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宅急便ってありがたい

宅急便というのは、クロネコヤマトのサービス名だから、全体名としては宅配便と言わないといけないようだけど。
小口宅配の先陣を切ったクロネコヤマトは、今もそのリーディングカンパニーとしての地位は不動。カットバンとかサランラップとか…絆創膏とかラップとかも言うけど、物の名前自体として話が通じるのとまったく同じ。
ウィキペディアによると、サービスが始まったのは1976年(昭和51)となっている。少なくとも私が大学時代のときは、宅急便使うことが浸透していた。実家からお米を送ってもらっていた記憶もあるし…。ということは、サービスが始まってから短期間で、ごくごく一般的なサービスになっていったんだな、って思います。その後、いろんな会社の同様のサービスができたけれども、クロネコヤマトに比べたらあまりメジャーでない感じ。
クロネコ親子のロゴもすばらしいね。このロゴを考えた人天才って思う。
クロネコヤマトは早くから、全国津々浦々…農村部の小さな商店でも…宅急便を出せる場所があり、それが何と言っても便利でした。個人のお宅では、多少の値段より、気軽に使えるサービスであることが大事。家の近くから荷物を出せる…その利点は今もずーっと続いていて(過疎化に伴い自宅至近からは出せなくなってはきているけれど)個人宅配ではクロネコヤマトがやっぱりダントツ、と感じます。サービス開始時期の体制が、すでに素晴らしかったと思う。
宅急便の値段てそんなには安くはない。だけど多少の値段は関係なし。都会と田舎で暮らす者同士が、双方に気軽に荷物を送ることができる有難さよ。中身は、それほど高価でなくありふれていることも多い…けど、心がそこに詰まってる。
宅急便が日本社会に与えた影響はすこぶる大きい。生活スタイルを変えた。
気軽に旅行もできるようなったしね。大きな荷物は、旅館やホテルへ送ったりそこからお土産送ったり。お取り寄せによる買い物も浸透した。
私が最近助かったのは、日本酒です。3日後のお祝いに「磐城寿」(浪江町にあった蔵元のお酒で津波被害後山形県で復興)を送りたかったものの、百貨店に電話問い合わせしてもなく…。ネット販売している酒店で購入し間に合いました。
こうしたサービスが可能なのは日本だから、と聞いたことがある。ドライバーひとり一人の労働の質の高さがこの便利さの要だと。彼らの給料含めた福利厚生が、労働に見合ったものでありますように。

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