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【第8回】 事業立ち上げに人間性は超重要

keiです。今まで50以上の事業に、事業計画、サイト制作、アプリ開発、広告運用、資金調達といった領域で支援してきました。分野のスペシャリストではなく、ゼネラリストの観点で「事業立ち上げと人間性」についてまとめていきます。

少し余談ですが、note初めて8日目。本記事は第8回ということで毎日投稿が続いています。自己紹介時は2日に1回と宣言していたのですが、良い意味でルール無視できています。これからも役に立つ情報届けられるよう、尽力していきます。
では本題に入っていきます。

1. なぜ事業立ち上げに人間性が関わるのか

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事業立ち上げ時に関わらず、ビジネスをする上で、最も重要なことはファン(顧客)を付けることです。ファンがいないとあなたの商品もサービスも売れることはありません。また実績もリソースもないため、人間性でファンを集めなければなりません。ファンは実際に購入する人だけでなく、関係する企業やパートナーも含みます。

人間性が必要ない業界はネットビジネスと言えるかもしれません。直接人と人のやりとりがないものの、商材が売れる場合があります。ただし、売れる要素には、商材の価値、ネットの信頼、販売元の信頼があり、人間性も若干は加わっています。

本記事はスキルを度外視して進めますが、事業立ち上げにおいて、スキルより人間性が大切と言えます。スキルの追求は終わりがなく、同レベルのスキルを持った人はごまんといます。その中で商材を売るためには、人間性で抜き出る必要があり、人間性の方が事業立ち上げには重要になります。


2. どのような人間性が望ましいのか

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ファンをつける人間性は、強さと優しさと言えます。その人自身から滲み出る強さと優しさに、ファンは付きます。

強さと優しさがある→信頼、安心が生まれる→商材を買う→ファンになる

という流れで、ファン(顧客)がつき、事業が立ち上がっていきます。

2.1 人間性の強さとは

あなたの周りに頼りになるな、頼もしいなと感じる人はいませんか?それがいわゆる人間性が強い人です。強い人は、自分の言葉に責任を持ち、商品、サービスに自信を持って語りかけます。

「この商品はあなたの〇〇という課題を解決してくれます。」

と断言することで、発言にブレがなく、自信を持って発言してるという点で信頼が生まれます。(本記事は、話し方テクニックについては言及していませんので、ご了承ください)信頼があると、その人から買いたいという気持ちが芽生え、購入に繋がります。

抽象的な話で分かりにくいかもしれません。そこで、弱い人に信頼を置くことはできるか?という逆の立場で考えてみましょう。

「たぶん、たぶんこの商品があれば、あなたの課題を解決してくれます。実際使ってみないと分からないですけど...」

と言われても、信頼できないですよね?買いますとはならず、この人の商品を買うくらいならば、他の商品を買おうと顧客が逃げてしまいます。

強さは信頼に繋がり、この人なら買っても大丈夫という安心に繋がります。

2.2 人間性の優しさとは

優しい人とは、相手の目線に立って、相手の気持ちで物事を判断できることを指します。一般的な優しいも似た意味かもしれません。

「このような課題抱えているなら、一度商材使ってみて、解決できるようであれば購入、合わなければそのまま返品してください」

相手の立場に立って、解決の提案、嫌がりそうな負担を楽にする(ここでは、いきなり購入させない)といった相手ベースの思考法が大切です。相手からすれば、ここまで私のために提案してくれている、という安心感が生まれ、購入につながるというわけです。

ただ優しいだけでは購買には繋がりません。優しいけど、言っていることに波があり信用できない。優しいけど、重要な決断はしてくれず信頼が生まれない。といった「優しいけど...信頼がない」に繋がってしまいます。

ここで大切なのが、強さです。自分の発言に責任を持つことで信頼に繋がり、優しさで足りない部分をカバーしてくれます。逆に強さだけでは、高圧的、自分本意と捉えかねないため、相手ベースの優しさが必要になります。

大切なことは、「この人になら...」と相手に思ってもらうことです。

2.3 強さと優しさを持っている人とは

ズバリ、人気がある人です。

強さと優しさ→信頼、安心が生まれる→ファンが付く→人気がある

であるため、当たり前の話ですが、人気がある人に注目してみるのが良いと言えます。世に名前を響かせている経営者は強さと優しさが備わっています。ただここでは、ビジネスYoutuberを見て、強さと優しさについて解説します。

「ビジネスYouTuber」というフレーズに嫌悪感ある人もいるかと思いますが、人気を話す上で分かりやすいため、例にあげました。

登録者数日本1のビジネスYoutuber:中田敦彦のYoutube大学

ご存知、オリエンタルラジオの中田さんですね。2年で登録者数400万人と、とんでもないスピードで成長したYoutuberです。

特徴としては、世の中の書籍をベースに解説し、楽しんで学ぶというコンテンツになっています。中田さんの強さは、言葉の節々から溢れ出ていますよね。書籍をベースにしている分、発言にブレはありません。優しさとしては、いかにユーザーが見たくなる、学びたくなるかを重点に置き、時には面白く解説するところに捉えられます。

確かに強さと優しさがあると思いませんか?芸人の実績があるからできた、と言うことは簡単ですが、世の中の芸人すべて、Youtubeで上手くいっているとは言えません。Youtuberで言うとメンタリストのDaigoさんやキングコング西野さんなど、人気あるYoutuberは強さと優しさが分かると思います。

少し現実離れするように聞こえたかもしれませんが、事業立ち上げをする上で経営者ともよく話す機会があります。その時にも同様に、筋の通ったブレない発言、相手のための提案など、強さと優しさを兼ね備えていると実感できます。

あなたの周りの成功者でも当てはまりませんか?


3. 望ましい人間性を身につけるために何をすればいいか

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誰でも、強さと優しさの人間性を持つことはできます。身に付けるための方法は、人の真似をすることです。信頼おけるビジネスマン、経営者の真似をしてみましょう。ここまで相手の課題を理解するのか、ここまで自信もって発言するのか、という手法が学べると思われます。

また手法を真似るだけでなく、ビジネスで関わる誰に対しても、強さと優しさが伝わるようコミュニケーションしましょう。取引先の担当者、ビジネスパートナーといった人にも信頼、安心を抱いてもらうことで、事業は立ち上がりやすくなります。


4. 最後に

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事業立ち上げ段階は、何も持っていません。実績もなければ、資本もない。そのような事業立ち上げの鍵となるのが、人間性です。いかに信頼してもらえるか、安心してもらえるか、「この人になら...」と思ってもらうことで、購買へと繋がります。

もし事業立ち上げが上手くいかないという人は、人付き合いを意識されてはいかがですか。事業立ち上げを支援して思うことは、技術はあまり関係ないということです。いかに相手の立場に立って、責任感持って接することがビジネスのスタートだと実感しました。

これからも引き続き頑張っていきましょう。

ご愛読ありがとうございました。



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