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僕は神輿を担ぎあって就活マーケットを ポジティブにしていきたい ~はたらくクリエイティブディレクター への批判に対して~

下記のパーソルホールディングスグループ新卒採用統括責任者 佐藤さんへのインタビュー記事について、ここ数日SNS上で盛り上がっている。

記事の内容が少し尖っていることもあり、今現在、いわゆる炎上が起こっている。炎上自体僕は悪いことではなく、ある話題に対して、建設的な議論が起こっているのであればポジティブに物事を進んで良いと思う。

今回は僕の解釈だと、誹謗中傷と捉えられるものが多数で、一部建設的な批判が多いという印象で、しっかりとこの区別をする必要性を感じる。

ツイッター検索で、記事のリンクを入れて見ると、なんとなく反応がわかると思う。

建設的な批判の多くは下記のようなものが多い。

・学生15万人の支援って本当なの?合理的に無理じゃない?
・そのままだと落とすけど、どうする?ってきつくない?もっと優しくできないの?
・ドラえもんのくだりで、どこでもドアを評価しないのは、その背景の論理的思考力を見ないまま落としているのだとしたら如何なものか?

これらは、建設的であり、共感するかどうかは横に置いて、適切な批判であると思う。

今回、僕がお伝えしたいことは、この記事の中で共感するところや、「本当にそうだ!」と思う要素があるはずなのに、多くの人がそこに焦点を当てないことに違和感があるということ。

今の状況では、就活や採用という分野について、メディアで本当に思ったことをいうことについて前のめりになれる人が減ってしまうと思う。

すべて正解で話そうと思うと、今まで正解とされていたことから逸脱することへの恐怖を感じるし、メディア側も丸く編集しようとするだろう。

僕が思うのは、マーケットをよりよくしていくという観点に立ったときに、たとえ未熟な意見だったとしても、一旦表舞台に出して、それをもとに対話と議論を経て、みんなでより良い形を考えられる世界観がいいのでは?ということ。

特に、SNSが発達した今、皆が受信者でも発信者でもある。だからこそ、未熟でもみんなで創っていくそんな世界ができると思う。

今回の記事の反応の多くは批判で終わっていて、建設的な議論をしようという姿勢を持っている方があまり多くないのがとても違和感である。

実際に、下記のように、多くの新卒採用担当者が日頃から感じていることの代弁も、今回の記事ではあった。

・就活生がリクルートスーツを着て、髪型も気にしなければいけないことへの違和感
・面接で取り繕った回答をするのを剥がすことをちゃんとしたいと多くの人事が望んでいること
・就活生の多くのコミュニケーションが正解探しになっていることへの違和感

これらの声を拾い上げて、意見を述べることの方が、ただ批判したいだけの批判よりも意味があるのではないか?と思うのだ。

同じことを言っているところがあるのに、なぜか批判ばかりが先行している。この違和感。

日頃から記事を読むときに、批判したくなることも多いですが、神輿を担ぎあうように、マーケットをよりよくしていくには、どんな発信が必要なのか?と意識することを心がけていきたい。

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