見出し画像

インクルーシブ保育士の卵たち【令和元年度2年生編①】

私は佐渡保育専門学校の講師を務めています。

2年次の担当科目「インクルーシブ教育・保育理論」では,
障害のある子ども達の理解,
その子も一緒に保育する方法論を学んでいきます。

この授業の最終回では「差別の話」を毎年します。

スライド8

その講義を受けて,学生には自由にコメントを書いてもらいました。

以下に,そのレポートを掲載します。

まずそもそも「障害者」という言葉があること自体が差別であり,
「障害者だから仕方ないよね。今まで大変だったね」という,
健常な人からすればその人を思って言った言葉も
差別になるかもしれないと考えると,
どういう風に関わればよいのか,分からなくなる。
それくらいこの問題は難しい問題であり,
今後もなくなることはないと思いました。

でも,なくすというより障害者の気持ちをより多くの人が知り,
互いに住みやすい世界にするにはどうしたらよいか,
考えることが必要になってくると感じました。
「いじめ」と「いじり」の違いがとても難しいように,
差別も難しい問題だなと感じました。
よかれと思ってやったことが,
相手にとっては不快であったり,
逆に何もしないことがいいことであるわけではないので,
気を付けたいと思いました。
義足や白杖がファッションの一つになるくらい,
障がいが個性になってほしいです。

短大や専門学校に通うことは難しい。
自分で勉強して保育士試験で資格をとりたい。
そういう方は,この記事をチラッとのぞいてみてください。

今回は以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました。

あなたにサポートしていただいた資金は,インクルーシブ教育を進めるため大事に使わせていただきます。