コーナーで差を付けろ!パッチワーク必勝法!!
【ボドゲ紹介 Advent Calendar 2021の25日目】
皆さんお久しぶりです。ししるぱです。
去年に引き続き2年目のアドベントカレンダーに参加です。
去年は私の一番好きなボードゲームについて紹介させていただきました。
今年は何について書こうか…と考えたとき、折角なのでクリスマスらしいものにしようと考えました。
そこで押し入れを漁ってみると…見つけましたよ!
クリスマスらしいボードゲーム!!!
パッチワーク ~ 冬の贈り物 ~
実は私、2人用ボードゲームがかなり好きで収集していますが、その中でもパッチワークは特に好きなゲームです!
この記事を読んでいる人は、「今更パッチワークかよ」とか「パッチワークの何を話すの?」とか思っているかもしれませんが、実はこのパッチワークというゲーム、正しい戦略さえ理解できていれば、戦略を知らない人には大体勝てます!
ということで今回は、パッチワーク(ほぼ)必勝戦略を伝授します!
第一ポイント:コーナーまでで差をつけろ
この記事を読んでいる人は、パッチワークのルールが大丈夫だと仮定して説明を始めていきます。
まず皆さんがパッチワークをプレイするとき、最初に意識することは何でしょう?
「最初の収入でどれくらい稼げるか?」でしょうか、それとも「早く7 × 7のボーナスを取りたいから大きい布を…!」でしょうか。
実はこれ、罠なんです。
パッチワークで一番最初に気にしなければいけないことは、盤石な収入基盤を中盤までに確保することです。
極論を言ってしまえば、最初の収入とか7×7のボーナスとか、全く意識する必要はないです。
このゲームはそこそこ長いスパンで戦うゲームです。
そのため、後半にボタンのことを意識する必要がなくなるように、中盤までにどんなに形が悪い布であっても、収入ボタン数の多い布を1枚でも多く自陣に確保することが最優先です。
そのためのコストや時間も、少しは気にする必要がありますが、そこまで重要ではありません。
とにかく収入ボタン数の多い布を取る!ということを中盤までは意識してください。
具体的な序盤の優秀な布としては…
以上のような、収入ボタン数は多いけど配置が難しい、又は時間やボタンコストの高い布が挙げられます。
こういった布は序盤にこそかき集めましょう。
それに引き換え、以下の10金かかる布は時間的には優秀ですが、少し優先度は落ちます。
しかし優秀なことには変わりないので、他になければ積極的に取りましょう。
優秀な布が取れない場合などは、一回目の収入までであれば無収入でもいいのでパスして相手に優秀な布が取られないように立ち回りましょう。
(1回目くらいは無収入でも勝てます。)
ちなみに、どこまでが序盤でどこからが中盤なの?という質問はよくもらいます。
私の戦略としては、序盤は時間ボードで自分の駒が2周目に入るまでです!!
なので、なるべく収入基盤を序盤で整えて、このコーナーまでにライバルと差をつけておきましょう。
第二ポイント:追い込みは綺麗にまとめる
次のポイントは時間ボードで自分の駒が2周目に入り、中盤に突入したあとの布の取り方についてです。
序盤で収入基盤を整えたあと、ゲーム終了まではどのような指針でゲームをプレイすれば良いと思いますか?
答えは、中盤からはこれまでと違い、綺麗の形・使いやすい形・時間対面積の良い布を優先的に取る!ということを意識してプレイします。
序盤にしっかりとした収入基盤を整え、収入ボタン数優先でプレイしていた場合、ここまでの収入とこれからの収入分で問題なく布を買い漁れる財力が身についているはずです。
また、中盤に入ると、ここからは時間との戦いです。
どれだけ時間を節約しつつ面積を埋めていくかが勝負の鍵になります。
そのため購入コストよりも、時間コストと面積量、あと現在の自分の盤面とのフィット具合で最適なタイルを見極めつつ購入を進めていきましょう。
具体的な中盤以降の優秀な布としては、自分の盤面の状況にもよりますが…
以上のような、時間コストが低く面積と形が優秀なものを狙っていきましょう。
第三ポイント:7 × 7 は飾り
最後のポイントはこのゲームをやる上での大事な心持ちです。
パッチワークをプレイしていると、やはり目指してしまうのがこの7×7のボタンボーナス。
確かに取れるに越したことはないですし、取ったことによって有利になることは変わりません。
かと言って、これを無理に取ろうと頑張るのは負けパターンです!!
あと少しで7×7ボーナスが取れるから、無理して時間コストの高い布を取ろう!とかしていると結果として時間でのアドバンテージを相手に与えてしまって後々負けるのが目に見えています。
大事なのは、あくまでこれはボーナスだということ。
ボーナスがなくても、十分な収入基盤を整えてプレイできていて時間さえ節約すれば勝てるだけのボタンを残したまま盤面を埋められます!
そのため、あくまで7×7ボーナスはお飾りで、もし無理なく狙えるなら狙うくらいで気楽に焦らずプレイしましょう。
最後に
皆さん、ここまでパッチワークの3つのポイントを見てみてどうでしたでしょうか。
この記事に書いているポイントはあくまで私個人と友人の見解を混ぜたものなので、参考程度に試してみてもらえればと思います。
ただ、確実に言えることは、パッチワークは神ゲーということです。
2人ゲームの中でも軽さの中に思考の重さがあり、かなり戦略性のあるゲームです。
ぜひ興味が湧いたら、この年末はパッチワークも買って、ボドゲ年越しなどしてみてください。
それでは皆様、メリークリスマス!!!
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