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ダウ90000 単独ライブ『10000』 感想

どうも。最近はシューゲイザーにハマってます。あとはネトフリで配信されているバナナマンの単独ライブをやっと半分くらいまで見られたところです。

でも!!そんなのよりも!!今はダウ90000にダントツでハマってます。YouTubeでネタ全部見て、その後前身の劇団ユニットであるはりねずみのパジャマも見たんですけど、本当にハマってしまいました。。。


ということで今回はダウ90000のライブの感想を。多分ネタバレも入っているかもしれないのでお見知り置きを。


ダウ90000の面白さとは

8人で描かれる群像劇

まずダウ90000の面白さについて書こうと思います。ダウ90000は他のコント師と違ってまず人数が多いのが特徴です。
その中でトリオとかだと3人目はスパイス的な要領でコンビとは違った味を出してくるのが多い中でダウ90000は完全に群像劇。全員にストーリーがあってそこを細かく書くと同時にしっかり最後にはまとめている。これって本当にすごいことで、こんな劇を書くこと自体難しいのにそれにしっかりと面白さの要素・笑いの手数を入れていて本当にすごいと思う。

細かく描かれる個性と無個性

それに加えてキャラで押し出しすぎないキャラの個性。しっかりネタの作者の蓮見さんがみんなのキャラを抑えつつもそこが頭でっかちにならない無個性さってのが出ている。さらに8人ということもあってテンポがとても速い部分があるのでふりのところも長さを感じさせずに面白く見ていられる。


これが僕の思うダウ90000のすごいところなんだなと思います。でも、この感性ってダウ90000と近い世代しか感じられないと思っていたけどちゃんと大人のような世代までもファンが来ていて本当にすごいんだなって思う。

個人的に一番好きなコント。

これはコメント欄に書かれてたと思いますが、今泉力哉監督の笑いと演劇のテイストの比率を逆にしたのがダウ90000であるっていうのがマジで的確。今泉監督のテイストである日常の些細な機微を描かれているのにしっかりみんなのストーリーを描いていて素晴らしい。是非見てください。

まあこんな感じで書いていきましたが、こっから感想です。雑記なので文章の稚拙さはすいません。あと、素直に書いているので少し汚い表現になってるかもしれませんがすいません。許してください。


  1. 浪人
    おもろい。なんか最初のコントって感じでウォームアップに最適。遊び心入っててラーメンズっぽさ全開でポップでよかった。

  2. 独白
    設定の切り口が演劇寄りのお笑いって感じがしてなかなか無い切り口だった。そっから展開もあってすばらしいねー、映画とか好きな人はマジでこういうの好きかも。

  3. 今更
    園田さんが光ってた。偏見っぽい部分で蓮見さんがつっこんでいくのはシンプルにおもろかったな。人数多いから展開を作りやすいし。サーチしたらこれ褒めてる人多かったね。自分はそこそこって感じ。おもろいけどね

  4. 転職
    テンポと間がいいダウっぽくなくてヌルッとした展開。少人数コントであんまりキャラがたってない人がメインなの珍しいかもな。忽那さんは良かったけどツッコミがヌルッとしてる印象だったなぁ。そこがまたいつもの感じとは違ってとても面白かった。

  5. 即興
    今回のコントで1番好きだったかも。蓮見さんのクズっぷりが好きなのかもしれない。あと吉原さんの天才的なキャラと演技力。それでいて全員が光る配役とテンポの良さ。大学生の擽られる感じ最高っすね。繋がっていく感じも気持ちいいっていう、メタ的に見てもこっからどうなるんだ!?って楽しめてとても良い。こういう見方すると大抵コントってつまらなくなるんだけどそれでも楽しめるのは本当にすごい。

  6. 道具
    こんな非日常な感じの設定も作れるのかって驚き!それでいて8人の道具とキャラっていう長尺じゃないと伝わりずらいし回収しにくいものもなんとか収めててマジで天才って思った。園田さんが光りまくり。これも好きだったなぁ。


って感じです。雑記になりましたが、僕は中島さんの演技の奥深さと、園田さんのラジオとのギャップにとても惹かれました。みなさん演技もうまいし蓮見さんの作る世界観を適切に映し出していてすごい。

これから多分もっと売れるだろうし、有名になっていくと思うこのユニット、必見です。これからもずっと追い続けます。

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