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30歳未経験からWebコーダーになった僕が転職活動で意識したこと


30歳、実務未経験からWebコーダーとして内定をもらうことに成功しました。


8社応募して4社から内定をいただくことができたのは嬉しい誤算です。


僕が転職活動を進めるにあたって、意識したポイントだったり、感じたことをご紹介できればと思います。


 当記事の内容

転職活動で意識したこと
実際に面接を受けてみて感じたこと

ざっくりこの2つのテーマで解説をしていきます。

特に、他業界から未経験でWebコーダーを目指す方に、少しでも参考になれば嬉しいです。


完全未経験からコーダー内定



結果待ち、面接待ちの企業からも最終面接の機会をいただいたりと嬉しい限りです。


一から解説していると長くなってしまうので、
基本的なコーディングのスキルは独学やスクールで学んでいる前提で話を進めていきますね。

コーディングスキルについては、書籍を購入したりもしましたが、
#デイトラが最も効率的だと感じました。


僕が利用していた時からさらにパワーアップされ、教材の質も量もかなり良くなっているようです!

知る限り、初心者からコーディング学習を始めるならおすすめです。

→ #デイトラ


転職活動で意識したポイント

応募するにあたって意識したポイントとしては以下の通り

・「未経験者歓迎」に絞って求人を探さない
・自己分析を徹底的にやる
・企業分析を徹底的にやる
・ポートフォリオはWordPressで作る



「未経験者歓迎」に絞って求人を探さない

まず初めに決めたことは、「未経験歓迎」で絞り込まないということ。


未経験を歓迎されている求人なんてほとんどないし、求人自体が少なく選択肢が少ないと比較しようにもできません。


まずは、未経験で絞り込まず、「良いな」と思った求人をストックしていきました。


主に使っていた求人サイトは、この二つだけです。

Find Job!
Green

理由は、コーダーの求人数です。


マイナビやリクナビ、Dodaも登録していたのですが、コーダーの求人がほぼ無い。(大阪府)


あとは、

「京都 Web制作」「大阪 Web制作」

などで検索して、上位表示されている企業を調べてみるとか。

(この方法で直接連絡をとって、1社から内定をいただきました。)


求人サイトから応募しないといけないとか、wantedlyを使わないといけないとか、手法を限定すると効率が悪いです。

いろんな方法で調べて行動に移すのが良いでしょう。



転職エージェントはおすすめしない


いろんなサイトで紹介されている、転職エージェントってどうなの?って思う人もいるかと思います。

僕の経験だと、完全未経験から転職するにはエージェントは不向きです。



単純に、企業からエージェントに対して手数料がかかります。わざわざ高い手数料を払って、実務未経験の人を採用しません。


つまり、未経験者にとって不利な状況になることは間違い無いですし、エージェントからも求人を紹介してもらえません。(僕は軽くあしらわれました)


結局は、自分の力で調べて応募するのが最も効率的と感じました。


自己分析を徹底的にやる


企業研究も大事ですが、

最近の求人サイトは企業のことがかなり詳しく書かれていることが多く、企業について知るのにそれほど時間を使わなくて済むな〜と感じてました。

そこで余った時間は、自己分析に投下することに。


自分の強みをアピールする


「あなたの強みは何ですか?」


こう聞かれた時になんと答えるでしょうか?

