数学とビジネスの違い

今日は酒を飲んで頭が働かないので、いつも思ってる事を吐き出せればと。

最近、数学が急に脚光を浴び始めました。ブロックチェーン、ディープラーニングと数学の知識を使う場は最新テクノロジーにもあります。

しかし、数学とビジネスには大きな乖離があると感じます。

それを今回は紹介していきます。


●数学で学べる事

僕は、大学で数学を4年間学んできました。

それなりに楽しかったですし、学べることは多いのではと思います。

数学で学べる事は2つあると感じてます。

・諦めない事
・好奇心を大切にする事

です。

それぞれ紹介していきます。


●数学で学べる事1:諦めない事

最初に頭に浮かぶのはこれです。

もはやこれしかないのではと思います。

数学を勉強する上で、「わけわかめ」な概念は多くあります。

数学は、わかった気になってても、「いややっぱわかんねえわ」みたいな状況が多発します。

自分の言葉、イメージ、図で表現できた時に初めて理解を感じます。

それまではぶっちゃけ苦ですが、腑に落ちた時の快感は半端ないです。

なんで、諦めないことは数学で学べますね。真面目な人であれば絶対にこれは身につきます。

永遠に、なぜ?って考えられますから。メンヘラの人は数学できると思います。


●数学で学べる事2:好奇心を大切にすること

数学では、とにかく垂直思考が重宝します。

垂直思考とは、

「なぜ?」とひたすら考えていく思考です。

もちろんある程度の発想も必要です。というか、数学の天才と言われる人はここもかなり凄いのですが、その思考に比べても垂直思考は重要です。

垂直思考は、なぜ?と掘り下げる思考です。

数学は、多くの知識が複雑に結びついて、一つの結論を導き出します。

一個の結論がどんな知識で組成されてるのかを理解するためには、なぜ?を繰り返す必要があります。

だから、とにかく垂直思考が大事なのです。 


●数学とビジネスの乖離

では、新卒でベンチャー企業に勤めていて、SEOという答えのない分野に飛び込んだ感想として、数学とビジネスの乖離を話していこうかなと思います。

最近でこそ、最新のテクノロジーの効力の裏付けとして力を及ぼしている「数学」ですが、ビジネスとは「考え方」に大きな違いがあります。

その違いとは、目的にあります。

私が学んできた数学は、「答えまでの過程を考える」

対してビジネスは、「答えがないなかで答えへ向かう最短ルートを考える」

が目的です。

めちゃめちゃ違います。本当に違いまず。

ぶっちゃけこんなに違うと思いませんでした。

では、具体的にどんな問題があるのでしょうか?

紹介していきます。


●数学とビジネスの乖離に起きる問題

問題として、

答えを求めようとする

があります。

〇〇の場合はどうするべき?

〇〇のときは△△したほうがいいのか?

など、速攻答えを求めようとします。

答えを欲しがります。でも、ビジネスにおいて残念ながら明確な答えは存在しません。

数学の解は洗練されていて美しいですが、答えがわかった上での道です。

学部で勉強するレベルの数学なので、院で勉強する分は分かりませんが。こんな感じで僕が勉強してきた数学は、ビジネスと乖離があります。 


●数学は万能じゃない

僕は、言葉でシンプルに記述できない「数式」が美しく完璧なものだと思ってました。

それは物凄く傲慢な考えでした。

数学をそのまま、ビジネスに活用するのは難しい部分があります。

なぜなら、「答え」があるか、ないかで違うからです。

数学をビジネスで使うなら、

「なぜ?」を掘り下げることと、飽くなき好奇心が活用できます。

日常生活で、「なぜ?」と聞く人はうざいことこの上ないですが、深い思考をする上では大切です。

また、普通の人が「まあいっか」「わかんね」と諦めてしまうことも、考えられます。

どんなことでも、実行できるベースまで考え抜くことは大事です。

実行できなきゃ意味ないですから。

ひたすら「なぜ?」を考え続けて、実行できるレベルまで落としましょう。

優先度はわかったもんじゃありませんが、最初は仕方ありません。

後から考えましょう。

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