noteタイトルバック

弱者の犠牲の上に成り立つ学校なんておかしい【3分で読めます】

非常に憤っております。

田舎ほど,未だに「学校が荒れる」という現象が散見されます。
学級崩壊が伝染病のように広がり,授業や行事がまともに成立しない状況です。
その原因は様々ですが,今回は書きません。

荒れるというのは学校の秩序が失われている状態です。
子どもがルールを守らない,好き勝手なことをする,
そして人間関係が弱肉強食のパターンにまでレベルダウンします。
いわゆる北斗の拳の世界になるわけです。

クラスの中でのヒエラルキーの上下により,
意地悪をする子どもと,される子が出てきます。
意地悪なんて言葉では生やさしいですね。

いじめです。

いじめられた子はさらに弱い子をいじめて,
憂さ晴らしをしようとします。
先生に助けを求めることはありません。
秩序が崩壊しているので,先生の指導が無力化しています。

学校の中で一番の弱者・・・
そう,特別支援学級の子どもです。
苦手なことがたくさんある,
何か言われるだけでパニックになる,
そんな子ども達を容赦なく攻撃します。

インクルーシブ教育は,障害の有無に関わらず,
だれもが多様性を認め合いながら共に学ぶことです。
でも,秩序が崩壊し,弱肉強食になった学校では,
シェルターのように,特別支援学級に避難しているより手がありません。

こんな理不尽なことがあっていいのでしょうか?
少数の弱い者が我慢して,多数の暴徒が我が物顔で跋扈する,
こんな状態は断じて許せません。

どんな子どもも,天使なのだ。

それがウソであることを,
現場の先生方は知っています。

いや,ウソではない,本当に天使なのだ。
それがわからない教師は修行が足りないのだ。
本物の教育者ではないのだ。

はい,私は偽物で結構です。

でも,特別支援の子をなんとか救いたい。
それだけなのです。

以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

あなたにサポートしていただいた資金は,インクルーシブ教育を進めるため大事に使わせていただきます。