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サンタ効果の持続性やいかに

こんばんは。

このタイトルから、今日の話の大筋は、想像がつくところでしょう。みなさんは、いつまでサンタクロースを信じていましたか?ちなみに、わたしは、今でもサンタクロースがいてくれたらいいな、と思っています。

さて、昨日のこと。いつも保育園から帰ったら、なんやかんやで手洗いをサボろうとするのに、信じられないほど素直に洗面台へ向かい、ゴシゴシとしっかりめに手洗いを済ませた娘。

思わず「どうしたの?」と声をかけてしまった母に、「これくらいしないと、サンタさんにいい子と思ってもらえないんだよ」と真剣な顔で答える。

どこで仕入れた情報なのか問うたところ、「お隣さんから聞こえてきた」と。もう、この辺りで笑ってしまいそうになったのだけど、あまりに真剣なので、しばらく話を合わせることにした。

たしかにお隣さんにも小さな姉弟がいるので、やんちゃしたときには、ママさんが、この季節恒例の『いい子にしないとサンタさん来ないよ』的な呪文を唱えておられたのかもしれない。でも、こんなに具体的に手洗いのレベル感まで示すお小言は聞いたことないし、それが隣の家の娘にまで聞こえるほどの指導は考えにくい。

はたして、どこからどのように娘が『サンタに認められるいい子の基準』たるものを仕入れてきたのかは謎だけど、とにかく昨日の娘は、いい子レベルを上げていくことに前向きで、笑っちゃうくらい、いい子だった。

手洗いのあと、しっかり残さずご飯を食べて、いつも嫌がるお風呂にも母を率先して向かい、いつも逃げ回るドライヤーも落ち着いてこなした。そして、寝る前に一言。「今日のイイ子、サンタさんみてたかなー?娘ちゃんが、ずっと欲しいって言ってるヤツ、これくらいイイ子なら、もらえるよね!」と。

“そうね。でも、さすがに一日だけだと、サンタさんも評価できないんじゃないかしら。それに、サンタさんは、いい子だからプレゼントくれるんじゃなくて、子どもたちみんなに喜んでほしい派の人だと思うのよね。だから、どっちかって言うと、年に1回のプレゼントを狙ってサンタさんに認められるよりも、パパとママに日常的に認められる方が、年間を通じて、あなたが享受するメリットは大きいと思うのですが、いかがでしょうか。”

って、ビジネスライクにご提案してみたけれど、『は?』みたいな顔されて終わりました。そして、今日、いつものように手洗いをサボろうとする娘をみて、なんだか安心してしまった自分がいます。

おやすみなさい。



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