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気候変動との戦い①

NewsPicksの有料会員に登録していて、おうち時間に特集記事を読んでいます。直近では「大富豪 VS 気候変動」という記事を読みました。第1回目は、僕自身の気候変動に対するスタンスと、記事(主にビル・ゲイツ)を読んだ感想を書いていきたいと思います。

まず、僕自身の地球温暖化や気候変動に対する考え方を説明したいと思います。僕は昔から気候変動には危機意識を持っていて、何かしなければという思いはあったものの、具体的な行動を起こせずにここまできました。現在はCOVID-19が人類に対する最大の脅威になっているかもしれませんが、今後数十年というある程度長いスパンで考えた時に、気候変動とそれに伴う地球規模の変化がかなり深刻化してくるのは間違いありません。しかも、これまで数十年にわたって気候変動を解決するための実現可能な道筋を示せた人は一人もいません。グレタさんを中心にした若者の取り組みも活発になっていますが、それでもまだ何か足りないという気持ちがあるのも事実です。

近年は日本でもSDGsというワードをよく耳にします。これは気候変動のみならず、地球規模の問題を2030年までに解決していこうという世界共通の目標と言えるでしょう。この方向性自体は良いと思うのですが、どうもSDGsというワードが一人歩きしてしまってその中身や国・企業の具体的な(定量的な)取り組みにはあまり目が向けられていないような気がしています。

そんな中、気候変動に人生をかけていると言っても過言ではないのが、あのビル・ゲイツです。Microsoftのトップの座を退いたのも、気候変動などの課題に一層力を入れるためだったと言われています。NewsPicksの記事でも大きく取り上げられています。テクノロジーと投資の力で問題解決を図ろうとする天才の姿を見て、可能性を感じました。今まで自分が思っていたアプローチとは少し違う形でしたが、世界中の天才と億万長者、リーダーたちが同じ方向性を目指せば何かが変わるような気がしています。2016年にビル・ゲイツは気候変動と戦うための最強の出資ベンチャー「ブレイクスルー・エナジー・ベンチャーズ」を立ち上げました。Amazon創業者のジェフ・べゾスやアリババ創業者のジャック・マー、そしてあの孫正義などもコミットしてきました。ビル・ゲイツはいわゆるグリーン・ベンチャーに多くの投資をして支援をしてきました。電力や農業、製造業、交通・運輸、ビルなど温室効果ガスの発生源となっているものを、今までの常識を越えた形で大きく変えていこうとしています。

もちろん我々一人一人の行動や当事者意識は大切ですが、一般人ができることは限られてきます。アイデアと大きな資本力が絶対に必要だからです。これまでは国のリーダーが温暖化対策にさらに力をいれることだけが解決策だと思っていましたが、違う方向性が見えてきたことはとても良いことだと思っています。特に、これまでは経済成長との両立が大きな課題でしたが、気候変動に取り組む業界が今後さらに盛り上がっていけば、両立は可能だと思っています。もちろん、多くの企業が必然的に方針を転換していくことになると思いますが、数十年、数百年後に人類が生活していくためには絶対に必要な変化です。

続きはまた明日書きます。

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