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選挙にまつわる都市伝説

「都市伝説」とかけまして、
「将来」と解きます。
その心は、あなた次第です。
#信じるか信じないかは

選挙にまつわる都市伝説を耳にすることがちょくちょくあります。

都市伝説というよりもトンデモ論です。

例えば、某メーカーの投票用紙自動読み取り分類機や計数機を使うと投票用紙が書き換えられる、とか。
期日前投票された投票用紙は夜中に入れ替えられている、とか。
開票所で事務係員がポケットに忍ばせたあらかじめ用意した投票用紙とすり替えている、とか言ったものです。

選挙管理委員会の中の人、というか投開票作業に携わったことのある役所の職員にとっては、鼻で笑ってしまうレベルのあり得ない話です。

まず分類機や計数機で書き換えられる、という話ですが、そもそも今の技術で可能かどうかもわかりません。
普通に考えれば、投票用紙に書かれたものをきれいに消す作業、そしてその上から人の筆跡で書く作業、しかもすべて筆跡を変えて。
それを毎分600枚以上の速度で動かさないといけません。
あらかじめ用意された投票用紙と入れ替えるにしても、物理的に何万枚もの投票用紙を隠すスペースなんてありません。
怪盗キッドのようなマジシャンならできる芸当かもしれませんが・・・

次に期日前投票されたものですが、まず毎日投票終了後は蓋に鍵をかけます。
その鍵は封筒に入れられ、投票管理者、投票立会人によって封印されます。
投票箱は鍵のかかるロッカーや金庫にその鍵の入った封筒とは別に厳重に保管されます。
もちろんその場所に行くまでにはいくつかの鍵が必要になります。
翌朝、鍵かかかっていることと、封筒の封印をその日の投票管理者、立会人が確認してから封を開け、投票箱の蓋を開けます。
そこから入れ替えたりするなんて、これも世紀の大怪盗くらいしかできません。

開票所でポケットに入れたものとすり替えることも、先ほども書きましたが、何万枚もの投票用紙を何人の職員で手分けしてポケットに入れればいいんでしょう?
明らかに膨れ上がったポケットになります。
しかも何人も何十人もが。
開票所には、職員のほか、各候補者陣営から選ばれた開票立会人や警察、報道、見学者(その開票所の市町村の選挙人名簿に載っている人なら開票作業は見ることができます。)がいます。
それらすべての人達の目を欺く方法があるのなら、こんなことでなくもっと他の目的に使った方が有効です。

こんなトンデモ論を信じてしまう人がどうしてもいるんですね。
陰謀論とか。

そもそも日本中の役所の職員をそこまで動かせる力を持った人(団体?)が存在するのなら、選挙なんてしないでしょう。
そんな能力があるのならとっととその能力を使って世界征服した方が早いです。

それにそこまでして不正の片棒を担ぐ意味なんて全くありません。

トンデモ論は信じるけど、目の前にいるごく普通の日常生活をしている役所職員は信じない。
そんな無意味で生産性のない主張を振りかざされても困ってしまいます。

は!もしかしたら自分のところのような田舎は相手にされていないだけ?
#相手にしてほしくもない

投開票日が近いのでちょっと気が立っているようです。

今日の筋トレ
 胸。しっかりとできた、かな?
1 ベンチ・プレス(バーベル)
80 × 10 6セット
2 フライ(ダンベル・、フラット・ベンチ)
25×2 × 10 3セット
3 チェスト・プレス(マシン、インクライン)
70 × 10 5セット
4 フライ(マシン、座位)
41 × 10 5セット
5 マシン・クランチ
59 × 15 3セット

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