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文章は短くシンプルに。

【今回読んだ本】「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。 (藤吉 豊・小川真理子)

1.この本を読んだ目的

どうすれば伝わりやすい文章が書けるのかを1番の目的として読み進めました。

ビジネスシーンでは文章を打つことが多く、伝わるように書けているか不安になるときがあります。著書を読んで文章力を身につけ、自信をもってチャットやメールを作成できたらなと考えました。

2.この本から学んだこと・感じたこと

「なるほど!」と思った項目がいくつかあったので、厳選して3つご紹介します。

①文章はシンプルにして、短い文をつなげる。

シンプルに書く理由として2つありました。

(理由1)短い文で書こうとすると、その中で正しい文を書こうとすると「適した言葉」を使うようになる。
(理由2)1文を短くすると「リズム」が良くなる

私はなるべく1文で伝えるように、文章を繋げて書くようにしていたので、序盤から「考え方が間違っていたのか!」と気づかされました。


▼シンプルにする例文

【NG】この水筒は、とても保温・保冷に優れていて温かい飲み物と冷たい飲み物どちらにも使えます。手が離せないときに片手で簡単にふたを開けることができる、便利なワンタッチタイプがついたマグボトルになっています。

【Good】この水筒は保温・保冷に優れています。片手で簡単にふたを開けられる、ワンタッチタイプのマグボトルになっています。


②「伝えたいこと」を確認してから書き始める

たくさんの文章テクニックが紹介されているのですが「テクニックでごまかさない」という項目があります。

文章テクニックを使えば、心を動かす文章を作れるわけではありません。このテクニックに加えて「これだけは伝えたいという情熱」が必要、とありました。

「うまく書こう」と思うと、ビジネスの例文のようになってしまうので「伝えたいこと」の整理が必要なのかと感じました。

自分がこの本を読む目標として「うまく書くこと」を1番に考えていたのですが、それが少し間違っていて驚きました。


③ターゲットを1人決めて書き始める

「誰がその文章を読むのか」を考えると文章の構成が変わります。

例えば、小学生向けと大人向けを比べると、使う言葉が違うと思います。

小学生向けには、優しい表現に。大人向けには、硬い表現にするなど考えると「確かに」と思いました。ターゲットを考えるのと、考えないのでは、文章構成の意識が変わっていきますね。

▼ターゲット別の例文

【小学生向け】テレビをみるときは、へやを明るくしてはなれてみてね。

【大人向け】ご鑑賞にあたりましては、部屋を明るくし、できるだけ画面から離れてください。


3.これから実践していくこと

著書で紹介されていたテクニックの中で、手軽にできそうなものから実践していこうと思っています。

①なくてもいい言葉を省いて、シンプルに伝える。

文章をシンプルにすることは、簡単にできて伝わりやすさが上がると思いました。

まずは、自分が思った通りに文章を書いてみて、後から言葉の取捨選択を行うという、著書でもあった方法を実践しようと考えています。


②ノートを買ってとにかく何か書いてみる。

頭の中でぼんやり考えていることは、実は言葉になっていないそうです。
ノートにとったり、スマホにメモしたりなど、アウトプットするときに初めて言葉にしようと考えるそうです。

そこで1冊ノートを買って「なんでもメモする用」として、日常的に文章を作る習慣を付けたいと考えています。

③ベストセラーの本を読んで語彙を増やす。

本を読むというハードルはあるのですが、文章が書けない理由として「単純に言葉を知らないこと」があげられていました。

普段使わない言葉をインプットする場所が「読書」ということです。

何となく選んだ本を読むのではなく、ベストセラーになっている本を読むことで、多くの人に読まれている秘訣がわかるかもしれません。

まずは、本屋でベストセラーの本はどれか探してみようと思います。

4.最後に

以上、「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。 を読んでみての学びと感想でした。

文章作りに苦手意識があったのですが、文章をシンプルにすることを意識するだけでも読みやすい文章になるんだなと感じました。

それに加えて語彙を増やせると、より広いターゲットに向けて文章を書けるようになりますね。

著書の文章テクニックは全40項目あり、一部しか紹介できなかったので、ぜひ手に取って読んでみてください。

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