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さながら「独演会」

「独演会」とかけまして、
「全部欠けるところなく」と解きます。
その心は、
 そろってる。
#ソロってる
#揃ってる


地元地区の女性会で落語をしてきました。

いつものように落語サークルのメンバーで出演するのではなく、自分ひとりだけが出演するものです。
さながら「独演会」のようです。

時間は30分と聞いていました。
今までで初めての長さです。

とりあえず構成を考えます。
挨拶、拍手の練習、コールアンドレスポンス、小噺数本、本題に向けたまくら、本題
よし、これで行こう。

そして本番。
最初の方は部屋の出入りなどあり、挨拶の途中で声をかけられるなどちょっとやりにくい雰囲気。
しかし徐々に落ち着き、聴き入ってくれているのがわかります。
小噺も慣れていないのに事前に用意していた6本のうち4本しかできませんでした。
付け焼き刃だったということです。

本題の「ふぐ鍋」に入ります。
笑って欲しいところでのウケ方がイマイチ。
場の雰囲気はいいのに、まだまだ自分の力不足です。
ふぐ鍋には、途中所作だけで笑わせる場面があります。
ここは思った以上にウケました。
いよいよサゲ、ウケた!

時間もちょうど30分。
ありがとうございます、頭を下げるとなんと、
「アンコール!アンコール!」
落語でアンコールなんてプロの落語会でも見たことありません。
地元なので気を使ってのことだと思いますが、悪い気はしません。

まだ時間はあるということなので、急遽もう1本。
今年度、擦り倒してきた「秘伝書」です。
ありがたいことにこれもよく笑ってもらえました。

合計45分、何とか一人だけで高座を務めることができました。
いい経験になりました。
疲労困憊です。
もっと長い時間をすることもあるプロってやっぱり大変なものだな、と改めて感心しました。

それでも、帰り際に「面白かったよ」「よかったよ」とみなさんから言っていただけると一気に気力も回復します。
このためにやっているようなものです。
反省点はたくさんあります。
それでもまたやりたい、と思います。
まさに癖になってしまいそうな瞬間です。

でも「独演会」は、しばらくはいいかな?


※今日の筋トレ
腹筋。ちょっと負荷を上げる。
1 マシン・クランチ
68 × 15 4セット
2 マシン・サイド・ツイスト
40.5 × 10 3セット
3 リバース・クランチ
× 20 4セット
4 サイド・ベント(ダンベル)
27.5 × 20 4セット

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