メタルコア系ベースの音作り 前編
はじめまして、静岡のPenetrateというプログレッシブメタルコアのバンドでベースをやっているよしだけいと申します。
今回はメタルコア系ベースの音作りを紹介したいと思います。
メタルコアのベースをやりはじめてから6年くらい経ちます。
音作りでかなり苦労したので、自分の音作りの方法を参考にしていただけたらと思い、記事を作成しました👊👊
前編はベース本体のセッティング等について解説します。
おまじない、なんとなくでやっている部分もあるのでご了承ください🙇🙇♀️
・ベース選び
ギターと違ってベースはなんでもいいと思っています。
(ギターがシングルコイルでメタルコアやっているバンドもありますが…)
スティングレイやDingwallがおすすめです。
ジャズベでもかなりいい音出せます。
BMTHのMattもジャズベを使っています。
ABRのDustinは以下のように解説しています。
(間違えていたらごめんなさい)
ウォルナットは他の木材に比べて密度が高く、低音や音の伸びが良い
ネックもウォルナットを使用して、高音の出を補強するため、中間にメイプル材を入れて3ピースにしている。
ドロップG#くらいになると低音がぼやけてしまうので、エクストラロングスケールやマルチスケールのベースをおすすめします。
指板はメイプルや、エボニーが硬い音が出せると良く聞きます。
トップ材はオシャレだと思っています。
自分はDingwallのNG-2を使用しています。
・NG-2のセッティング
チューニングはドロップEA(EAEAD)
ピックアップのシリパラスイッチ増設とBABICZのブリッジ変更をしています。
BABICZ ( バビッツ ) / FCH Solo Rail
https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/224780/
NG-2のピックアップはハムバッカーだと思っていましたが、スプリットコイル(プレベと同系統のピックアップ)です。
デフォルトではパラレル接続になっていますが、改造することでシリーズ接続できます。
シリーズ接続することで、より太い音が出せますが、あんまり使っていないです💦
この辺の改造方法、理論等は需要があったら解説します。
弦はKalium Stringsを使用(次はもう少し太めのサイズにする予定)
素材、メーカ等色々ありますが、この辺は比較検証した事がないです。
ドロップE用の弦が市場にほとんど出回っていないため、Kalium Strings一択です。
素材、メーカ等拘らず、弦はなるべく新品の物を使用してください。
新品の弦は古くなった弦と比べて、かなりブライトな音が出ます。
歪ませた時にメタルコア特有のバキバキサウンドが出せます🔥
弦高は音詰まりがしないギリギリを狙って低くしてください。
フレットとの摩擦で金属感のある音を出すためです。
あっさりと説明しましたが、ベース本体のセッティングは弦高調整が一番大事です!!!
ピックアップはリアセンターのパラレルを使用(2番)
プリアンプはACTIVEで使用
プリアンプはLow0 Mid-5 High-2 ~ +3 ぐらいで調整(±10を最大、最小として)
Highは弦のギラつき具合で調整
新品の弦だと0~ -2にしている
弦が古くなってきたらレベルを上げる
・ピック
亀ちゃんピックのオレンジ(0.60mm)を使っています。
TORTEXは滑りにくいので、手汗がかきやすい人におすすめです。
柔めのピックを使用することで、アタック音やピッキングノイズを抑えられます。
強めに弾いても、弦が柔らかいので、コンプレッサーのような役割も果たします。
Nollyがやっていたので参考にしました。(4:10あたり)
ピッキングについては言葉で説明しにくいので、解説しません。
元々ギターをやっていたので、その感覚で弾いています。
別の動画では、0:50あたりでピッキングについて解説しています。
テクニカルなフレーズは柔らかいピックだと弾きづらいので、その時はS7GのAbstractsのピックを使ってます。
販売終了しているかもしれませんが、静岡パルコの島村楽器に売ってます。
・次回予告
次回は、アンプやエフェクターのセッティングについて解説します。
(無料で公開します!!)
Quad CortexやBias Fxを使用しているので、それらのプリセットをベースにして解説する予定です。
・最後に…
Penetrateの加入してコロナ禍や前任ボーカルの脱退がありましたが、2年経ってようやくライブ活動できるようになりました!!
今後の活動も色々決まりつつあるので、気になった方は是非ライブに足を運んでください!!
音源あげているのでよかったら聞いてください~~
加入前の音源なので自分はベース弾いてないですが🥺