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#鳥取

2月18日-3月3日|とっとりとりどり 2023(前編)

「とっとりとりどり 2023」を彩る、出展者のみなさまをご紹介します。 和紙工房 かみんぐさじ(因州和紙) 鳥取県東部・因幡の国で1200年以上に渡り生産されてきた因州和紙。日本で初めて伝統的工芸品に指定されたというこの和紙は、きめが細かく滑らかな筆運びから書道用紙として親しまれてきました。 今回ご紹介するのは、山々から流れる豊富な清流と、原料となる楮(こうぞ)、三椏(みつまた)、雁皮(がんぴ)など自然の恵みを受けて生まれた手漉き和紙。機械漉きにはない繊細な手触りと、因

2月18日-3月3日|とっとりとりどり 2023

日本でも有数の民藝運動が盛んな地、鳥取。 島根とともに”山陰”と呼ばれ、その名の通り連なる山々と谷の織りなす陰が印象的な、海に囲まれた土地です。 自然豊かな風土から生まれ、土地の人々によって長く育まれてきた鳥取の手仕事は、柳宗悦の薫陶を受けた吉田璋也の民藝運動を土壌とし、今なお人々の暮らしに深く息づいています。 その土地に根付くものと人々の手、二つが合わさり、長い年月をかけ時代とともに変化してゆく。今、鳥取では、古くから住む人、移り住んできた人、それぞれが重なり合い、さ