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日焼け止め「シクロペンタシロキサン」

揮発性油剤「シクロペンタシロキサン」は、水性生物への影響が懸念されるということで、EUで規制されています。

しかし、日本では規制されていません。

市販の子ども用の日焼け止めを始め、多くの製品に使われている成分です。

揮発性なので、肌に塗ったときに、スーっと伸びて揮発し残らないので、使いやすい成分です。

シクロペンタシロキサンは、紫外線吸収剤と同様に経皮吸収しますし、体温で揮発するので、呼吸する際に吸ってしまいます。

生殖機能への影響が懸念されるので、子ども用の日焼け止めをお子さんに塗ることは、お孫さんにも影響を及ぼす可能性があります。

揮発性油剤は「シクロペンタシロキサン」だけでなく、規制がかかっていない「シクロメチコン」や、「メチルトリメチコン」などがあります。

紫外線吸収剤と同様に、エビデンスが取れた時には、手遅れになってしまう可能性がありますから、静観が良いかもです。

ちなみに、シクロペンタシロキサンは、ドライクリーニングの溶剤でもありますので、自分は水洗いが可能なスーツを着ています。