面接って、いわば自分を売り込む場。


強みになる部分を整理しておかないと、いざって時にアピールできません。

通販番組で、掃除機のスペックだけ読み上げてるみたいなものです。



職務経歴書には、具体的なエピソードを織り交ぜつつ、自分の強みをアピールします。

ポートフォリオに自分が読んだ技術書のリストを載せたり、とにかく学習意欲が高いことをアピールしました。


ここで注意するべきなのは、いくら自分の強みだからといって、企業が求めている人物像を無視して熱く語ってしまっては、無意味ということです。


例えば、その企業が、一つの業務だけでなく様々な業務を幅広く経験させたいと考えていたとします。

その企業に対して、「一つのことに集中することが得意で、周りがみえなくなることがあります」アピールすると、ちょっと違う感じもしますね。


要は言葉の言い回しなのですが、

「自己コントロール能力があり、集中力を維持するのが得意です。」とアピールした方が、なんだか柔軟に対応してくれそう


この辺りは、企業の求人をみて、「求める人物像」なんかを参考にしてみるのもありかと思います。


転職する理由、キャリアプラン


特に業界未経験者にとっては、明確に答えられるようにしておきたいものです。

どんな理由でWeb業界を目指したのか、そしてこれからどうなっていきたいのかを熱く語りましょう。


後述しますが、

・Web業界に転職を決めた理由
・キャリアプラン

この2点は全ての面接で必ず聞かれた質問でした。


キャリアプランなんて、未経験なんですから具体的に考えられるわけもありません。


例えば、

10-10-10という自分のあるべき姿を想像しやすくする方法があります。

Webコーダーになることで10分後の自分はどう変わっているだろうか?
10ヶ月後はどうなっているだろうか?
10年後はどうなっているだろうか?

何かを選択するときには、

短期、中期、長期に分けて考えてみると、未来が想像しやすくなりますので、試してみてください。



企業分析を徹底的にやる

最近は昔と違って、Webサイトを見ればある程度の情報を入手することができます。

スタッフブログなんかも公開されているところもあり、どんな社員が働いているかも想像しやすいですね。


求人サイトの求人ページ、企業紹介ページを読む
企業の事業内容、業務内容、強みを分析する
働く人を分析する(ブログ、SNS)
「この企業に入ることで自分がどう変わるのか」を考える


大まかには、こんな感じで調べていたと思います。

どんなビジョンを元に事業を展開していて、業務内容はどんなことをやるのか。


その企業の強みは何なのか?紙に書き出していきました。

一緒に働く人がどんな人かによって、幸福感も変わるし、スキルアップのスピードも大きく変わると言うことがわかっているので、


ブログやSNSをやられている社員のなかに、ネガティブツイートをしている人がいたり、他人を叩いている人がいれば、ちょっと不安かな〜とおもってます。



ポートフォリオサイトを作る

ポートフォリオサイトは未経験でも必ず必要です。書類選考の時、履歴書と一緒に送るように言われますので、URLを添えて送ります。


ポートフォリオサイト自体は、めちゃくちゃ凝る必要はないと思います。

ただ、企業へ伝えるべき内容が書かれていればOKかと思います。テンプレートでもいいですが、できれば自分で作った方が評価は高そう。


作品については、模写(トレース)したサイトを載せていても問題ありません。

※個人間で直接見せるのは問題ないと思いますが、Web上に公開してしまうと著作権上問題があります。公開が認められている模写作品以外は、ポートフォリオサイトに掲載しない方が無難です。



全画面キャプチャだけを見れるようにしていたのですが、「ソースコードを見たい」という企業もいることがわかり、途中からGithubにリポジトリを作って公開していました。


Githubを使うのはスキル感を見てもらう良い方法だと思います。


ここで意識すべきなのは、「企業が求めるスキル」をポートフォリオに組み込むこと。


例えば、WordPress構築業務が多いWeb制作会社へアピールするなら、

ポートフォリオにWordPress構築の実績を載せたり、そもそもポートフォリオサイト自体をWordPressで構築するなど

企業が求めているスキルをポートフォリオとして組み込むことを意識するといいですね。



ポートフォリオサイト制作のポイント

・作品集は模写作品でもOK(ただし著作権は注意)
・作業時間、使用したライブラリなどの解説を添える
・できればGithubでソースコードを見れるようにしておく
・企業が求めているスキルをポートフォリオとして組み込む


