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English teacher in Japan. Interested in Th…

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English teacher in Japan. Interested in Thomas Friedman, Jacques Attali, Clayton Christensen, Kenichi Ohmae, Satoshi Nakamoto.

最近の記事

ENLIGHTENIn Book 2024/3/21

「コンセプトのつくり方」by 玉樹真一郎、を読みました。  任天堂のwiiの企画開発者によるコンセプトのつくり方の書です。  コンセプトが見つかれば、やるべきことの99%が決まる、と帯に書かれていました。  コンセプトは、世の中に新しい良さをつくるもの、と定義されています。 脆く、弱く、否定されやすいビジョンほど、既知でない、未知の良さを含んでいる可能性が高い。そのようなビジョンを無数に集めることがコンセプトへの近道であると。  ビジョンを実際に達成するために必要とな

    • 断片的な英単語、英文法用語は出てくるが、全くつながらない君が来た(1)

      教師A: こんにちは 生徒B: こんにちは A: 英語、好き? B: ふつう Bを見ながらいくつかの級を言ってい      くA A: 英検3級4級5級準2級2級、 どの辺かなあ。     顔を上げ、首を振って返事するB B: うーん、3級受かってない。     今日の範囲を確認するA A: 接続詞のifか。     椅子を指さしてBに A: これ何? B: chair A: 椅子だね。色は? B: black Bに近寄っ

      • 日本語で生活する小学生に身につけて欲しい英語力

        中学生・高校生に英語を教えてきていつも感じることを書きます。

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        • AIは英語を「教科」でなく「外国語」にする?

          1/20週刊東洋経済の記事です。  アクティブラーニングの考え方に沿って、生徒に英語で意見言える体験をたくさん積ませて、その「できた喜び」のおかげで自信がつき学習意欲が高まる。したがって、翻訳ソフトを使ってもよい、AIを使っても良いからエッセイを書いてこい、というような課題が出されています。  この山中先生の記事では、そのような課題のAIの解答を覚えれば、表現が身につく。AIを利用して多くのコミュニケーションが測られ、シャイさが消え、英語が「教科」でなく「言葉」になる感じです

        ENLIGHTENIn Book 2024/3/21

        • 断片的な英単語、英文法用語は出てくるが、全くつながらない君が来た(1)

        • 日本語で生活する小学生に身につけて欲しい英語力

        • AIは英語を「教科」でなく「外国語」にする?

          円高予想の中での円安予想 ふーん

           昨日様々な経済見通しの中、あるトルコ人の経済学者が興味深い発言をしておられました。  中国リスクを避ける為に米企業が拠点を日本に移すにあたり、円で支払われる給与の過剰負担を避けるために、日米両政府間で円安ドル高のコンセンサスができているのでは、という話でした。  円高予想や円高に振れる度に企業は業績の下方修正を迫られるなどという話も出る中、このコンセンサスによって大幅な円安ありと読む人がいるとは、視野を広げねばなあと思う念頭です。

          円高予想の中での円安予想 ふーん

          英検3級の君が準1級を受けようとも思わないワケ まとめ編          

          英語ペラペラへの道を閉ざさないために  今回は、みんなが一般的にあまりやらないことを挙げたよ。盲点をフォーカスしたということだね。 夢を描いても周辺の知識が足りなくて、夢に近づいて行けない。

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          英検3級の君が準1級を受けようとも思わないワケ まとめ…

          英検3級の君が準1級受けようとも思わないワケ(4)文法編2

          ここで英文の中の品詞の並び方を考えてみよう。 (副), 名(形) + 動 + 名(形) [or 形] +(副) 名は、Sになります。 動が は、Vになります。 その後ろの名、[ 形 ] がOやCです。 修飾語には( )が付けてあります。 最初の(副)は、文全体か、Vを修飾します。 最後の(副)はVを修飾します。 (形)は、いつもその前の名を修飾します。 もう一度書くと、 (副), 名(形)+動+名(形) [or 形] +(副) この品詞の並びが、自分ではっきり

          英検3級の君が準1級受けようとも思わないワケ(4)文法編2

          英検3級の君が準1級を受けようとも思わないワケ(3)文法編1

          英文を長くする仕組み?短くする仕組み?  一般的に英語力四技能(Reading/Writing/Listening/Speaking)には文法力(Grammar)が含まれていない。言うまでもなくできるのが当たり前なんだね。  完璧でなくともよいが、「読むための英文法」を最低限、見ていこう。 日本語の「きものを着た男性が色とりどりの花を見事に生ける」という文で英文法を考えよう。 「花」が主語名詞(SN)、「生ける」が、述語動詞(PV)。  名詞を詳しく説明するのが形容詞「

          英検3級の君が準1級を受けようとも思わないワケ(3)文法編1

          英検3級の君が準1級を受けようとも思わないワケ(2)

          文字の読み方  さあ、第二回だね。前回は、そう、僕が言葉を知らない国に仕事で行けと言われたらどうするか、というのを話した気がします。たとえば来月からウクライナへ復興のお手伝いに行けとかね。日本語で生活してる人には当てはまると思うけど、僕は真っ先に文字と音をくっつけます。どの文字をどう読んでいるかをわかるまで何度も声を出して読む。CDなどの音声を聴きながら、文字を見ながら何度も読みます。頭の中で音と文字が一致すれば、音を聞いて綴りが分かり、綴りを見て発音が分かる。聞いてるだけ

          英検3級の君が準1級を受けようとも思わないワケ(2)

          英検3級の君が準一級を受けようとも思わないワケ(1)

          英語力の自信  英検三級の合格はしたけれど、一級や準一級を受けるなんて考えられない、という君。さあ、どうしてだろう。  そうだね。英語力の大事な部分は力がついた気がしないけどとりあえず三級は受かったという人は、さまざまな理由で自信が持てないんだね。  さあ、自分の力を客観的に把握するために、しっかり読んで英語力をつけるってどういうことか理解して下さい。  三級を受かった君が、今後どんな力をつけたらいか、どんなトレーニングをしたらいいか、できれば最短距離を探して進みたいよね。

          英検3級の君が準一級を受けようとも思わないワケ(1)