見出し画像

記憶

お昼ご飯を食べて午前中を終える。

その時にはもう、午前中の記憶は昨日の出来事だったかのように薄れてしまっているのだ。
別に解離して別人格になっていた訳ではない、ずっと自分だったのに。

それが、恐らくここ半年以内の話。毎日のことだからもう慣れたけれど、やっぱり記憶がなくなるスピードが速いというのは多少の不安もある。

何を食べたか、どこに行ったか、誰に会ってどんな話をしたか。数分後にはもう分からないのだ。

第三者に、こうだったよね、と言われて思い出せることもあるが、思い出せないこともある。

今日は、うちにいるぬいぐるみ2匹の名前がよく分からなくなったり、無かったことをあったと記憶してしまっていた(母に言われて無かったことが分かった。)。

ここ最近は、自分の名前を書く時、すっと名前は出てくるのだが、書きながら「これは誰の名前?本当に自分の名前なのか?」と混乱してしまうことがある。

何の影響でこうなっているのかは分からないけれど、徐々に悪化している気がする。

いつか、何もかも記憶できなくなったり、全てを忘れてしまったりするのだろうか、といった不安が募るが、杞憂に終わって欲しいと切に願う。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?