見出し画像

恵文社 冬の大古本市|ら・むだ書店

年末年始の恒例「恵文社 冬の大古本市」。
古本市に出品されるお店を紹介しています。

今回ご紹介するのは、「ら・むだ書店」さん。
初めてご参加いただきます。
実店舗はないものの関西を中心とした一箱古本市に精力的に参加されているお店です。

日々の古書店パトロールで得た貴重な本を多数セレクトしていただきました。
その知識の深さと本への愛情はコメントをお読みいただければわかるはずです。

- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -


『長沢芦雪 奇は新なり』2500円
2011年3月から6月に滋賀のMIHO MUSEUMで開催された展覧会の図録。「虎図襖」「龍図襖」がオススメです。12月30日まで京セラ美術館で観られるようですよ。

吉田知子『極楽船の人びと』(中公文庫)
景文館書店の『吉田知子選集』が出て、講談社文芸文庫で『お供え』が出た吉田知子ですが、相変わらず他に文庫化されません。数少ない文庫で読める作品です。

野呂邦暢『海辺の広い庭』(角川文庫)
最近、中公文庫から『ミステリ集成』も出て、随分入手し易くなった野呂邦暢。角川文庫からも2冊出てました。単行本より見つけにくい文庫です。

川崎長太郎短篇集『裸木』参萬圓
昭和14年に出た本だけど函もしっかりしています。
川崎長太郎ファンなら架蔵したい誘惑にかられるシンプルで美しい本です。

結城信一『夜の鐘』3800円
結城信一を初めて読んだのは講談社文芸文庫だった。他に文庫が出てないので単行本を探した。晩年の作品はよく見つけたが、これはあまり見ない単行本です。


- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -


画像1


実はお仕事でも本に関わっておられるらむださん。
もしかしたらどこかの本のある場所でお目にかかれるかも?


- - - - - - - - - - - - - - - - 
「恵文社 冬の大古本市」
2020年12月29日-2021年1月24日
※会期が延長になりました。

えほんやるすばんばんするかいしゃ
おひさまゆうびん舎
言事堂
古書玉椿
古書柳
待賢ブックセンター
bookstore ナルダ
半月舎
ぽんぽんぽん ホホホ座交野店
マヤルカ古書店
らむだ書店


- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

恵文社一乗寺店

- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

Instagram



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?