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生活館からのお知らせ

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生活館ミニギャラリーやフェアについて
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記事一覧

9月14日-9月27日|haru nomura sacks and bags works exhibition「"essay" in KEIBUNSHA」

秋の気配が少しずつ近づく晩夏、生活館ミニギャラリーでは今年も草木染めかばんを手掛けるharu nomuraの展示を開催いたします。 暮らしの中からアイデアを掬い上げ、人に寄り添うかばんを手掛けてきた染色家・野村春花さん主宰のharu nomura。 この夏に開催されたVOUさんでの展示「5 essays」では、野村さんの周辺にいる5人との対話を通してそれぞれに新作アイテムを制作するという新たな試みがなされました。 対話を通してものをつくる。それは自分がはじめてのユーザー

8月17日-8月30日|WONDER BAGGAGE 本とでかけるカバンのPOPUP SHOP

WONDER BAGGAGEはタフでワンダーな、持つ者の気持ちをたかめる日本のバッグブランド。使う人の目的を見つめ続け、デザイン、素材、パーツに徹底的にこだわり、パターン設計ではミリ単位での調整を繰り返し試作を重ねる。僅かなニュアンスも伝え、思い描く形を実現する、まさに「God is in the details.(神は細部に宿る)」を体現していくものづくり。そんな気骨あるプロダクトの数々をご覧ください。 今回のPOPUPでは、この夏完成した「Pen and Book Se

8月31日-9月13日|konpeki 装身具展

生活館ミニギャラリーにて、ジュエリーブランド konpeki(コンペキ)の5回目となる展示会を開催いたします。 これまで展示会のたび、新色のガラスをご紹介くださっていますが、今回のピンクの発色に至るまではご苦労があったようです。金属の造形にも、その時々の体験や思いが形になっているのでしょう、毎回、新鮮な驚きがあります。 ひとつひとつが異なる彫刻作品のような装身具。お気に入りの1点を見つけにぜひ足をお運びください。 - - - - - - - - - - - - - -

8月3日-8月16日 | 八月のガラス 前田一郎 作品展

長野県のガラス吹き、前田一郎さんの作品展 『八月のガラス』 を開催いたします。 今年で9年目を迎える、前田さんの作品展。涼しげにそうめんを食べる様子が描かれたDMは、まえたこよみさんによるもの。特に要望などを出さずに依頼されたそうですが、できあがったイラストを見て「それなら、冷たいものをおいしく食べれるような器をたくさん並べよう」と現在も制作中です。 ”自分が作ったガラスをよその家で見ると、とても端正なものに見えることがあります。本当にこれを自分が作ったのだろうか?と感心

8月6日-8月27日 | ラオスの風 ラオスの絵本と小物屋さん Part3

東南アジアの国 ラオス。 この国で40年にわたり、図書室支援や子ども向け書籍の出版を手がけてきたNPO法人「ラオスのこども」が、ラオスの人々と作り上げた絵本と、様々な民族のハンディクラフトをお届けします。 一昨年・昨年と好評だった夏の生活館ミニフェアに続く、第3弾です。 色の組み合わせ・造形がアートな絵本たち。それぞれの民族の手技が紡ぐキュートな小物の数々…。 オーガニックコットンのタオルハンカチや、天然染色のシルクストール、竹細工のかごや入れ物など、使い心地のよい とって

7月20日-8月2日 | オズのかごバッグ vol.3

自然の素材を用いた工芸の中で最も古く、世界中の多くの地域で作られてきたかご。 その土地々々の身の回りにあった植物を編むことで生み出され、「ものを運ぶ」というシンプルかつ重要な役割を長きに渡り担ってきました。 現在も世界中で作られているかごは、根や蔓、葉や茎、樹皮等々…素材や部位、形、技法や用途により多彩な表情を見せます。中でも日本は、竹やあけびの蔓、山葡萄、くるみ、籐など、南北に広がる気候が生み出す植生がバリエーション豊かなかごづくりを可能にしてきました。 当店では三度

7月6日-7月19日 | うなぎの寝床MONPE販売会

福岡南部・筑後地方。伝統工芸である久留米絣が根付くこの土地で、新たなもんぺの着方を提案する「うなぎの寝床」。もともと農作業着であるもんぺの機能性をそのまま、色柄やシルエットを現代の日常着として着られるようにデザインした”現代風MONPE”を、織元と共に作り続けています。 さらっと軽く、肌にはりつかず、涼しいMONPE。空気を含みながらゆったり織り上げることで生まれる風合いは、着るほどにやわらかく身体に馴染んできます。 昨年夏の展示でも、たくさんの方がその着心地に惹き込まれて

