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【第3回】 コンペのようにシステム発注するサービス『アプリク』をご紹介します。

こんにちは。keiです。
今回はアプリ、システムの発注を考えている方に見ていただきたい記事です。システム発注の際、開発会社でミスしたくない方も多くないですか。そこで相見積もりする方も多いと思いますが、今回は相見積もり以上の比較、提案が受けられるサービスを展開したので、ご覧なってください。

結論、

あなたの発注のために、システム会社同士が競い合い、見積もってくれます。

1. サービス背景

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私は事業立ち上げによく携わりますが、事業が進む中でシステム開発する方も少なくありません。しかし、どこに頼めばいいか分からないという方もいれば、発注したけど品質が悪く失敗したという方も散見されます。一般的に相見積もりを取って比較して選ぶことが多いと思いますが、届いた見積もりから選ぶだけではまだまだリスクがあり、もっと良い提案も見逃してしまっています。

なぜリスクで、提案を見逃しているかというと、
①システム会社同士は、他社の見積もりを知らずに見積もりを取っている。
②発注者はシステム会社からより良い提案を引き出せていない


ことが挙げられます。①は当たり前やろ!という方もいるのではないでしょうか。相見積もりを提供しているプラットフォームの仕組み上、他社の見積もりを考慮できず、見積もりを立てることは当たり前と言えます。そのおかげで、自社が望んでいる発注や、痒い所に手が届くような提案を引き出せないでいます。

②に関しては発注者側の腕前に左右されます。他者より受けている見積もり以上に良い見積もりを確保するためには工夫が必要です。単直に「あなたの会社で依頼するより、A社で依頼した方が安いし高品質みたいです。」というわけにはいきません。ビジネスマナーで見ても失礼極まりないです。また他社の見積もりを勝手に公開することも現実的でないでしょう。

以上を踏まえて、発注者が有力としている見積もりと、自社の見積もりを自動的に見比べられるプラットフォームがあれば、より良い提案を引き出せられるというニーズを確認し、コンペのようなシステム発注を実現する『アプリク』というサービスを立ち上げました。

2. サービス説明

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アプリクは、アプリ、システムの発注ができるプラットフォームです。また、発注以外にも投資家とのマッチング、事業コンサルからの提案なども受けれますが、説明は次回に回します。

発注すると、複数のシステム会社から見積もりが届きます。その中から有力である見積もりを選択いただくと、その見積もり金額が一般公開されます。

希望する金額感、品質、対応を他のシステム会社が閲覧することで、
「弊社なら、このような機能も加えて、同じ価格で提供できる」
「若干高くはなるが、弊社なら事業設計からサポートできる」

といった提案を含んだ見積もりが届くようになります。これがコンペの仕組みであり、より良い提案を受けられる仕組みです。これを繰り返すことで、自社にマッチした見積もりが出来上がり、発注手続きを行うことができます。

3. サービスの手順(発注者)

1. アカウント登録(30秒)
2. 発注するアプリ/システムを投稿
3. 見積もりを見て、有力候補を選定する
4. システム会社とチャットで相談する
5. 発注する

といった手順になります。投稿自体も簡単で、投稿すると後は見積もりを待つだけ。システム会社とコミュニケーションを取って、不明点を無くしましょう。


4. 他社プラットフォームとは何が違うのか

システム発注のマッチングなら、比較ビズ、アイミツ、発注ナビなどが挙げられるでしょう。そこで特徴的な、比較ビズ、アイミツの仕組みを比較しながら、アプリクの活用方法をお伝えできればと思います。

4.1 比較ビズ

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発注者が発注案件を投稿し、案件を見た開発会社がチャットで連絡する仕組みになっています。比較ビズでは運営による介入がない分、案件が欲しい開発会社から連絡が届きます。受注者である開発会社は月1.5万円を支払えば登録でき、発注者からの費用は発生しません。

メリット
①5~20件の見積もりがすぐ届く
②受注会社一覧が公開されている
③無料

デメリット
①価格崩壊、品質崩壊が懸念されている
②企業を選定できないため、欲しい企業から見積もりが届かない。

安く発注したいという発注者層が増えているか、案件獲得のために受注者が金額を下げているかは不明ですが、相場1000万円のシステムでも100万円で発注が決まるケースも少なくありません。つまり価格崩壊が一部で生じ、品質にこだわったシステム会社の参入が困難になり、受注者の質が下がっていることが懸念されます。

できるだけ安くシステムを発注したい方にはオススメですが、品質を求めたい発注者にはオススメできかねます。以上を踏まえてアプリクでは、価格崩壊を防ぐ、受注者の品質を維持するという仕組みを導入しています。

価格崩壊を防ぐために、
仲介手数料に傾斜をかけ、安いシステムほど手数料が高額になります。

受注者の品質を維持するために、
受注者の審査を行い、アプリクが設ける条件をクリアしないと登録できない。


4.2 アイミツ

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発注者が案件を依頼すると、案件に沿って、アイミツ運営によって選抜された企業5社から見積もり、商談の誘いが届きます。比較ビズと異なり、アイミツ自ら介入し、マッチングをサポートしています。受注者が年間数十万円〜数百万円支払うことで、案件紹介される回数が異なる仕組みで、発注者は無料でご利用いただけます。

メリット
①見積もり結果がすぐ届く
②予算感にあった会社が選抜される

デメリット
①アイミツが介入することで、受注者に考慮した選抜が行われる

アイミツは受注者から費用を頂いている分、案件紹介する約束があります。そのため発注者のために選抜するというより、受注者のために案件紹介するという側面があります。ただし、予算感がブレることはないため、発注者にあったシステム会社が紹介されるとも言えます。以上を踏まえて、アプリクではマッチングに際しては仲介を行わず、あくまでも発注者第一の仕組みを提供しています。そのため、自社でシステム会社を選定し、自社のために提案してくれる会社が出る仕組みを築いています。

5. 最後に

アプリクの魅力はまだあります。
しかし、ここでは『コンペのようにシステム発注する』というイメージを持って欲しいため、内容を絞って紹介しました。疑問点はまだまだあるかとは思いますが、コメントでもメールでもどんどん聞いていただければ回答いたします。以下にリンクも添付していますので、ご覧なってください。


長文になりましたが、ご愛読ありがとうございました。
ではまた。




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