見出し画像

介護のはなし 0

※タイトルに 0 とついているのは、このページは自分がなぜ介護の話をしようと思ったのかを書いたページで、読まなくても支障がないという意味で 0 をつけています。
実用的な情報のみを知りたいという方は読まなくて大丈夫ですのでスルーしてください。

何故介護の話をしようと思ったのか

私は両親ともに高齢で、一人っ子でした。
高齢出産ということは、介護も若い年齢で子どもが産まれた家庭より早く訪れることになります。
父親が他界し、母親が精神的に参ってしまい、それをきっかけに介護の問題が突然降りかかってくることになります。
突然ではありましたが、10代から私はそういう時期が来ることを考えてはいました。
両親が高齢で一人っ子。何かあったらしっかりしなければという気持ちは強かったのですが、現実は想像以上に厳しいものでした。
お金を稼がないと自分も生きていけない、でも介護が必要となり仕事をすることすらままならない。
母親の病状は悪化の一歩をたどっていき、私自身もついに身体が耐えられなくなり、大学病院などでも検査をすることになります。
幸い大きな病気ではなかったものの、血液検査の結果なども正常の範囲ではないということで経過観察となりました。
そして漢方薬なども処方をしてくれる病院に相談をすることになりました。
病気ではないため西洋薬に適用するものがないならば、漢方薬で今の身体のつらさがどうにかならないかと、藁にも縋る気持ちで、少し遠くですがネットで探した病院へ行くことになります。
その時に私の現状に声をかけて解決するきっかけをくれたのが今の私の主治医でした。
「あなた。今のままじゃもたないよ」
その一言で私はハッと気づくことになります。
自分一人でできることなんてたかが知れてたのだと。
そして自分には相談先も介護の知識も何もないのだということ。
年齢が若かったことで周りに介護経験者の友人はおらず、何より当時の私は自分が頑張らなきゃと頭が固くなっていました。
主治医に教えてもらった包括支援センターの存在。
それが私を解決へ進ませる第一歩でした。
その後もあまり書けないようなこともいろいろとありましたが、現在はなんとか生活も落ち着いています。

Twitterで1回漫画を描いてそのままになっていた介護の話。
個人的な経験を書くというよりは、情報を書くことで今悩んでいる方、どうしようか迷っている方が少し何か知ることができればという気持ちでいたのですが…
情報量が多い内容となっているため、漫画、しかもTwitterで読みやすい形(と勝手に思っている)4枚に収めるのが難しく、投稿が止まってしまいました。
まあ、私に技量が無かっただけです。

何をしていいかわからない人へのきっかけになれば

そんな気持ちで漫画がだめなら文章で書こうと思いnoteに記すことにしました。
なぜnoteにしたのかは、今から始めるブログよりは目に留まりやすいのではと思ったから。
介護の形は人それぞれですし、私の経験や勉強した範囲では至らないこともたくさんあると思いますが
当時の私のように何の情報もなく、どうしていいかわからず、途方にくれている人がいたとしたら、少しでも何かのきっかけを作れればいいなという気持ちです。
次の投稿から頑張って書いていきたいと思います。
文章を書くことは素人同然ですがお付き合いいただけますと幸いです。
よろしくお願いいたします!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?