見出し画像

ボカロ曲『僕が僕を愛せるように、君が君を愛せるように。』深掘り

今日は夜紗さんの、『僕が僕を愛せるように、君が君を愛せるように。』について投稿しようと思います。
流れるようなピアノから始まり、初音ミクの一人語るような口調が心地良く耳に入ってきます。

一緒に口ずさみたくなる曲なので、関心あれば是非聞いてみて下さい。


この記事では以下の歌詞から、感想など書いていこうと思います。
読んでくれる皆さんも、一緒に考えを深めていけると嬉しいです。

頭はそんなに良くなくて 叶えたい夢も特になくて
だけどなにか物足りなくて 無駄にもがいて必死になって
ただ過ぎる時とにらめっこ 結局何も掴めなくて
でも自分を好きになりたくて どうしたらいいんだ

僕が僕を愛せるように、君が君を愛せるように。/夜紗


自分語りになってしまいますが、すごく共感できる歌詞だと感じます。
私は高校生くらいでようやく、自分の人生をちゃんと考えるようになり、叶えたい夢がないことに気づきました。
頭は良い方だったと思いますが、親が期待する医者弁護士などの高みを、楽に目指せる天才ではありません。

考えても夢は分からなくて、結局、
その辺の会社員をやってそれなりに幸せになれたら良いな。
そんな風に思いました。
ただ、なんとも味気なく、面白くない人生に感じました。

皆さんは、どんな夢を持っているでしょうか。
どんな将来を想像して、その将来にどんな気持ちを抱くでしょうか?

何を理想とし幸せと感じるかは、人それぞれと思いますが、
何かしら、熱中できる楽しい嬉しい明るくなれる、というものを糧に、日々を送っていると思います。
また、そういうものが手に入ると思えてこそ、楽しい幸せだと感じます。

高校生の私は、ゲームや音楽、読書やイラストなど趣味はありましたが、心の底から楽しい幸せだと感じることは、できませんでした。
なぜなら、やっている最中は確かに没頭して楽しくても、
終わってしまえば、こんなことして何になるんだろうと、どことなく虚しさを感じます。
皆さんは、このような経験ないでしょうか?

会社員でも、もちろん幸せな人はいるだろうし、
趣味や生きがいがあり満足な暮らしをしている、という人もいると思います。
私の友人はこの春新社会人ですが、
給料そこそこ、自分の時間も程ほどにとれるホワイト企業に就職でき、穏やかでそれなりに幸せな日々だそうです。

端から見ても、良い暮らしだなと思います。
でも、同じ生活をしている自分を想像しても、何故か、幸せだと言い切れない心を感じてしまうのです。
進展のない繰り返しの日常に、退屈や虚しさを感じてしまうのでしょうか。

高校当時、情熱をもって打ち込める何かを、必死に探していました。
しかしどれだけ悩んでも見つからなくて、この先何をして生きれば良いのか、全く見当がつきません。
何も成し得ない自分が無価値に思え、嫌いになっていきました。

自己嫌悪に比例して、自分を好きになりたくて仕方がなくて
好きになれるように、価値を認められるように、真っ暗闇の中もがいていました。

そうこうして大学生になり、とある出会いがありました。
その出会いが暗闇に一筋の光となり、人生がガラリと変わりました。
今では、明るい一本道を胸を張って元気に歩むことができています。
大きな変化に自分でも驚いていますが、本当に感謝しかありません。
急展開で申し訳ないですが、今日のところはそろそろ失礼したいと思います。

人生を変える出会い、皆さんはありますか?
それともこれからでしょうか。
もしこの記事が、皆さんが変わるきっかけの一つにでもなってくれたら、嬉しいです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?