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極北アドベンチャー ⓪ ~北海道へ~

※これは北海道旅行記です。

~Day0

酷暑の候

2024年の夏は暑すぎる。
米倉涼子もびっくりの猛暑である。

ヴィッセルの手先

ラニーニャ現象だか何だか知らないが、ばかげた暑さだ。もはや災害。
個人的に許せないのは、パリ五輪の取材で松岡修造が日本にいなかったにもかかわらずとんでもない暑さだということである。来年からラニーニャ現象予防のために太平洋をかき回すというのを修造チャレンジの一環として行ってほしいレベルだ。大丈夫、やればできる。

素晴らしい表情管理

ストレッサー

さて、この夏は暑いだけでなく、しんどい夏でもあった。

しんどい理由はビジネスプランコンテストへのエントリー(あと大学院入試)。

やれと言われたから仕方なくエントリーしたのだが、まあそれはいい。
こちとら割とやる気のある学生。与えられた機会は望んでいようがいなかろうがある程度しっかりやってやろうと思うタイプだ。

ただその過程で触れ合わなければいけない人間のレベルが低い。
経営者面したビジコン主催者(学生)がオンラインミーティングでだらだら喋っているのを聴かなければならないのは何の罰ゲームなのか。

「人前でへらへらできる」「砕けた口調で喋れる」
この辺りを何かのステータスだと捉えている人間がビジネスコンテストを主催しようだなんて片腹痛い。

そうやってイキっている人間が優秀ならまだしも、そうでもないのがちゃんちゃらおかしい。
こちらの資料請求から資料がメールで送られてくるまでに2週間を要する。
事前に打ち合わせが済んでいるにもかかわらずオンラインミーティングの準備ができておらず開始が15分遅れ、内容もグダグダ。

言葉遣いや時間厳守など、基礎的なマナーを守れないやつは地道にカタカタとメールを打っていればいいのだ。SlackだのTeamsだのGoogle Meetだの、使いたいだけなら身内でやっていただきたい。おままごとに付き合わされる周りの身にもなってほしい。
幼稚園児はミニカーやリカちゃん人形で人に迷惑をかけずに楽しめるのに、大学生になるとそうもいかない様子である。

あまりこういう論じ方は好きではないが、私は理工学部の学生だ。普段やっていることとは少し違う活動をするにあたって、普段やっているやつらが足を引っ張ってくるとは思わなかった。まあこれも勉強。貴重な人生経験だ。

さて、こうして考えると、今年の夏が暑いのは単なる天災ではない。
ビジコン主催者、奴らのせいで暑苦しい。
天災+人災。我ながら可哀想な夏だ。
(天+人)災。つい意味の分からない因数分解をしてしまう。こんなボケしか思いつかない自分にも腹が立ってくる。
それもこれも、ぜんぶ夏が暑いせいである。

閑話休題

「幼稚園児は人に迷惑をかけなければ生きていけない生き物だ」という反論はさておき。

冒頭に書いた通り、これは北海道旅行記である。旅行の動機をアピールするために1000字近くも使ってしまった。

まとめると、私が北海道に行く理由は以下のとおりである。

  • 大学院入試が終わってどこか遠くに行きたい。あとビジコンがうざい。

  • 暑いから南ではなく北に行きたい。

  • 同期の友達二人が北海道に帰省中。

  • お、ちょうどフロンターレのアウェイ札幌戦がある。

こんな具合。

とにかく、このままではあまりにもつまらない夏になってしまう。人生初の北海道を目いっぱい楽しもうという強い意気込みを胸に、羽田空港でLCCに乗り込んだ。

極北アドベンチャー、ようやくスタート。


Day1

札幌?まだ近い

ピカチュウでラッピングされた飛行機はほぼ定刻に新千歳空港に着陸した。今まではポッチャマとヒコザルと紫のなんか変なやつが好きだったのだが、改めてピカチュウのかわいらしさに気づいた空の旅だった。

かわいい
紫のなんか変なやつ

到着は夜だったので、急いで空港のラーメン道場に向かい、ずっと行きたいと思っていた一幻に滑り込む。
膨れ上がった期待に応える最高の味だった。

なんて美味いんだろうか

さあ、無事札幌に着いたはいいものの、今回の旅の裏テーマは「遠くに行く」である。そう考えると札幌ではまだ生ぬるい。
というわけで今日の目的地はもっと遠くにある。
さらに移動をするために快速エアポートで札幌市内に向かっていると、目的地の直前で列車が止まった。
どうやら別の路線で列車が鹿と衝突し、安全確認を行っていたらしい。さすが北の大地、洗礼が手厳しい。

時間には余裕があったのでそのままのんびり移動し、大通りバスセンターへ。札幌テレビ塔を少しだけ眺め、人生初のセイコーマートで水を買い、次の目的地へ向かう夜行バスに乗り込んだ。


思っていたよりでかくてびっくり


次回へ続く

あとがき

これを書いたのはイライラしていた時期だったので北海道と関係ない話題がほとんど。キレ散らかしてるだけの文章になったので⓪とした。

シリーズのタイトルは海堂尊さんの『極北クレイマー』『極北ラプソディ』のパクリ。小説の舞台となっている極北市はたしか札幌から車で一時間くらいという設定だったけれど。

引用元


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