。細かい部分ですが、上終の口からORDER時代の坂本の様子が語られたのがうれしかったです(南雲と仲良かったんじゃないのか?)。過保護であることをシンに指摘され、それに自覚がある坂本もよかった。

秩序側なのに一般人の乗り物を撃っているのが大丈夫なのかが気になるところ。

ONE PIECE

第1093話 “暴君くま聖地暴走事件”

扉絵かわいい!!!でも現在のこの二人の心情のことを考えるとつらい気持ちになる。

ベガパンクがボニーのことを本当に大事にしてそうなのがよかった。と思ったんですが、ベガパンクの「大の大人がついておって」「あんな幼い子」発言でもしかしてボニーって本当に子どもなのか?となってしまい、今までの色々を思うと大変しんどい気持ちに。

言われてみれば赤犬がちょっと甘かったように見えたり、黄猿が「成長が早い」って言ってたのが伏線だった!?という気もする。ついでに言えば今回だと戦桃丸も優しかった。

ゾロVSルッチ戦もちゃんと進行していてよかったです。ゾロが迷子になる心配ばかりしている。

黄猿の実力はやはり大将格と言った感じで、力押しならともかくとにかく技術点が高い印象。ピカピカの実の特性を上手く引き出して使っているので一筋縄ではいかない雰囲気があるのがいい。

この後の展開として気になるのは「PXの指揮権をアトラスに戻せるのか(意味深に描かれている五老星が気になる)」と「くまの行方」「動き出しそうだった巨大ロボの動向」あたり。ボニー救出にはサンジがついて行ったのでそこでも1勝負ありそうな気はするんですが、その場合の相手、誰になるんだろう……(やっぱり1戦ないかも……)。

あかね噺

第79席 標に成り得る男

ここからが新章か!!!ということで途中参戦している私にも読みやすい回でした。これからはあかねが二ツ目に上がるというのを目標に進んで行く感じなのかな。

この章に限らず、最終的にあかねがどこまで行くのかという楽しみもあっていいですね。

僕のヒーローアカデミア

No.401 THE LUNATIC

流石に前後をよく知らないため下手なことを言えないんですが、ここだけ読んでもこの回が熱いことが伝わってくる演出力の高さは流石だと思います。

カグラバチ

第2話 “累累”

本来は1話に入れる予定の過去話を2話に持ってきたんだな、と感じるような構成でした。

個人的には、このマンガの戦闘シーンは「見所」だと思うので1話に戦闘シーンを持ってきたのはよかったんじゃないかな?と思います。それだけ1話の画がすごかったという話でもあるんですが……。

想像通り、復讐の理由は父。父を殺され、6振りの妖刀を奪われ……という理由で、父の仇を討つために戦うというだけでなく「奪われた刀を集める」という理由付けがあるのが少年マンガっぽくてめちゃくちゃいいと思いました。それぞれどんな刀なんだろうとか、共通モチーフはあるのかな、とか考えるだけで盛り上がります。

また、舞台が東京だけど現代の東京ではない、異界東京みたいな感じなのも個人的には盛り上がりポイントでした。こういう「別の方向に進んだ日本」みたいなジャンルってどういう分類なんだろう。この定義だと 銀魂 も同じジャンルかも。好きな舞台設定なので言語化されていて欲しい。

アオのハコ

118 そういう人

部活に恋に、青春してるのは主人公だけじゃないぞ!!!と言う回。こっちの恋がどうなるのかはわからないですが、この作者なら良い感じにしてくれるんだろうなと言う信頼感があります。

バレンタイン回も近いのでそれも楽しみ。

呪術廻戦

第236話 南へ

今回、今の私に語れることある!?

第235話の感想はこれでした。

先に「勝ち確」の空気を出すと逆転されることが多いので、逆に不安になってきた。

まあ……、そう……、そうね……。

鵺の陰陽師

第19話 鵺対策

カラーページかっこいい!!!

鵺対策でやってきた相手との戦闘回。ガチ勢ではないので鵺さんの分体や藎器、式神あたりの用語が結構ふわふわなんですが、狂骨の解説もあって状況だけはちゃんと理解できるのでよかったです。その辺意識的に話を作ってくれているんだろうなと思う。

とはいえ狂骨の立ち位置が謎過ぎておもしろくなってきてる
それでいいのか?

私はずっと代葉と一緒にいて欲しいのでこれでいいです。

魔々勇々

No.3 「蛇口と雛鳥」

3話にしてプロローグが終了!!!って感じでした。

タイトルがこの段階で回収されたというのもアツい。「魔と勇の時代が『魔勇』の時代」「これからは『魔々勇々』の時代」ということでコルレオがこれから色んな勇者や魔王と出会っていくんだろうなと予期させる感じに(これで実際全然違ったらどうしよう)。

