『孤独のグルメ』をみて、来年の目標が決まった

こんにちは。

いやぁ、年末ですね。でも、例年とは違い、友人たちとの集まりも、親族との集まりも自粛。買い物客も少なくて、年末なのに年末感がない中、次の年がやってくる。これがニューノーマルってやつなのでしょうか。

昨日、特にやることもなく、少し日用品の買い物に出掛けくらいで、まさにダラダラと家の中で娘を遊ばせていた。わたしは、とりあえずテレビをつけ、一挙に再放送されていた『孤独のグルメ』をBGMのように流しながら、娘のままごとに参加していた。

主人公が美味しそうに食べる様子に、なんだかこちらまでお腹いっぱいになる。食事は皆で食べても美味しいけれど、一人であっても十分に楽しめるものなんだなぁと、ニューノーマルに相応しい食事の在り方を教わっているような気がしていた。

中でも、劇中に出てきた何気ない店主のセリフが心にささった。


『食べるって、生きることですもんね』


そうだった。わたしたちは食べて、生きている。食べたものが、血となり肉となり身体をつくる。けれど、特に子供を産んでからというもの、わたしは自分の食事を明らかに疎かにしてきた。

娘の食事には気をつかってきたつもりだけれど、わたしの分は、とにかく手早く空腹を満たすことができればいいといった具合。朝食は娘の残りもの、昼食は適当にコンビニで済ませ、保育園から帰って、娘の夕食を作る間に台所で惣菜を味見し、娘にはそれなりのものを食べさせながら、自分は一緒に味噌汁だけすするなんて日も多い。

コンビニ弁当や出来合いの惣菜を悪くは思わないけれど、自分が食べて「美味しい」とか「しあわせ」とか、少しでも感じていただろうか。食事に対する自分の意思が圧倒的に足りなかったと思う。

『食べることは、生きること』。来年は、もっと意思をもって食事にのぞもう。そして、食べものの美味しさを感じながら、一日一日を大事に生きよう。これが、わたしの来年の目標です(わお!いつも年明けてからも延々と決まらない目標が決まった!)。


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