少年ジャンプ2023年48号感想
今週は火曜にアップできてよかった!!!
もうちょっとコンパクトにして、月曜中にアップできるようにするのが今後の目標です。
今回はジャンプGIGAと繋がる表紙!虎杖がかっこいい。
2023/10/30発売
表紙:呪術廻戦
巻頭カラー:呪術廻戦
センターカラー:キルアオ
センターカラー:魔々勇々
センターカラー:僕とロボコ
呪術廻戦
第240話 バカサバイバー!!~生き残れ~
これは本編の話じゃないんですが、据え置きのゲームが出るんですね。評判良さそうだったらプレイしてみたいな~~~と思いました。まだ「ONE PIECE オデッセイ」もDLCをクリアしてないのに!?って言われたらそれはそう。
カラーの4人、もう五条虎杖伏黒釘崎じゃないんだ……と思うとちょっと悲しい。メンバーの選定自体がこれから宿難戦に挑む人たちなのかな?という感じもするので悲しむところではない気もしますが、やっぱちょっと寂しい気持ちがあります。
本編では高羽VS羂索戦が開始。
ちゃんと話し合って選ばれた人選だったことにホッとしました。
かつ、羂索視点で高羽の術式は「事象の創造」。物理ではなく「事象」という現象に介入する能力、激強すぎる。とはいえこの強さは高羽がこの術式を正しく理解していないところに起因している(多分理解した上で使いこなせればもっと強い気はするが、意図的に利用するのが難しいんだと思う)という縛りがあるので作中の強さバランスを取っている様子。
あの羂索を驚かせている時点でかなりすごい術式だと思うんですが、それでも押されっぱなしにならない&対策がちゃんとわかっているっぽいあたりは流石の知識量って感じです。ただ、このまま高羽が死んだりしたらあまりに寝覚めが悪いので(あとなんかギャグをこき下ろされてるのが普通にかわいそう)なんとか生き残って欲しい。~生き残れ~
塩顔の袈裟着た足し算の人に負けないで欲しい(本編の描写なので遠慮なく使ってしまうこの表現)。
アオのハコ
123 学年差なんて
スポーツ回!って感じで良い風にまとまっていてよかったです。柊仁の弟の悩みを掘り下げ、そこから大喜との関係性を描き、大喜の「学年差なんてなけりゃいいのに」という台詞から千夏先輩と繋げる流れも自然。今後卒業とかの節目があることが視野に入ってくるのかな……、どうなんだろう……。楽しみです。
アオのハコを読むたびにスポーツものと恋愛ものを無理なく同時成立させる手腕って本当にすごい。高校生の心情、高校生ならではの切実さとかの心の揺れ方なんかの書き方がとても上手いんだと思います。
ONE PIECE
第1096話 “くまちー”
ゴッドバレーでの「狩り」、ドレスローザでドフラミンゴがやったゲームを彷彿とさせて、このゲームが天竜人の中で結構馴染んでいるものなんだな……とつらい気持ちになりました。結果的に悲劇となってしまったとは言え、天竜人をやめたドフラミンゴの両親や、原罪の天竜人の在り方に疑問を持ったミョスガルドの気持ちもわかる。
実際、ミョスガルドの処刑があったことを考えると、こういう残虐な行為に疑問を持った天竜人は処刑され、今の天竜人たちが残ったのかも。今回のくまと五老星の会話でから、この世界には種族ごとの「役割」があるのかな?という気もしてくる(この場合、天竜人も1つの種族として考える)。まだまだ闇が深そう。
ここで旧世代(?)大集合のロックス海賊団、ロジャー海賊団、ガープが一気に揃う展開はド派手でよかった。というか、これくらいめちゃくちゃにならないと「狩り」から人が逃げるなんてあり得ないんだろうな……と思うとぞっとします。
このときゴッドバレーにあった(商品として持ち込まれていた?)のが「ウオウオの実」と「ニキュニキュの実」。この前でガープが言っていた「ハチノス」の宝なのかな~。
