『発達障害のウソ』を読んでしまったら,改めざるを得ない。【1分で読めます】
この本,読みました?
私は2回読みました。
この本の内容をザッと紹介しますと…
「発達障害」の原因や診断・治療に関しては,
いまだ仮説が多く,わからないことだらけである。
それなのに,精神医療(医者)は製薬会社と結託して,
マスコミを使い,大衆の不安を煽り,
誤解を植え付け,金儲けをしている。
これが昨今の発達障害ブームの正体である。
…ということです。
この本を受けて,
私がこれまでやってきたことを振り返ると,
①無知・考えの浅さゆえに間違ったことを伝えていた。
この本には反論の余地がなさそうだなと思います。
これまで私は,
発達障害を「脳のどこかにうまく働かない,働き過ぎる部分があるのだ」
という趣旨で,説明してきました。
「あるのだ」ではなく
「あるかもしれはいと,考えられている」と,
あくまで仮説の域をでないことをきちんと言うべきでした。
②うすうすおかしいなと思っていても,それを調べたり追求したりすることを怠った。
診断基準や文科省の実態調査など,
チェックリストのあいまいさは,ずっと感じてきました。
NHKの発達障害キャンペーンも何かエセっぽい印象を抱いていました。
「医者も間違うことあるよな~」というのも,実際ありますよ。
でも,そこを私は流していたんです。
③それでも,子どもを変える・治すという発想の前に,環境調整,周りの大人がまずは変わることを重視してきた。
ここは,この本の内容と一致するのではないかと思います。
改めて,私が作成した講演資料を修正し,
今後,発達障害について話をする際には
わからないことは,わからない。
仮説はあくまで仮説。
ということをわかりやすく伝えていきます。
もちろん,noteの記事も今後修正していきます。
以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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