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泣くのがへたくそだったことを思い出す

こんばんは。

はー。もう、泣きたい。途中まで仕上げたエクセルを閉じようとして「保存しますか?」って、わざわざ聞いてくれたのに、勢い余って「いいえ」を押してしまうアレを疲れてるときに限ってやってしまいます。みなさん、お元気ですか。

さて、泣きたくなったついでに、娘が生まれたばかりの頃を思い出しました。うちの娘は、泣くのが「へたくそ」だった。もしかしたら「へたくそ」というより、こちらが想定していた赤ちゃんの泣き方と少し違った、というのが正しい表現かもしれない。

とにかく、タメが長かった。泣き顔を作ってから「オギャー」と声を発するまでに、どんだけ時間かけますの?ってくらい、タメてタメて泣く感じ。おかげで、こちらも「お、泣くぞ泣くぞ」と身構えることができた。

はじめての予防接種のときにも、チクンとしてから泣き顔を作り、数秒置いてから「うえーん」と声をあげる様子に、看護師さんから「タメたねぇ~」とツッコまれていた。

けれど、何事も練習を積めばうまくなるもの。それを体現するように、夫のクシャミに怯えて泣き、夕方になれば黄昏泣き、寝言からの夜泣きなどのトレーニングに励んだ結果、いまでは一人前の泣きを見せる。なんなら、ウソ泣きだってする。笑っちゃうけど、成長したなぁなんて感慨深く思う。

そして、今日は、お気に入りの絵本が破けて泣いてしまった娘を「魔法のテープで元に戻してあげるよ!」と、なぐさめながら、消してしまったエクセルデータも誰か元に戻してくれないかなと、願ってみたりしています。


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