6月22日-7月5日|Summer Breeze Yuki Kawaguchi Summer Collection 2024

軽くしなやかなリバティ、肌触りのよいコットンやリネンの生地で洋服を仕立てるyuki kawaguchi の2024年夏のコレクション。これからの季節にも爽やかな、風を感じられるような洋服と、帽子やバックたちが届きます。 シンプルで飾らないデザインの中に覗く可憐さ。着るとそよそよとなびく軽やかさ。自然と背筋が伸びるような着心地は、こつこつと丁寧に続けてきたYukiさんのその凜とした空気が、ちゃんと布地や縫目にのっていて、着る人に伝わるからだと思っています。 Yukiさんの作

6月8日-21日 | 夜長堂の夢売り巡業2024

夜長堂の夢売り巡業、今年も生活館ミニギャラリーにやってきます。レトロな柄を復刻させたモダンペーパーや日本野鳥の会とのコラボ手ぬぐいはどれも新作揃い。紙モノ布モノ雑貨、白磁や小皿やガラスの器。初夏の晩酌にお似合いのいい感じの渋めの器も並ぶそう。それから、夜長堂店主だからこその作家さんとのコラボ作品も今回見どころですので、ぜひご期待ください。 ギャラリーいっぱいに所狭しと夢を詰め込んだ、どこを見ても楽しい展示会になるはず。何が飛び出すかわからない、楽しくて可笑しな世界観。夜長堂

6月1日-6月30日 |東欧・手しごと チャルカの手芸フェア

今年も生活館の入口の棚にて開催しています「東欧・手しごと チャルカの手芸フェア」。昨年の様子はこちらです。 https://note.com/keibunshabooks/n/nbd2bfca3e432 この冬の終わりに東欧を訪ねられたというチャルカ店主。蚤の市で好きなものと出会うときめきや、人々との何気ないやりとりは、これまで幾度となく訪ねた今でも新鮮でキラキラしています。ビーズやボタンを作る古くからの工房を訪れたり、すっかり‘ボタン好き’というのを知られている地元の人

5月11日-24日 | PINT POP UP 「リネンニット」

自然と暮らしの調和する世界観を提案し続けるプロダクトブランド、PINT。使うたび心地よく楽しく、そして繰り返し使える「現代の民具」をテーマに、店主中地さんが選んだ生活用品や、オリジナルプロダクトが並ぶお店です。ミニギャラリーではテーマを絞り、定期的にポップアップを開催しています。 今回のテーマは「リネンニット」。布製品の定番素材の一つであるリネンは、織り生地として使われることがほとんどで、編み(ニット)はあまり見られません。 Kenland(ケンランド)は、世界的にも珍しい

5月25日-6月7日 | イザベル・ボワノ原画展

初夏の明るい日差しの中、生活館ミニギャラリーにてイザベル・ボワノさんの原画展を開催いたします。 アーティスト、そしてイラストレーターでもあるイザベル・ボワノさん。フランス・パリから少し離れた静かな街、アングレームで暮らしながら、美しいと感じたことや心を動かされたものをデッサンやコラージュ、刺繍、映像など多岐に渡る表現で手掛けられています。 絵のモチーフとなるものは、どれもイザベルさん自身が美しいと感じたことや、心を動かされるものばかり。愛情深いあたたかな眼差しが優しいタッ

4月27日-5月10日 | točit 11th collection「紡ぐ」

昨年、ブランド設立10周年を迎えた広島・尾道の帽子ブランド「točit(トチエット)」が、今年も新緑まぶしい初夏のミニギャラリーを彩ります。 祖父母の代より続く藤井製帽からtočitを立ち上げた、デザイナーの垣根千晶さん。「年齢、性別、時代、あらゆる概念に”線は引かない”」をコンセプトにした帽子は、瀬戸内のおだやかな海のようにどんな人も受け止めるおおらかな包容力を持ちながら、日常をひとさじ美しく、背筋を凛と伸ばしてくれる佇まい。どれもデザイン性と機能美を兼ね備え、日常にすっ

4月6日-29日 | PINGORA POP UP

生活館にてバックパックブランド「PINGORA(ピンゴーラ)」のフェアを開催します。 2022年、アメリカのソルトレイクシティーで誕生したPINGORA。デザイナーのCJ・ウィテカーが、自らのこだわりの詰まったパックを世界中の冒険家やハイカーに貢献したいという思いから、幼馴染と共に立ちあげたブランドです。 PINGORAの大きな特徴の一つが、「デッドストック」の生地を使用していること。 製品の製造過程でできる”残布”。デッドストックと呼ばれ、毎年何トンもの良質なデッドスト