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生活館からのお知らせ

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生活館ミニギャラリーやフェアについて
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記事一覧

2月4日-3月9日 | 『空気が静かな色をしている—日々ごはん2021.7→12』刊行記念 高山なおみフェア

料理家・文筆家の高山なおみさんの最新刊刊行に寄せ、生活館フロアで小さなフェアを開催いたします。 東京から神戸に拠点を移し、6度目の夏から冬の日々を綴った『空気が静かな色をしているー日々ごはん2021.7→12』は、これまで多数のタイトルがある『日々ごはん』『帰ってきた日々ごはん』シリーズの新装版。日々の暮らしと料理を自然体で綴った高山なおみさんの言葉とデザイナーの脇田あすかさんによる装丁が合わさって、柔らかくも静かな気配を湛えた一冊となりました。 この度最新刊の刊行に合わ

1月18日-1月31日 | LIFE IS A JOURNEY!展「シンギングボウルを聴く」

世界各地の旅先で出会った物を取り扱うセレクトショップ「LIFE IS A JOURNEY!」。今年も生活館ミニギャラリーにて、ポップアップを開催します。3回目となる今年のテーマは「シンギングボウルを聴く」。 シンギングボウルとは、古くからある楽器のひとつです。起源については諸説ありますが、チベット僧が瞑想に入る前、精神を統一し、集中を深めるために奏でたと言われています。スティックでボウルの縁をなぞるように回すと、何処からともなく聞こえてくる不思議な音色。これは、ボウルの中で

2月1日-14日|Natsuko KOZUE EXHIBITION “Time flies I guess”

京都在住のイラストレーター、グラフィックデザイナーとして活躍する梢夏子さん。季節ごとのポストカードや毎年のカレンダーも楽しみにしてくださっている方が多いのではないでしょうか。 “Time flies I guess”=「時間は飛ぶように早い、って思うわ。」 これはこの時期に交わされるよくある言葉。梢さんは、この言葉の裏には他愛のない挨拶の他に、個々の持つ大切な時間への嘆きや愛着があるように感じるといいます。 ふとした日常の場面を切り取ったポストカードや、元気と平和への願い

12月7日-12月27日|PINT POP UP vol.5

日本の風土に合った自然素材と職人の伝統的な技術を活かした、現代の暮らしに寄り添うプロダクトブランド「PINT」。作り手と使い手をつなぐものづくりを目指し、中地さんによって2012年にはじまったブランドです。 出町柳からほど近く、荒神口そばのビルの一室。大きな窓から光の入る清潔な空間には、中地さんが全国各地を訪ね歩く中で出会った、暮らしにまつわるさまざまなものが並びます。 当店では2021年から回を重ね、季節と流れに沿った凛とした軸のあるセレクトをご紹介してまいりました。

11月29日-1月10日|La mini Droguerie ラ・ミニ・ドログリー at.恵文社

パリの手芸用品店「ラ・ドログリー」。京都では北山に店舗を構えます。ビーズやスパングルの入った瓶が棚いっぱいに並び、あらゆる素材のボタンや色とりどりのリボン、毛糸に至っては、日本ではあまり見ることのない鮮やかな色のバリエーションと質の高さを誇ります。 本店に訪れた女の子たちが目をキラキラ輝かせて言うのは「キャンディーみたい!」店名の”la droguerie”がパリの街角に見かける「la droguerie (ラ・ドログリー):日用雑貨品店」と「drole(ドロール:面白い)

11月23日-12月6日|nuri candle「サンクチュアリ - 火を灯す 自分ひとりの 聖域で」

秋から冬へとうつろう季節、生活館ミニギャラリーでは二年ぶりとなるnuri candleさんの展示を開催いたします。 植物の香りを閉じ込めたアロマオイル、その香り高い植物の命をキャンドルに入れ、可憐な装飾を施したnuri candleのアロマキャンドル。 nuriさんはいつも「蝋燭は神様に捧げるもの」という気持ちでキャンドルを作っているのだと言います。 蝋燭と祈り、信仰は切っても切り離せないもの。 自分のため、誰かのため、何かのために火を灯すとき、そこにはきっと祈りにも

11月9日-11月22日|「旅の欠片 Un morceau de voyage」Yoshimi Azuma Clay Works Exhibition

今年の夏、東さんが滞在したのはモロッコ・マラケシュ近郊の農場。高さ50mにもなるユーカリの木がそびえ立ち、毎日その大木を見上げて過ごしたのだそうです。 驚くほど沢山の種類のサボテン、アロエやアガペ、そして見上げた空を覆うユーカリの葉…。モロッコで目にした圧倒的な緑と、乾燥した赤土の色、それから黒。窓辺には、日本の景色とはまた違う、力強く奥深い色彩の作品が並びます。 うねるような緑色と土色は、あえて変化の大きな釉薬を使うことによってあらわれ出たもの。同じ色はひとつとしてありま

