【駄文】気圧が落ちたら
「過去に例のない強さの台風が上陸する」
何度か目にしたことのある文言にも少し感覚が麻痺しつつある。
関西を通過する頃にはだいたいピークは過ぎているので、ここら辺は今回もあまりたいしたことはなかったなといういつもの印象で終わった。
気圧の変化というものを僕は普段体感することはあまりないけど、「頭が痛くなってきたから明日は雨かもしれない」みたいな、割と高精度の天気予報機能を身体に搭載している、気圧にとても敏感な人というのも周りには少なくない。
影響を受けない自分は幸運だなと思うと同時に、辛そうにお薬を飲んだりしている現場を見かけるたびに気を揉む。
僕は昔から身体の不調を「自分ではどうすることも出来ない外的要因のせい」にするのが何となく嫌で、事実そうかもしれないと思うことであってもあまり認めようとしてこなかった。
身体の不調なんてものは、日々の生活の中で何か余分なものを取り過ぎたり足りないまま過ごした怠慢によるもので、全ての原因は自分自身にあると。
理想の体型が維持できないのを歳のせいにすることや、風邪をひいたら昨日会ってた風邪気味の人のせいにすることなんかも、それを引き起こした様々な要因の中のたった一つでしかないわけで。
そうならないような努力もしないで自然現象や特定の人様だけのせいにするのは如何なものかと。
くれぐれも、これは自分に対して言い聞かせていることであって、仮にも人様に対してこの価値観を押し付け始めたらもう地獄である。現世ではもう生きる場所はない。
そんな僕だけども、昨夜あらゆるやる気を失いひどい睡魔に襲われ、もう何もしたくない状態に陥った。
そういえばちょうど「過去に例のない強さの台風が上陸」しているらしい。
気圧の変化で起こる不調を「頭痛」だけだと思い込んでいた昨日までの自分。
まさかと思い一度調べてみたら
気圧のせい。
異常に眠くてたまらないとき、それはもう気圧のせいなのだ。
知らなかった。
僕もしっかり影響を受けていた。
今までのアレ(眠気)やコレ(ひどい眠気)も気圧のせいだったのだ。
そうじゃないときもあるかもしれないけど、これからはもう気圧に結びつけて納得しよう。
低気圧の前に人は無力。
抗うな。寝ろ。
駄文失礼致しました。
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