【#12/214】 輪

214日日記は、任期終了までの間の他愛無い日記です。

今日も今日とて、村民とテニス。
運動不足の解消で始めたテニスも、気づけば週3〜4はやってるのだから、もう立派な趣味といっても言いだろう。

さて、いつも行っているテニスに、今月から着任した新しい協力隊を連れて行った。きっかけは、みんなで話している時に「何かスポーツしてた？」と言う質問に、「高校でテニスしてました！」の一言で、自分の方から誘った感じだ。

事前に、新人を連れていきます。と連絡はしていたが、暖かく迎え入れてくれたのは県民性というより村民性？なのかもしれない。

生憎の雨模様で普段より参加人数が少なかったこともあり、1面だけ借りて交代しながらのゲーム形式で練習。ゲーム中、ふとベンチを見ると新人協力隊を中心に楽しそうにしていた。
それを見て、”あぁ、自分もこういう感じで皆さんに可愛がられてたんだなぁ”と。グループ内では今まで、自分が一番年下かつ新人だったので何かと気にかけてもらっていたが、やはり新しく入った人に注目がいくもので、そのことに正直嫉妬している自分がいたけども、同時に”人の輪が広がってよかったな”と。

新しい環境下で、人の繋がりを作るのは難しいと思っている。ましてや、知り合いのいない田舎だと尚更だ。自分の場合は、先輩協力隊の肩のお陰で、スッと地域に溶け込んでいけたと思っている。だからこそ、自分も自分が知っている範囲の人には紹介したいと思っている。人の輪が広がることで、自分の知らないことを知ることもできるし、その逆もある。

さぁて、定住するって決めたから、まだ逢ったことの無い人に会いにいくor紹介してもらいに自分も行動して、そこからまた繋げていけたらなと。