方言
落語の練習をしていて、一番困ってるのが方言。
自分が演じるのは上方落語。講師もこっちの地方出身ではあるけど上方落語家なので当然上方弁。
上方弁は耳に心地いいけど、実際の関西弁ともちょっと違う独特のもの。
NHKの朝ドラなんかでは結構使われてるイメージ。
実際に声に出してみると、この独特のイントネーション、言葉の使い方に悪戦苦闘。
「アホなこと言いなはんな!」なんて何回も練習しないと出てこない。
漫才も同じだけど、ボケに対するツッコミはワードセンスも大事だけど、タイミングを外すと笑いが起こらない。
テンポのいい上方落語や笑いにはタイミング、「間」がとても大事。
肝心なところで噛んだりするのはもちろん、急に違う方言になるのもおかしい。
テンポよく話してるつもりだけど、いざその場面にくると、特に重要なサゲの部分で咄嗟に出てこない。
言葉、方言って身体に染みついてるものだと実感。
最初から全部こっちの言葉でしゃべればいいのかもしれないけど、それはそれで素人が手を出すものじゃない。講師の許しもいるだろうし。
これからしばらくは上方弁でものを考えることにしよう。
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