マママがしばらく離脱しそうなのが寂しいですが、4話以降も楽しみです。実際、コルレオの戦闘シーンってまだあまり描かれていないのでそれも含めて楽しみ。

キルアオ

page 22 寝ぼけノレン

今回の殺し屋兄弟もなんだか訳ありの雰囲気を出してきたので、もしかしたら戦闘後に和解ルート入るかもしれない……と思ったらおもしろくなってきました。

ただ、和解ルートを楽しむ前にノレンにかかった催眠で一悶着ありそうなのもいい。

夜桜さんちの大作戦

作戦195. アレクサンド龍 VS 夜桜兄弟

直接対決に臨む兄弟がよかったです。特に鎧武者がよかった。また、私は途中からこのマンガを読んでいるため、初めて主人公っぽい太陽を見られてうれしかったです。

アニメ化のキャストも続々発表されて盛り上がってきました。

ウィッチウォッチ

126 災いの日-⑬

自分の思う「正しさ」がわからなくなる恐怖についての話は結構ぞっとしたし、小麦ちゃんもまた被害者なんだろうと思うと悲しくなってきた。

また、トワイライト作戦は一歩及ばず。ただ、ここから総力戦になるのもこの章の〆としては良い感じだと思うので……、早くみんな来て!!!モイちゃんを助けてくれ!!!になっている(私が)。

暗号学園のいろは

第四十一号 「三歩下がって戦死の面影を踏まず」

絶対両方の情報を取ると思っていたんですが、そんなズルはなかった。

ただ、戦場の踊り子の情報を選んだ理由「『あなたにそうしてもらったようにボクも誰かを助けようとしました』『けど思ってた感じと違ったんでまたにしました!』どの面下げて命の恩人にそんな台詞を言えるのか」というのは、アンヴィシャスの情報を蹴るのに値する決意だったので納得。アンヴィシャスの名前を使った決め台詞も流石

踊り子の居場所が「日本」ということでこの世界観も徐々に明らかに……明らかに、なるのか!?

「戦場の踊り子」を救う⊂全ての戦争を止める⊂暗号資産を手に入れる、と話が繋がり、心機一転デジタル暗号学園編へ。これまとめに入っているのか、普通に新章突入なのか、どっちにも見えるので難しい。

アンデッドアンラック

No.176 その為にオレは

リップの覚悟が怖いほどに決まっている。前ループの件からリップの足の切断はなしで頼む!!!と思っていたものの、本人がここまで決意を固めているのと、「生かすための切断は何度もやってきた、それが自分に回ってきただけ」という解釈であればありなのかもしれないって気持ちになってきた。

リップとライラ、ラトラの恋模様も見れば見るほど切ない!!!なんかもうここで法を改正して3人で結婚してくれ!!!と思う。風子ならできる気がしてきた。

逃げ上手の若君

第126話 絶技1337

あそこまで絶望的な戦いからここまで持ち直すことってできるんだ!!!
入れる保険、北畠顕家。

実際、北畠顕家が本当に優秀なので見ていて気持ちいいところがすごい。頭もフィジカルもこんなに両方すごいことある!?本当に史実が気になってきた……。

叔父上が死んだら流石にかなり落ち込んでしまったと思うので(私が)、今回の展開は本当によかったです。でもやっぱ史実ものだからこのあとどうなるかわからないのが怖い(怖すぎて史実を調べていない)。

僕とロボコ

第154話 体育祭と男子

1話完結ものはこういう時事ものが見られるところが好きです。

他になんか言うことない!?って感じですが、今週のギャグについて感想を言語化するの、だいぶ難しいのでこれだけです。なんだかんだロボコとボンドの距離が近くて仲よさそうにしてるとホッとするので、そういう視点でも好きな回でした。

アスミカケル

Round14 虎の子

掲載順位!!!!!不安になってきた!!!!!

のでアンケートを入れてから感想を書いています。ジャンプのこの、人気が上位じゃないとマンガが終わってしまうシステム、良いところもあるのはわかるんですが、読者としても本当に気が気じゃない。助けて欲しい。

閑話休題。

アスミカケルは場外での人間関係をめちゃくちゃにしない方針なのか、純粋に競技としての勝ち負けの応援をする気持ちで試合を見られるところが好きです。その縛りの中で(実際縛っているかはわからないですが……)人間ドラマを作るのって難しそうだと思うんですが、ちゃんとストーリーが進んでいるし、キャラクターへの愛着も湧いているのですごいと感じます。

一ノ瀬家の大罪

第42話 詩織の追憶

先週で再び一家記憶喪失の夢に戻ってしまったため、ついにここから犯人探しが!?と思っていたら、犯人が翔であることがすぐに発覚。こういう緩急の味は癖になる。

犯人がわかったものの、夢の方が幸せなら冷める必要はないというのが翔の論理。これは私はあまり否定できる気持ちではないので、ここにどう整理がつくのかは気になる。

アイスヘッドギル

第13話 聖遺物は◆◆にあり

ギルのコミカルなシーン、かわいい。

戦闘シーンでは序盤なダークな雰囲気が息を吹き返したのか、結構な被害が出ている描写があって驚きました。イズンおばさん、このあと再生して欲しい。

大体の読者が気付いていた通り(?)ギルの持っていたもの(の中?)が聖遺物であることが発覚し、ギルが第二形態(?)に。この辺りのデザインは結構好きです。ギルのが水の聖遺物ってことは他の聖遺物もそういう、属性みたいな感じなんだろうか……。

少年ジャンプ2023年44号 予告

次のジャンプの発売日が10月ということに驚きを隠せない。
ちなみに次号から金未来杯です。

  • 表紙:アンデッドアンラック

  • 巻頭カラー:アンデッドアンラック

  • センターカラー:あかね噺

  • センターカラー:ツーオンアイス

  • センターカラー:ほうきの狩人


この記事が参加している募集

#マンガ感想文

20,320件

いただいたサポートは大切に使わせていただきます!