ベーシックインカムの経済デザインにおける位置づけをどうするか。(成長を前提とする今までの経済の教科書の延長線上でいいのか)

私は、今までの成長を前提とした経済の教科書の延長線上に、ベーシックインカム制度を位置づけたくありません。

そうしないとベーシックインカム制度の意味するところが、これまでの先人のおかげでこんなにも経済成長したおかげで、必ずしも「無理に働かなくてもいい」、つまりは「経済成長はしてもしなくてもいい」という社会の実現、というところにたどり着かないからです。

このマガジンの本題に戻りますが、成長を前提としたこれまえの教科書を書き変えてこその、ベーシックインカム制度の実現としたいですね、私は。

ベーシックインカムの実現ということで、ただ国家予算に給付を織り込むだけならなんてことはありません。おそらく日本の場合は年間100兆円の給付で決まりでしょう。

繰り返しになりますが、問題はそこではありません。どのような社会デザインを実現させるためのツールとしてベーシックインカム制度を導入するか、です。

終わり。


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