手に入れたニキュニキュの実の力でゴッドバレーを逃げ出したイワンコフ・くま・ジニー、他500人を超える人々。イワンコフは1人海へ、くまとジニーはソルベ王国に残り幸せな生活を……。ここで奴隷ではないことに「幸せだね」と言って号泣する2人を見ていたら本当につらくなってしまった。しかもこの後ずっと幸せでいられるわけではないことを知っているからなおさら……。
次も回想の続きかな。休載じゃないことがこんなにもうれしい。
キルアオ
page 27 なでるな頭を
今回は箸休め単発回って感じで、手芸部の小さな先輩(玉田メイ)中心の話でした。
自分の外見は自分では選べない部分もあって、そこに自分で折り合いをつけて上手くやっていこうとするストーリー……と言うとなんだか道徳の教科書みたいですが、これをちゃんとコメディマンガとしておもしろく成立させているんだからすごいと思います。毎回ちゃんとおもしろいポイントと感心ポイントがある。
SAKAMOTO DAYS
DAYS 141 邂逅
やっぱりすぐに殺し屋展は開催されたし、会長が来るのが初日(作中時間の1時間後)ということで、2日目、3日目のチケットを取っていたみなさんご愁傷様ですという気持ちに。私だったらやりきれない。
助っ人は加耳!!!確かに耳いいもんね!!!学校行けてないのは本当にごめん。でも大体スラー陣営が原因なので怒りはそっちにぶつけて欲しい。
会場内はなんかもう全部不穏。急に展示ガラスを素手で割る大佛も、神々廻を見つけてついて行ったっぽい周も1人で孤立状態になったシンも全部不穏に感じる。
爆弾の音を聞きつけたはいいが、真冬に喉をやられる加耳。なんか本当に申し訳なくなってきた……。しかし、この表現「真冬が爆弾を持っている」ように見えますが、真冬と虎丸って体に爆弾を埋め込まれているという話もあったのでそっちのミスリードなのかもしれない。最悪なのは真冬と虎丸に埋め込まれた爆弾を利用するパターンですが、真冬たちの態度的にそれはなさそう。
でも死刑囚は最後に処分する予定だったし、スラーもなんだかんだ大切なのは孤児院メンバーっぽいし、その孤児院メンバーの宇田くんですらコマとして利用した過去があるので(悲しいとかの感情はありそうだったけど)、真冬たちを騙して爆弾として使う可能性は0じゃない気もしてきた。続き気になる~~~!!!
ウータンからもたらされる「スラーの二重人格」についても気になるところですが、これはもうちょっと引っ張られるかも。坂本があんまり興味なさそうにしてるのはやっぱり坂本的には「あれは赤尾ではない」という判定だからなのか……元々そういう性格だったような……。
今回南雲が見当たらなかったので、個人的には来週会長に変装して影武者的な感じで出てるくんじゃないかなと予想しています(絶対スラーと戦いたいだろうから)。
地味に冒頭のニュースキャスターの「旦那」が怖い回でした。
ツーオンアイス
第6話 現在地
修行回(スケーティング)+次の目標決め回でした。自分の現在地を見据えるためにシニアのクラスで大会に出る!というキマりっぷりがよかったです。
綺更と同じであることだけではなく、スケートそのものに愛着を感じ始めている描写はほっこりしますが、それは同時にペアの道から遠ざかる可能性も感じさせるものなので、緊張感がある。その当たりの引き締め方が上手いな~と思っています。
あかね噺
第84席 現在地
同じ号でサブタイトル被ることあるんだ!?ってちょっとびっくりしてしまった(前述のツーオンアイスと被ってる)。
勉強会の客入りが4人というシーン、それぞれの思いがあるだろうところであかねは「0人じゃないなら次に繋がる」と考えているの、強い。自分が演じる側だとたった4人って気分になってしまいそうですが、自分が客としてその4人の中にいたと考えると、あかねのように考えてくれる演者であって欲しいなと思ってしまう。全体が何人だろうと、見に来ている自分のために落語を見せて欲しいと思う。
そういう部分を拾えるのがあかねの落語の強さなんだろうな~という回でした。
