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ビジネスコンテスト受賞の仕方by高校生

こんにちは。現在高校3年生のひらのけんとです。僕は去年の11月に「とちぎアントレプレナー・コンテスト」で決勝進出を果たし奨励賞を頂く事ができました。

私が受けたビジネスコンテストの形態は一次選考にエントリーシート審査。
自分の情熱をいかに最大限に表現できるか+コンパクトにやりたい事業を説明できるかが次の選考に進めるかの鍵になります。

そして二次選考はビジネスコンセプトシート審査。
事業計画書を中心に自社の強みや人員計画、他社の競合や市場規模の環境面など事細かに詰めて提出をします。 

この二つの選考を通して最後に立ちはだかるのが最終選考です。
自分が受けたコンテストもですが大体のコンテストは最終選考にプレゼンテーション審査があるようです。

私は初対面の人と話す事が出来ない程のあがり症で最終選考のプレゼンテーションは心臓がはちきれるのではないかと懸念し辞退するか悩んだほどでもあります。それでも受賞できたのには訳があります!

今回は誰でもビジネスコンテストに受賞できるポイントを教えたいと思います。


ポイントその1〜エントリーシート編〜

『募集要項を熟読することです。』

募集要項なんてすでに確認してるわ💢と思っている人もいると思いますが、″応募資格″だけしか見ていないのではないのでしょうか?

募集要項で大事なのは、、、

ビジコン主催者の意図を汲み取り主催者や協賛にとってメリットのあるアイデアを提供することです。

「彼を知り己を知れば百戦殆からず」という諺にもあるように、敵の実力(主催者)をしっかりと把握し、自分自身のことをよくわきまえて戦え(応募すれ)ば、なんど戦っても(応募しても)、勝つ(受賞する)ことができるのです。

ポイントその2〜事業計画書編〜 

『5W1Hを意識せよ!!』

事業計画書は単にビジネスコンテストで使う手段だけでなく銀行から融資を受ける場合や、ベンチャーキャピタルなどの投資家から資金調達をする際には必ず求められます。

そんな事業計画書で求められる5W1Hとはなんなのか?ざっくり説明していきます!

Why?

・・・なぜその事業を始めたいのか?
ポイント1でも書いたようになるべくビジネスコンテストの主催者の意図に触れながら書くことが大切です。 

What?

・・・商品・サービスの内容は?
これは具体的かつ端的にまとめましょう。あなたの作り出す商品・サービスが個人・社会にどんな影響を及ぼすのか、社会的意義があるのかをしっかり考えてください。

Who(m)?

・・・誰が事業のターゲットなのか?
ターゲットは出来るだけ絞っておくのが得策です。そうすることで主催者にダイレクトに事業計画が伝わっていきます。

Where?

・・・市場規模はどこなのか?競合相手はどこなのか?
市場規模はWho(m)?の項で述べたのと同様できるだけ絞っておく事をお勧めします。
競合相手は自分の事業の分野をネット検索でかけると出てくるので具体的に書きましょう。

When?

・・・事業の開始時期はいつなのか?
どんな時期に自分のやりたい事業を開始するとどんなメリットが生まれるのか。事業開始後の会社の成長率など時間軸で決めると見違えたように事業計画がよくできます。

How(much・to)?

・・・利益(賃金・設備費・光熱費など)はいくらか?どうやって事業を売り出すのか?

ここを明確にしないと主催者はどのくらいの資金を出せばいいかわかりません。利益などお金関係は起業をした事がない人にとってわからないと思うので知り合いや近所の税理士さんに相談したり直接企業に出向いて聞いてみましょう。

ポイントその3〜プレゼンテーション編〜

『練習や擬似本番をしよう』

まず最初は1人で何百回も練習してプレゼンのスクリーンを見なくてもペラペラ話せるようにしましょう。

↑の二文を見て驚いてた方もいると思いますがプレゼンは台本を見ない事が前提です。その理由は台本を見ながら発表すると必然的に顔が下へと向き背中も丸まってしまうので観客にだらしない人と思われるなどマイナスイメージを与えることになるからです。

ペラペラ話せるようになったら次は家族や友達に頼って発表を聞いてもらってください。そうすれば自分では気づかなかった改善点が見つかるのでおすすめです。

私が受けたビジネスコンテストの最終選考は修学旅行が終わった翌日でした。そのため緊張がほぐれなかった私は友達に頼んで修学旅行中の移動時間や自由時間の合間によく聞いてもらってました。

その甲斐あって本番はリラックスした状態で挑む事ができ冗談で観客から笑いを引き出す事ができました。

以上、ビジネスコンテストのエントリーシートから受賞までのコツの紹介でした。
みなさんのご健闘を心からお祈りしています。

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↑ビジネスコンテスト終了後の宇都宮ブレックス会長との対談


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