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仕事人間の保活のその後

こんにちは。

「お片付けしーや!」と言い放して、ベッドに向かい、そのままあとを追ってきた娘を寝かしつけて、寝落ち。夜中に水を飲みに起きたら、娘が散らかしたブロックを踏みつけて、暗い中で一人で痛みをこらえる目に合いました。ほんと、お片付けって、大事です。

さて、なんやかんやで、認可外保育園から内定をもらえた保活のその後のことを書いておきます。

娘が0歳で入園した保育園は、自宅からそこそこの距離はあったものの、とても素敵な園だった。若い先生が多かったけど、娘の成長を親以上に温かい目で見守ってくださって、はじめての子育てと仕事の両立に奮闘する親の方が支えられていた。

転園する前の最終日には、親の方が寂しくて、ちょっと泣いた。

そう、その後も保活は細々と続けた。素敵な保育園に入園できて、娘も喜んで通っていたけれど、自宅からの遠さと概ね3歳までの小規模保育園だったので、1歳で再び認可保育園へ申し込むことにしたのだ。

もう、保活への熱意は燃え尽きていたし、新たに見学はせず、もともとの第一希望園と、通っている認可外保育園の系列園だけに絞ることにした。嘆願書も書かず、淡々と期限間際に役所へ申込書を持参した。

その結果、あの必死の保活は何だったのかと思うほど、あっさりと第一希望の園に内定し、現在に至る。

保活を通じて、近隣の保育園事情とともに地域事情や様々な行政サービスを知れたことは、とても勉強になった。一方で、知らなければ使えない制度があることの怖さを実感したし、アンフェアにみえる仕組みに疑問をもつこともあった。ついでに言うと、育休中の時間の使い方として、保育園見学という名の「散歩」が加わったことは、良かったことのひとつだ。

要するに、いくら焦って情報を集めても、結果は、住んでいる地域の子供の数と保育園の数とのバランスや希望園の倍率に左右されるし、得体の知れない指数(ポイント)に振り回されたあげく、結局は、ご縁があるかないかみたいなところに行き着く。保育園が決まらないことは、もはや誰のせいでもないのだろう。ましてや、ママが保活に失敗したからでは、決してない。

正直に言って、うちは運が良かったと思う。でも、わたしもそうだったように、保活に焦るママたちの気持ちも分かるし、なかなか保育園が決まらずに仕事復帰できない友人の辛さも聞いていて、保活に意味がないとは思わない。

だからこそ、せっかく保活に臨むなら、どうせ最後は運任せと割りきって、自分や子供の将来に思いを馳せ、少しだけでも楽しむ気持ちをもってほしいと思う。そして、世の中から、“保活”なんていう言葉が消えることを願いたい。


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