魔々勇々
No.8 「罵り星」
今回はちょっと人間関係が複雑になってきたので、詳しい感想は次回に持ち越し!って感じ。単純にミネルヴァがかわいいとか、エスカバとミネルヴァの戦闘シーンが良い感じだったというのはあります。
勢力的に現在の世界では勇者側を仲間にするんじゃないのか?と思っていたんですが、よく考えるとこの世界って勇者と魔王が和解しているのでそこにこだわりはないんですよね(多分)。最初にやってきたエンドがあんなんだったせいで「魔王側は味方にならない」と思い込んでいました。
勢力図は「帽子の男+エスカバ VS パンネロ+コルレオ+エリシア+ミネルヴァ」って感じになっていますが、この戦いが終わった当たりでもうちょっと全体的な世界観情報も出てきそうなのでそこまではっきりしたことはお預けって感じかな。エスカバが使おうとしていた「刻印解…(多分刻印解除だと思う)」のことも気になる。
夜桜さんちの大作戦
作戦200. 開花春来
きっかり200話でかっこいい覚醒来た!開花春来は開花の能力の対になるもの(太陽の場合は「硬化↔柔」)を修めるということなので、他の兄弟達も得られるものなら是非見たいな……と思いました。繚乱と違って、開花の先のものならできそうな気がする。
そして、太陽と龍の戦いは決着。優しさ故の暴走だったこともあり、優しい決着となってよかったです。龍さんと刀奈は幸せになって欲しい。
僕のヒーローアカデミア
No.405 ラスボス!!
エッジショット生きてた!?!?!?本当によかった……。本当に……。
なんかその後もすごいいい展開なのはわかってるんだけど、言葉にならない。頑張れ……、頑張れ……(もはや祈るだけの人)。
来週は休載……、先生も頑張れ……!!!
カグラバチ
第7話 狼煙
バトルマンガに大体いる「ちょっとへらへらしてるけど強くて主人公に優しめの人」出てきた!!!(悪く言っているわけではなく、この枠のキャラクターが好きなことが多いのでひとまとめにしたらこういう概念になってしまった。)この枠は柴だと思ってました。柴が仲間枠、薊が同盟枠みたいな感じかな。
1ヶ月後に妖刀の競売イベントが設定されたので、それに向けて特訓か……、最近のマンガの傾向だと一気に飛んで競売イベントが発生するかも。なんにしてもまた派手アクションが見られそうなので楽しみ。
逃げ上手の若君
第131話 正宗1337
戦の後の休暇(休暇?)を過ごしつつ、武器を通して今後の戦略について深掘り。ここで吹雪の離反について触れ、ああ~~~やっぱり~~~ってなった。時行が未だに吹雪を慕っていることもわかったので余計に頭を抱えてしまう。このままだと私がつらいのでなんとかなって欲しい。
僕とロボコ
第159話 マルチバースとロボコ③
センターカラーは世界線ごとに塗りの雰囲気も変えていて本当に芸が細かいな……と思いました。本物(?)がセンターじゃないじゃん!!!と思ったらちゃんと本編で触れられていた。
あとラスボスも別の世界線の自分概念が好きなのでギャグかもしれないのに一気にテンションが上がってしまった。
ロボコ……、5億諦めないで……。
鵺の陰陽師
第24話 隊長の役目
鏖の数=隊長の数=管轄、というのは「なるほど!」と思った。鵺の場所がわかったことで隊長の枠が1つ増えるのも納得。
また、鵺さんは陰陽師サイドを説得するために生命線である真名を開示。これでメタ視点(読者視点)含めて鵺さんが本当は人類を滅ぼしたい側なのかも……という疑いはほとんどなくなったとは思うんだけど、そんなに人間を信じて守ろうとしてくれる理由が未だに語られないのはやっぱり重めのエピソードがありそう。
まずは1つ目の鏖を倒す!という目標もできて、話の展開が安定していて楽しい。
ウィッチウォッチ
130 災いの日-⑱
予言も消失し、災いはひとまず去った感じに。
