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キャロットクラブ1歳馬募集(2023)関西馬簡易血統分析②

キャロットクラブ
2023年度1歳馬募集のカタログも届き、出資検討が始まりました。
来週は一口馬主Lifeの皆さんにとっては熱く短い1週間を迎えます。

今年は関東、関西そして地方と募集されていますので、
簡易血統分析という形で公開し、週明け兄弟ブログで厳選馬を公開するカタチをとれればと考えています。

関西募集馬後半の公開です。
(個人的な血統感覚ですので気持ちは込めていますが、『ナナメ読み程度』でお願い致します。)

・サトノダイヤモンド産駒

関西75 シンハリーズの22
父:サトノダイヤモンド(母父:Singspiel)
父はサンデー×Haloのクロスで本来は小回り向き、母系でもHaloのクロスを重ねるので、距離適性は短くなりそうです。仕上がりは早く、機動力あり小回り芝向きの配合。

・ルヴァンスレーヴ産駒

関西76 レネットグルーヴの22
ルヴァンスレーヴ(母父:キングカメハメハ)
父がロベルトサンデーなので中距離ダート向きですが、母系でもサンデーサイレンスが入るので、クロスが発生します。少し距離適性は短くなり1600mダートあたりかなと。

・オルフェーヴル産駒
 
関西77 スターダムバウンドの22
父:オルフェーヴル(母父:Tapit)
母父がA.P.Indy系統になるので、オルフェーヴル産駒に母系でパワースピードを補填。オルフェーヴルは少し重厚な印象があるので、この補填は好印象。芝ダ兼用で中距離馬に仕上がれば楽しみです。

・ルーラーシップ産駒
 
関西78 リプリートⅡの22
父:ルーラーシップ(母父:マクフィ)
ルーラーシップ産駒の狙いは母系で“柔らか過ぎない”こと。
母系がミスプロ+Danzigなので狙いの配合になりますが、ルーラーシップ産駒は芝実績に偏りますので、母系にサンデーサイレンスを持たない点。すなわちスピードの補填が出来ていない点は不安です。

・ニューイヤーズデイ産駒 

関西79 ギーニョの22
父:ニューイヤーズデイ(母父:サンデーサイレンス)
母父がサンデーサイレンス系統なので、中距離向きの芝ダ兼用馬。底がNureyevなので力の要る競馬向きかなと。

関西80 グランデアモーレの22
父:ニューイヤーズデイ(母父:ネオユニヴァース)
当馬も母父がサンデーサイレンスなので、中距離向きの芝ダ兼用馬。こちらは底がクロフネなのでスピード馬場が理想かなと。

・アルアイン産駒
 
関西81 レディドーヴィルの22
父:アルアイン(母父:ファスリエフ)
父はディープインパクト×A.P.Indy系統なので本来は短距離、スピード向き。そこに母父NureyevなのでPW要素が高くなりますので、芝短距離~マイルまでかなと。

・スワーヴリチャード産駒
 
関西82 スプリングゲイルの22
父:スワーヴリチャード(母父:キンシャサノキセキ)
父、母でサンデーサイレンスのクロスになりますので、距離適性は少し短くなります。キンシャサノキセキがPW要素の高い配合なので、スピード競馬が向くと思うので、1200~1600mあたりで。

・ブリックスアンドモルタル産駒
 
関西83 ハーエミネンシーの22
父:ブリックスアンドモルタル(母父:Successful Appeal)
母父がIn Reality系統になり、底にNureyevですので、完全に短距離向き。
父が力強く、持久力、粘り気のあるタイプだと思うので、スプリント路線、先行押し切りを狙う競馬向き。

・マインドユアビスケッツ産駒
 
関西84 リチュアルローズの22
父:マインドユアビスケッツ(母父:ゴールドアリュール)
父の本質はダートスプリント向き。母父がサンデーサイレンス系統なので少し距離が延びそうで1400mあたりかなと考えます。

・ミッキーアイル産駒
 
関西85 ブルーメンクローネの22
父:ミッキーアイル(母父:キングカメハメハ)
ミッキーアイル産駒ですので、短距離路線で仕上がるかどうか。
当馬は父、母でNureyevのクロスがありPW要素高い印象、サンデーサイレンスのクロスがありますので、距離適性は短くなり1200~1400m向きかと考えます。狙いとおりかなと。

・リアルスティール産駒
 
関西86 ソブラドラインクの22
父:リアルスティール(母父:Include)
母系にPW要素の高い配合を求めたいリアルスティール産駒ですので、この配合は狙いとおりです。芝マイル路線での活躍を期待します。

・サトノアラジン産駒
 
関西87 ヴィートマルシェの22
父:サトノアラジン(母父:フレンチデピュティ)
母系の狙いはPW配合で距離適性を短くしマイルベターにするか、柔らかさを補填し中距離戦に伸ばすか。当馬は前者の方なので、芝マイル向き。

・ダンカーク産駒
 
関西88 ペルレンケッテの22
父:ダンカーク(母父:ディープインパクト)
父がミスプロ×Seattle Slew系統なので本質的にはダート戦向き。全体でダート配合馬×サンデー系統になるので、上級戦までとなればダートに仕上がればと思います。

・ハービンジャー産駒
 
関西89 パドゥヴァルスの22
父:ハービンジャー(母父:エピファネイア)
母系に多くのクロスが入る点が特徴ですが、少しハービンジャーの狙いからはズレる印象です。距離適性は極端に出そうです。

・バゴ産駒
 
関西90 ビットレートの22
父:バゴ(母父:スペシャルウィーク)
母系がSS×Deputy Minister(Seattle Slew)系統なのでスピードのあるサンデー系統馬。バゴ自体が持久力とパワーに富んだ配合なので母系の“スピード感”はプラス。芝1800~2200m戦で。

・Frankel産駒
 
関西91 インピードの22
父:Frankel(母父:Bated Breath)
父、母でSadler’s Wells/Danzigを経由する類似配合になります。
大きなクロスが2本発生していますが、非サンデーサイレンス配合馬になりますので、東京中距離戦でサンデーA級馬と対峙するよりは、パワースピードを生かす競馬向きかと考えます。

・Saxon Warrior産駒

関西92 エルヴァスⅡの22
父:Saxon Warrior(母父:Catcher In The Rye)
父はディープインパクト産駒でも母父:Sadler’s Wellsになるので重厚。
配合全体をみると父、母でデインヒルの4×3、Halo4×5になるので、スピード、軽さを補填。この母系であれば産駒にはしっかりとスピードは伝わると思うので、マイル前後で実績を作っていきたい配合です。

関西募集馬の分析は以上です。


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