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ドラクエシリーズのガイドラインが更新されました

■ドラクエシリーズのガイドライン更新

先日、ドラクエシリーズのゲーム配信の個人収益化に関するガイドラインが更新された。

元々、ドラクエ1~3 に関しては正式に配信が許可されていたが、他のナンバリング作品に関しては許可されていなかったようだ。

今回、はっきりと公式のお墨付きが出たことで、これから vtuber 界隈でもドラクエシリーズの配信が加速することになるのだろう。

実際、大手ではホロライブの兎田ぺこらがドラクエビルダーズ2を配信。初回の配信再生回数がすでに60万、2回目も50万を超えている。

今はアーカイブが消えてしまっているが、ドラクエ5 もやっていた彼女が改めてドラクエを配信ということで楽しみだ。流石に今度は大丈夫だろう…。

また、ドラクエといえば、にじさんじのニュイ・ソシエールが思い浮かぶ。

次は是非、彼女のドラクエ5の配信を見てみたい。どんなモンスターが仲間になるか、誰と結婚するか、最終的にどんなパーティで行くか、とても興味がある。

※2月3日追記

コメントでもご指摘頂きましたが、認められたのは個人配信だけですので、企業に所属しているライバーの配信は基本的にはNGのままでした。先述の兎田ぺこらのビルダーズ2は関係者特別に許可を得た上での配信ということですね。今後にじさんじなど他の企業勢にも許可が下りるのかは気になるところです。

■ゲーム配信の相性の良いジャンル悪いジャンル

私は最初に触ったゲーム機がスーファミの世代なので、やはりドラクエをはじめとする往年のRPG作品には心をくすぐられる。みんなでワイワイと楽しむパーティゲームも賑やかで楽しいが、RPGやSLGには徐々に積み上がっていく独特の味がある。

個人的には FF5 や ロマサガ2 の配信もいつか観てみたい。

どの作品も1クリアまでのボリュームは極端に長いということもない。しかしカスタマイズ性は高く、どういう編成で行くかライバーの個性がはっきり出る。

ゲーム配信は、ゲームという初めから面白いコンテンツを武器にできるのが強みだが、同時にライバーのリアクションやプレイスタイルによる差別化ができる点も大きい。

この辺りはすでに配信されているポケモンやソウルシリーズが分かりやすいかと思う。

カスタマイズ性が高く、知名度も高いゲームは vtuber によるゲーム配信と相性が良い。ライバーの特性がはっきりでるので印象に残りやすく、そのゲームが好きなリスナーに興味を持たせることもできる。

また、こうしたゲームの面白さは結局のところ「自分ならどうするか」に辿り着くので、配信を通じてゲームに手を出すユーザーの獲得の可能性もないとはいえない。希望的観測だが。

逆に言えば、カスタマイズ性が低く、ストーリーや演出重視の作品とゲーム配信との相性が良いとは言い難い。

客寄せにはなるので短期的にはライバー側の利益になるかもしれないが、ゲーム会社側の利益につながるかというと正直疑問だ。フリーゲームなら問題ないとは思うが…。

昨年は vtuber の一人のリスナーとして非常に楽しい時間を過ごすことができたが、同時にゲーム配信に関するトラブルや炎上も耳に入ってきて、眉をひそめるような気持ちになった。

ゲーム配信を通じてゲーム業界全体が活発化することは望ましいが、それでゲーム会社側に圧力がかかるようなことがあっては本末転倒だ。両方の利潤になるような関係性をライバー側が配慮して築けていけることを切に願う。

■最近注目しているゲーム配信

RPGではないが、にじさんじのイブラヒムが始めた「信長の野望・創造PK」の配信にはかなり興味が湧いている。


「野望」シリーズは既存の歴史上の武将だけでなく、自分で武将を自由に作成、登録ができるのが売りで、にじさんじという100人以上の多種多様なライバーを抱える箱との相性はかなり良い。事前に各ライバーのイラストを募集したこともあり、準備編だけ見てても結構面白い。どうしても時間のかかるゲームなので配信向きか微妙だが、好きなジャンルの作品ではあるので、どういう結末を迎えるか楽しみにしている。

ゲーム配信に関しては、他にも色々と書きたいことはあるが、それに関してはまた別の機会とさせて頂く。

今ではそこまで感じないが、私が本当に小さかった頃、ドラクエとFFは凄い世間で人気があったような覚えがある。その片割れであるドラクエが配信許可を出したということもあって、今回、筆をとってみた。とはいえ、ドラクエに関しては私よりも上の世代(30~50)の人達の方が色々と思うところがありそうな気もする。


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