7月3日|藤原辰史(食と農の現代史)×松嶋健(文化人類学)×正田智樹(建築)「食がつくる人・建築・風景」
イタリアや日本の地形と気候に応じた食がつくる建築と風景『フードスケープ』を題材に、生産地の仕事と暮らし、その意味を、歴史学者と人類学者、著者である若手建築家・正田智樹さんが語り合います。3名の共通点は“食”です。
藤原辰史さんは食と農の歴史を研究し、著書『分解の哲学: 腐敗と発酵をめぐる思考』の中で、分解とは壊しすぎないようにした各要素を別の個体の食事行為につなげるものとし、分解を食べることの連鎖であるとしました。
松嶋健さんは著書『プシコナウティカ: イタリア精神医療の人類学』の中で、農業での医療回復について触れられ、食べること以外にも農業や土に触れることにケアの力があることを書かれています。
正田智樹さんは『Foodscape フードスケープ: 図解 食がつくる建築と風景』の中で、食の生産をみることで建築が自然を活かすことそして風景をつくることを書かれています。
3名ともに、”食”をとおして、人々がその土地の歴史や環境、建築、人々の暮らしや精神、そして思想の奥行きに触れることを試みています。
人々が試行錯誤を繰り返し、時間をかけて自然との関係の中でつくりだしてきた“食“にまつわる歴史や知恵を、私たちはこれからどこに繋げていけるのでしょうか。長く続く議論の始まり、そんなイベントになるはずです。奮ってご参加ください。
<開催概要>
■話し手:藤原辰史、松嶋健、正田智樹
■日時:2024年7月3日(水)19:00開場 / 19:30開始(21:00頃終了予定)
■会場:恵文社一乗寺店COTTAGE
■定員:30名
■料金:1000円(税込み)
・ご参加希望の方はこちらのご予約ページよりお申し込みください。
※恵文社一乗寺店ではお受けしておりませんのでご注意ください。
主催:学芸出版社
<登壇者プロフィール>
(担当:韓)
<ご来店の皆さまへ>
・状況に合わせマスク着用と咳エチケットにご協力をお願いいたします
(マスク着用は個人の判断にお任せいたします)
・発熱、体調不良、風邪の諸症状が見られる場合のご入店はご遠慮ください
・会場内が混雑する場合は、入場制限等をさせていただく場合がございます
※当店を装った偽のお申込みフォーム等に充分ご注意ください
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