実際に面接を受けてみて感じたこと

転職活動を通じて感じたことは、30歳であっても、実務未経験であっても大丈夫。

「学習意欲」と「人間性」をしっかり伝えられれば可能性を信じてくれて、「一緒に働きたい」と思ってもらえる。ということです。


逆に言えば、どんなに勉強したとしても、やる気があったとしても、それをしっかりアピールできなければ内定に繋がらないということ。


SNS、ブログのアウトプットは評価される

これ、意外にも大きかったです。

どの企業の面接でも、


「Twitterみましたよ、めちゃくちゃ勉強されてますね」
「ブログ見ましたよ、学んだことをアウトプットされていて感心しました」


など、好評価をいただくことができました。

プログラミング学習しながらアウトプットするのは大変ですが、やる価値は十分にあると言うことです。


ただし、本来の目的は「プログラミングスキルを身に付けて転職する」ということ。


ですが、最近の傾向として

・Twitterでフォロワーを増やす
・有料noteで稼ぐ
・ブログアフィリエイトで稼ぐ

など、プログラミングと関係のないところに時間を使っている人が多いなーと感じています。


率直にいうと、片手間で身に付けられるほどプログラミングは甘くありません。

自分の学習記録程度に考えておき、まずはスキルを身に付けて実績を作ることを最優先するのがいいかと思います。

フォロワー数を増やしたり、ブログで稼いだりするのはそれからでも十分ですし、むしろ情報の質もよくなるはずです。



面接で質問されること

4社面接してきた中で、よくある質問項目をご紹介します。

とはいえ、面接とは違い、カジュアルな面談形式のところが多かったので、会話の中での質問って感じでした。

Web業界に興味を持ったきっかけは何ですか?
キャリアプランは??

どうやって独学で勉強した?
自己解決能力はありますか?
あなたの強み、弱みは何ですか?
エディターは何を使ってますか?
Adobeは何が使えますか?
前職の仕事内容は?
PHPは書けますか?
WordPressでカスタマイズはできますか?
趣味は何ですか?
結婚されてますか?子供はいますか?

上の2つは必ず聞かれます。

あとは履歴書やポートフォリオを見ながら話をする感じです。


自分のできること、できないことを正直に話しつつ、これまで学習してきたことなど向上心をアピールするのが吉かと思いますね。



例えば、

PHPはフォームの実装程度であれば書くことができます。
WordPress化は可能ですが、一からPHPを書けるほど内容を理解できていないので、不足している知識についてはこれから学習を進めていきたいと考えています。

こんな感じで、

現状のスキル感を具体的に説明しつつ、今後の学習意欲を見せると良い感じかと思います。



「学習意欲」を見える化してアピールしよう

企業が求めているものは、問題解決能力と学習意欲だと思っています。


学習意欲については、「やる気があります!」と言葉だけで伝えるよりは、毎日積み重ねてアウトプットしてきたSNSやブログの方がより説得力が増します。

おすすめは、#デイトラの学習を進めつつ、学習内容をアウトプットして見える化しておくことです。


コーダーのスキルを身につけながら、転職活動の資料を準備でき、SNSでの繋がりも増えて一石三鳥。

→ Web制作オンラインスクール #デイトラ


まとめ

記事の内容と順番が前後しますが、最後にざっくりまとめます。

デイトラでスキル習得
・↑やりつつSNSやブログ(Qiita)でアウトプット
・ポートフォリオサイトに 作業時間、Githubのリンクを載せる
・強み、やりたいことを明確にする自己分析
・後悔しない選択をするための企業分析
・「未経験歓迎」に囚われず、応募する
・面接でとにかくアピールする


僕の感覚ですが、

書類選考を通ってしまえば、面接をコミュ力でゴリ押しすればイケる。


前職の実績があれば、それをアピールできれば、おそらく内定が出るはず。


僕も、前職は他業界でしたが、マネジメント経験もあったので、マネジメントの実績やこれからのビジョンを語ってアピールしました。


30歳完全実務未経験でもWebコーダーになれます。

現在学習されている方も、これから目指そうと思われている方も自信を持って挑戦していただけたらと思います。


おすすめのWeb制作プログラミングスクール
→ #デイトラ

サポートいただければ嬉しいです。