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商品画像のサムネイルを考える vol.2 Amazon編

今回はAmazonの画像編です。
とは言ってもAmazonのサムネイル画像(以下メイン画像)で許されるのは完全な白抜き画像。

これだけ。

テキストも装飾も一切許されません。
これだけです。

で終わるのは何か違うので、少し詳しく書いていこうと思います。
※2021年7月現在の基準です。今後変化していく可能性は大いにあります。

Amazonのメイン画像に対するガイダンス

Amazonのセラーセントラルに商品画像の要件というものがあり、そこに詳細が記載されています。
おおよそまとめますと

画像は商品名と一致する正確なものにしてね
画像の85%以上を商品が占めるようにしてね
詳細なズーム機能のために長辺は1600px以上必要だよ
大きい画像は無理な場合でも1000px…最低500pxは欲しいな
でも10000pxは超えないでね
jpgが推奨だけど、TIFF(.tif)PNG(.png)GIF(.gif)なども受け付けるよ。でもアニメーションはダメだよ
不鮮明な画像とか端がギザギザとか、画質があまりにもひどいものはやめてね
ヌードとか性的に見える画像はダメだよ
子どもの場合はもっと厳しくて子ども服は子どものモデルを使わないでね
Amazonのロゴとか商標は絶対入れちゃだめだよ。紛らわしいものもダメだよ
背景色はRGBカラー値(255, 255, 255)の完全な白を用意してね
完全な商品写真じゃないとダメだよ。グラフィック、イラスト、モックアップ、代替品そういうのは却下だよ
付属品や小道具をその商品と一緒に写さないでね
1つの商品を複数アングルで撮ったものをメイン画像に並べちゃダメだよ

その他いろいろありますがこんな感じです。
ものすっごく簡潔に書きますと

白背景に商品以外の画像は載せない

に行きつきます。
白背景に見える画像でも引っかかったりするので、実際はそこまで単純じゃないのがつらいところですが、とりあえずはこの認識で進めていいと思います。

OKな例とNGな例

OKな例はこちらです。

画像1

ポーズがOKかは別として、白背景で余計なものが極力写っていないものになります。
もう1つ雑貨での例としては

画像2

こちらがOKな例。
商品以外のものが写っておらず、背景も白一色。

逆にNGな例はこちらです。

画像3

画像4

2点用意してみました。
1つ目は背景が完全な白ではないためNG。
2つ目は商品以外のものが写っているからNG。(ここでの商品は女性の浴衣であると仮定)
ポーズも浴衣の全体図がよくわからないからダメなところ。

雑貨の場合は

画像5

こちらがNGになります。
背景は白ですが他の色(バリエーション)のものが含まれているのでメイン画像としてはNG。

ただ、AmazonはAIで判断をしているようで、ガイダンスを守っていてもNGと判断されて販売が一時的に停止される(検索対象外になる)場合がありますので、その場合は問い合わせを行う必要があります。

守っていない店舗もあるけども

Amazonでお買い物をする方ならわかるかと思いますが、現状では正直ガイダンスが完全に守られているかというとそうでもありません。
なんでこの画像が許されているんだろう…というものもあります。
ですが何かの拍子にAmazonのAIにこれはダメだと判断をされてしまうと、その商品は検索対象外となってしまう可能性が高くなるため、ガイダンスは守るようにした方が吉です。

いろいろとガイダンスの変更もされていきそうなAmazonの商品画像ですが、今後も長く臨機応変に対応していく必要がありそうです。

今回も画像はぱくたそ様よりお借りしました。
素敵な画像をありがとうございました!


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