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私立文系の微温湯から...。

今回は個人的なことを書きます。
いわゆる“私文”として典型的なだらしない大学生活を送った人間が、ガチな大学院に進学すると、入学式の時点でこれほどまでに圧倒されてしまうのかと...。まぁ、前に進み続けるんですけどね。


昨日、大学院の入学式がありました。
父親の母校で、幼い頃から憧れていた学校であり、大学生活を通じて心から興味を持った政治学を修めるには至高の研究科でもあり、大いなる希望を持って入学式に参加していました。

私は政治学研究科 政治学コース 現代政治研究領域で学ぶことになります。
政治学コース修士課程には50名が在籍しており、私が所属する現代政治領域のほか、政治思想・政治史研究領域、比較政治研究領域、国際関係研究領域、公共政策研究領域といった計5つの領域があります。

したがって、当然僕が所属することになる現代政治領域にも修士の同期が10人ほどいるのかと思っていましたが、蓋を開けてみれば、僕含めて二人だけでした。そして顔合わせの場も早速、合同研究発表なるもので、教授陣が勢ぞろいし、かつ修士課程の先輩、博士課程の先輩までもが参加し、活発な議論が行なわれていました。圧倒されました(笑)

うお!ガチなところに来ちまった...!と。笑

当然、大学院に進学することの第一義的目標は学問を修めることにあります!
それでも、やはり同期と過ごす時間などには憧れもありました。ですが、そのような幻想は捨て去る決意を固めました。苦笑

あくまで、私が現代政治という研究領域で、どのような関心・疑問を持っており、それをどのように解決していこうと思っているのか。それを明言して実際に取り組むことで、ようやくアイデンティティが確保されるのではないかと。そのように直感しました。

これも見えない心情をなんとか言葉にしようとしたので、今の心情を100%言い表したものではありません。
昨日は、一連の行事が終わり、漠然として、大なる不安を抱えて帰宅しました。なんとか言語化しようと思っても頭が真っ白だったのが実際のところです。
※インスタでは「社会人組よりも先に辞めることがないように頑張ります」なんて縁起でもないことを投稿していました。。

それでも、この進路は、自分自身が選択したものであり、努力して掴んだものです。それに、家族・友人にも励ましの言葉を多くいただいて来ました。
前に進む続けるしかないんです。やるしかないんです。それにやれると信じています。

二年後の僕が、入学当初の僕を見てかわいいな、初々しいなと思っていればいいなと思います。
これからも、家族・友人らの優しさに甘んじることなく、それでも時には力を貸してもらいながら、鍛錬していこうと思います。

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