このままみんなが沈んだままだったらどうしようと思っていましたが、後半でコメディ路線に足を突っ込んでいたので本当にホッとしました。
バトル展開が嫌いというわけではないんですが、コメディ・ギャグが好きすぎるのと、モリヒトとニコがくっつく直前まで来てたのに!?という気持ちが大きすぎて……。2人の恋愛模様はまだ先になってしまった感はありますが、なんかもう2人が幸せに暮らせるならそれで……、みたいな気持ちになってきた。
来週休載。キリもいいしゆっくり休んで欲しいです。
アンデッドアンラック
No.181 一分
アンディ、分身なのにめっちゃ強くてよかった。
風子がアンディを探している描写があまりなく、なのに報酬で「不死の居場所」が出たときに動揺していたのでアンディになにかあったのでは?と思っていたんですが、やっぱり探しても見つからない状況ではあったんだな……、それなのにここまでよく頑張ってくれた……、みたいな「誰目線!?」みたいな気持ちになってしまった。
もう1つの円卓、マスタールールがちょうど10でシックも入っているのでたぶんそれかな?とは思うんですが、じゃあそれがなんで円卓に?というところは全くわからないので来週以降の話の進み方が気になる。
暗号学園のいろは
第四十六号 「殺し合おうは話し合いより出でて話し合いより青し」
前回に比べていいづらいサブタイトルだ……。
今回は匿名希望と要塞村の正負コンビに全部持って行かれた感があります。怒った要塞村さんがかっこよかったのもありますが、そもそも「遺骨」という話が出てきた時点でやはりこのマンガの世界観がきな臭くて気になるところ。
いろはと東洲斎を心配している凍がめちゃくちゃよかったんですが、西尾維新原作+そもそもの凍の性格をあわせると裏になにもないとは言い切れないかなという感じ。でも本心だったらいいなって思っています。
次のゲームは麻雀!!!わかりやすそうなゲームでいいな(特殊ルールはあるだろうけど……)。
アスミカケル
Round19 壁レス
今回は試合内容の回なのであんまり語る感じでもないんですが、MMAを知らなくても「現在の状況がどうなっていて」「どうなると有利/不利」というのがわかりやすいところが良かったです。
ラストで二兎の様子がおかしかったのは頭に衝撃を受けて意識が朦朧としてるってこと!?大丈夫!?でもちょっとかわいい。
一ノ瀬家の大罪
第47話 一ノ瀬家の帰還
みんな目覚めて、戻ってきた日常を過ごして、今まで伏せられていた事故の謎が解けて……、となると思ってたら斜め上に行ってしまった。
最後の2ページは1話と合わせていると思うので、本当にクライマックスなんだろうけど、ここからどうやって話がまとまるのか予想がつかなくて本当にドキドキする。
アイスヘッドギル
第18話 眼差し
ギル曰くかっこ悪いとは言え、ギルにあんまり王を守る義理もないのでなんだかかわいそうになってきてしまった。「嫌われても刃を向けられてもそれを忘れてやるのが強さ」というのもわかるんだけど、流石に相手と場合によらない!?そしてオンド王はその相手じゃなくない!?と思う。
ドレキ(リッチ)の5回転斬りの見開きはかっこよかったし、ギルの戦闘シーンも好きなんですが、如何せんオンド王を守らなきゃならないというのが引っかかる。ただ、今の時点で展開を結構巻いていると思うので、本来はこの辺りにもっとエピソードがあったのかも。
少年ジャンプ2023年49号 予告
SAKAMOTO DAYS が3周年+特大フェア開催記念カラー!うれしい!
この予告の感じだとここでアニメ化発表とかはなさそうな感じかな……。
2023/11/06発売
表紙:SAKAMOTO DAYS
巻頭カラー:SAKAMOTO DAYS
センターカラー:逃げ上手の若君
センターカラー:Dr.STONE
センターカラー:カグラバチ
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