10月26日-11月8日|sunao knitting ミトン展 [source]

いよいよ秋も深まり、ニットの恋しくなる季節。 生活館ミニギャラリーでは、二年ぶりとなるsunao knitting・塩田素直さんのミトン展を開催いたします。 前回は、はじめてとなる著書『旅からうまれた わたしのミトン』(文化出版局)の刊行を縁に、展示を開催させていただきました。 素直さんのミトンは、そのオリジナリティあふれるデザインもさることながら、見たもの、感じたもの、心に残ったもの、美しい風景や物語、感情…ミトンをキャンバスに見立て自由に編み込まれた豊かな物語性も大

9月28日-10月11日 【TORYBAZAR TRAVELING STORE】-chapter.5-

京都、荒神口の路地裏に店舗を構える「TORYBAZAR (トリバザール)」。木製品、陶器、ガラス、古いものなど、オーナーの小西さんによって国内外問わず選ばれた生活にまつわる雑貨が並ぶお店です。 2020年からミニギャラリーでスタートしたポップアップ「TORYBAZAR TRABELING STORE」は今年で5年目。 昨年初夏に開催したラインナップとはがらりと異なり、秋冬に向かう今の気分に沿うような、より個性的かつ異国情緒漂うアイテムが並ぶそう。 毎度小西さんの手にかかる

9月14日-9月27日|haru nomura sacks and bags works exhibition「"essay" in KEIBUNSHA」

秋の気配が少しずつ近づく晩夏、生活館ミニギャラリーでは今年も草木染めかばんを手掛けるharu nomuraの展示を開催いたします。 暮らしの中からアイデアを掬い上げ、人に寄り添うかばんを手掛けてきた染色家・野村春花さん主宰のharu nomura。 この夏に開催されたVOUさんでの展示「5 essays」では、野村さんの周辺にいる5人との対話を通してそれぞれに新作アイテムを制作するという新たな試みがなされました。 対話を通してものをつくる。それは自分がはじめてのユーザー

8月17日-8月30日|WONDER BAGGAGE 本とでかけるカバンのPOPUP SHOP

WONDER BAGGAGEはタフでワンダーな、持つ者の気持ちをたかめる日本のバッグブランド。使う人の目的を見つめ続け、デザイン、素材、パーツに徹底的にこだわり、パターン設計ではミリ単位での調整を繰り返し試作を重ねる。僅かなニュアンスも伝え、思い描く形を実現する、まさに「God is in the details.(神は細部に宿る)」を体現していくものづくり。そんな気骨あるプロダクトの数々をご覧ください。 今回のPOPUPでは、この夏完成した「Pen and Book Se

8月31日-9月13日|konpeki 装身具展

生活館ミニギャラリーにて、ジュエリーブランド konpeki(コンペキ)の5回目となる展示会を開催いたします。 これまで展示会のたび、新色のガラスをご紹介くださっていますが、今回のピンクの発色に至るまではご苦労があったようです。金属の造形にも、その時々の体験や思いが形になっているのでしょう、毎回、新鮮な驚きがあります。 ひとつひとつが異なる彫刻作品のような装身具。お気に入りの1点を見つけにぜひ足をお運びください。 - - - - - - - - - - - - - -

8月3日-8月16日 | 八月のガラス 前田一郎 作品展

長野県のガラス吹き、前田一郎さんの作品展 『八月のガラス』 を開催いたします。 今年で9年目を迎える、前田さんの作品展。涼しげにそうめんを食べる様子が描かれたDMは、まえたこよみさんによるもの。特に要望などを出さずに依頼されたそうですが、できあがったイラストを見て「それなら、冷たいものをおいしく食べれるような器をたくさん並べよう」と現在も制作中です。 ”自分が作ったガラスをよその家で見ると、とても端正なものに見えることがあります。本当にこれを自分が作ったのだろうか?と感心

8月6日-8月27日 | ラオスの風 ラオスの絵本と小物屋さん Part3

東南アジアの国 ラオス。 この国で40年にわたり、図書室支援や子ども向け書籍の出版を手がけてきたNPO法人「ラオスのこども」が、ラオスの人々と作り上げた絵本と、様々な民族のハンディクラフトをお届けします。 一昨年・昨年と好評だった夏の生活館ミニフェアに続く、第3弾です。 色の組み合わせ・造形がアートな絵本たち。それぞれの民族の手技が紡ぐキュートな小物の数々…。 オーガニックコットンのタオルハンカチや、天然染色のシルクストール、竹細工のかごや入れ物など、使い心地のよい とって