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マツダ&スバルでTHS2採用

フォレスター次期モデル

スバル フォレスターの次期モデルでTHS2を搭載するという話題は以前から出ていました。エンジンは水平対向なのか、縦置きなのか、とかいろいろと創造が膨らみます。縦置きとなれば、クラウン用になるのか?とか

CX-50北米モデル

wikipediaより

こんどは、マツダCX-50(北米モデル)でTHS2を搭載するという話も飛び出しました。
CX-50の場合は、横置きなのでRAV4やハリアー80用がそのまま載せることができそうです。
しかも、エンジンはトヨタのダイナミックフォース2.5Lをそのまま使うよう。
これなら、さほどカスタムしなくても、各部の位置合わせだけでいけそうです。

EVが世界的に減速?

それだけ世界的にEVのデメリットが理解され始めてきて、ハイブリッドに次の活路が再認識されてきたということなのでしょう。

EVは、バッテリーカートリッジ式、路上での無線充電などいろいろと活路はあると思われますが、どれも現実的ではありません。
バッテリーをカートリッジにするといっても、フロア一面に設置されているバッテリーを共通化させるのは現実的ではありませんし、相当バッテリーを小型化できないと、おいそれと交換はできなさそうです。
原付レベルであれば、実現できそうですが。
また、EVは走行において、その個体からは有害物質が発生しませんが、結局その電力は発電所で作られているわけで、更に言えば、そのバッテリーやモーターを製造するのに、どれだけの有害物質を排出しているのかにも着目しなければなりません。
また、例えば今の半数程度の乗用車がEVに置き換わったと仮定して、日本の発電所でその電力を賄いきれるのか。
1台を満充電するのに一般家庭約10日分程度の電力が必要とのことなので、結構な発電所を増設しなければ、難しそうです。

やはり、なんでも電気電気ではなく、TPOに合わせ、エネルギーの分散化をしなければ、持続可能とは言えません。
例えば、ルート配送や1日の走行距離がある程度決まっている小型トラック、バン等には、EVが向いているかもしれません。
また、市民の足であるバスも向いていそうです。

逆に走行距離が不安定で、時には長距離も走る一般家庭の乗用車には不向きでしょう。
急速充電するにしても、例えば、30分で80%迄・・・とか言われても、30分待てますか?
先約がいたとして、1時間待てますか?

今は、EVやPHEVは少数なので、充電渋滞が起きることは殆ど見ませんが、これが、今の2倍や3倍に増えた段階で、どれほどの充電インフラが必要となってくるのか考えただけで、効率が悪いのは目に見えています。

当面はやはり、ガソリンやディーゼルのモーターハイブリッドで、どれだけエネルギー効率を上げていけるか、そこに資源を集中すべきでしょう。


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