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鬼滅の刃と福岡

福岡で、『臨時列車「SL鬼滅の刃」』というものが運行しているよう。

運行の日程は限られているのだけど、ものすごく注目を集めているようだ。
マンガや今回の映画を観た人は、SLを見てその世界を思い浮かべるのだろう。運行の初日には、博多駅のホームに一目見ようと人だかりができているのに驚いた。ここ最近ではめったに見ない数の人だった。

今日も向かいのホームには、鬼滅の刃のラッピングトレインが停まっている。

お母さんと娘さん2人と思われる家族が、車両に写っているキャラクターを全部カメラに収めんとばかりに走り出す。
とても楽しそうで、線路をはさんで1つ離れたホームから見ているのに、ホッコリする感じが伝わってくる。ここまで喜んでくれるのなら、列車を見るためだけに駅に足を運ぶのも分かる。

言うまでもなく、鬼滅の刃は大人気だ。
マンガも既刊全てがランキングの上位を占めたり、映画の興行収入が記録的なものになったり。
姪っ子も最近は会えば鬼滅の刃の話。登場するキャラクターの絵を描いては、どれだけ面白いのか話をしてくれる。
世代が近くなっても、鬼滅の刃が話題になれば自然と熱が入る人たちが多い。まさに老若男女、世代を問わず人気になっているのが分かる。

もちろんマンガを読んだり、映画を観たり、グッズを買ったり。作品それ自体に浸るのが、一番の魅力だと思う。でも、博多駅に来る列車のように、また家族や友人から聞く話のように、作品から派生するものに触れるのも、どこかあたたかい気持ちになる。

アニメだけに限ったことではないけれど、年齢を問わずに触れられるようなものや催しが、もっと福岡に登場すると良い。
今は人気絶好調の鬼滅の刃が、いろんなものを通じて福岡を楽しませて暮れたらと思う。

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