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寝付きを良くする方法

寝付きがいい、って羨ましい。人生のコスパがすごくいいと思う。
横になった途端数秒で寝る人、惚れ惚れと寝顔を見つめてしまうよ。いいなあ~。
幼い頃から寝付きが悪い。幼児は遅くとも9時には寝させられる家だったけど、すぐには寝付けなかった。寝床に入れられた後、寝られず起きて、大人タイムの居間(というか台所と呼んでた。だだっ広い皆が集う場所)まで行った覚えあり。その度毎に、また寝床に連れて行かれたけど。
幼いときは両親と同じ部屋で寝ていて、ある夜更け、横向きで寝てた父の背中にムカデがはうのを発見!大きな声をあげたはず。起き上がった両親がムカデを退治したあと私に“寝んとあかん”…ふにおちなかったな。両親は深い意味なく優しい気持ちで“早く寝なさいよ”って言っただけだろうけど、幼心に、誉められないで咎められた、とがっかりしたのでした。まだ、理不尽て言葉は知らなかった頃です。
寝付きが悪いのは大人になってからも同じ。大人は悩み事がセットだから厄介。
眠れないないならいっそ起きていよう!徹夜でもいいさ…ってのは、加齢とともに難しくなった。睡眠不足は翌日のパフォーマンスに響く。
NHKBS「ヒューマニエンス40億年のたくらみ」睡眠の回を観て、しっかり睡眠するのは心身健康の源、何より大事と、生活を変えました。私に必要なことは、“思い悩んで寝付けない時間を失くすこと”。田房永子さんの(本や発言から私が受けとった)教え2点を意識してます。その1「今、目の前のことに集中する」。その2は、どうしても「悩み事が離れないときは、私、悩んでるなあとそのことを冷静に受け入れる」。
寝るときは、最近はいつもラジオ聴きながら。漠然と聴いていてはだめ、その内容に集中すること。そのうち寝ています。こういう寝方、ほんとはいけないんだろうけど今の私にはベスト。よく寝た朝は、体と心に元気がチャージされてるのわかる。
悩み事はその解決のため具体的に動くようにして、そうできないこと(あの人の性分変えてくれとかね)は、あれこれ 考えない。
そう心がけていても、やるせない気持ちが沸き上がってきてどうしようもない夜もある。そういうときは、教えその2。悩んでいたらダメだ、と自分を律しない。悩み事が大きな波でやってくるのはそれが今の自分に必要なことに違いないから。夜中に、心がざわつくのを止められないときは、「お~やってきました、お悩みさん」と実況中継気分に持っていく。
2022年、本日還暦、ようやく、上手に眠れるコツを体得してきました。

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